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2018年10月のカケレコ月間ベストセラーTOP20を発表!

2018年10月の新品CD月間ベストセラーTOP20を発表いたします!

旧譜ながら、入荷と同時に瞬く間にランキングを駆け上がったエストニアのBFがトップを獲得。
他にはENGLAND、BUBUと言った70年代の名バンドたちによる新作も話題を集め、貫禄のランクイン。
新鋭、ベテラン、70年代リイシューが入り交じる、カケレコらしいラインナップとなっておりますよ~。

試聴しながら、人気作品をチェックしてみてください☆

1位:BEGGARS FARM / KUUMOON

PHLOXを生んだ国エストニアが誇るもう一つの実力派ジャズ・ロック・バンド!
2000年のスタジオ/ライヴ音源を収録した作品で、まるでゴングとハットフィールドを融合させて現代的なヘヴィネスを纏わせたようなサウンドは、もう並外れたカッコ良さ!

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カンタベリー・ロックの遺伝子を受け継いだ各国の新鋭ジャズ・ロック・バンドを探求!

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70年代に欧州を中心に世界中へと拡散したカンタベリー・ロックの影響。現代のバンドにもその音楽性は引き継がれカンタベリー・タイプの新鋭を数多く誕生させています。実力派揃いでお送りいたしましょう♪

2位:ALBION / YOU’LL BE MINE

分裂を経て、ギタリストを中心にメンバーが再編された18年作ですが、それでこの完成度は驚き。ひたすら泣きのフレーズを紡ぎ続けるギター、復帰したオリジナル女性ヴォーカルのエモーション溢れだす歌唱に心奪われます…。

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3位:BEGGARS FARM / KLOB

PHLOXが気に入ったなら、同郷エストニアのこのバンドも是非。手数多くもしなやかなリズム隊と、鋭角なトーンでヘヴィに切り込むギターを軸とする硬質なジャズ・ロック・アンサンブルに芳醇な管楽器群を絡ませたサウンドは、息を呑むほどのにスリリング…!

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4位:TROOT / CONSTANCE AND THE WAITING

ADRIAN BELEW POWER TRIOの女性ベーシストをはじめ、世界中から集まった10人の実力派ミュージシャンが織り成すドラマチックなアヴァン・プログレ。ラフマニノフなど近現代クラシックを彷彿とさせるピアノが躍動する、強靭でいて端正な気品の漂うサウンドが実にCOOL!

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【KAKERECO DISC GUIDE Vol.49】これぞ近現代クラシック meets ロック!エレガントに疾走するアヴァン・プログレ、TROOTの18年作『CONSTANCE AND THE WAITING』

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5位:CLIMAX / GUSANO MECANICO

今月入ったリイシューではおそらく最もディープな一枚でしょう。
WARAを輩出した南米の秘境ボリヴィアに、こんな凄まじい作品が眠っていたとは…!プログレとハード・ロックとヘヴィ・サイケをごった煮したような、スリリングで凶暴極まりないサウンドに度肝を抜かれます!粗野なフリオ・キリコって感じの超絶ドラムも圧巻!

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6位:DAVE LEWIS / A COLLECTION OF SHORT DREAMS

前月、前々月と1位だった本作、まだまだ根強い人気で6位にランクイン。
ANDWELLAを率いた名SSWによる78年作3rdで、洗練されたAORタッチの中に土の香りがするスワンプ/フォークロックをブレンドした極上メロウ・スワンプ盤。英国らしい憂いをたっぷり含んだメロディと歌声がたまんないなぁ。それにしても凄い才能…。

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元ANDWELLAの天才英SSW、Dave Lewisの作品を探求!

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フックに富んだソングライティング能力と独特の味わい深い歌声を特徴とするDave Lewisの魅力を存分に堪能できる2作品のCD化を祝して、天才Dave Lewisの歩みを辿ってみたいと思います!

7位:HANSON / MAGIC DRAGON

BOB MARLEYの『EXODUS』にも参加したギタリストHanson率いる英国ファンク・ロック・グループ!名ベーシストNeil Murrayの地を這うグルーヴと、Hansonのキレのあるワウ・ギターがスピーディーに絡み合うサウンドにシビれまくりの名作2ndです!

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【KAKERECO DISC GUIDE Vol.52】情熱&グルーヴ溢れるファンキー・ハード・ロック!HANSONの74年作2nd『MAGIC DRAGON』

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8位:ENGLAND / BOX OF CIRCLES(2018)

名盤『GARDEN SHED』で知られるグループによる、約20年制作が続けられた待望の18年作!ややポップにはなったものの、あの魔法にかかったようなファンタスティックさもたっぷりで、往年のファンも感慨深く聴き入ってしまうはず!

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ENGLAND新作『BOX OF CIRCLES』リリース記念!キーボーディストRobert Webb参加作をピックアップ☆

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9位:BUBU / EL ECO DEL SOL

78年に名作を残したアルゼンチンのグループから40年ぶりに届けられた2nd!ギター、サックス、ヴァイオリン、フルートらが紡ぐ、重厚にして妖しげな魅力を纏った彼らならではの音世界が広がってきて1曲目から感動します!

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【タイトル追加】「若い者には負けちゃいられん!」とばかりの、往年の名バンド達による貫禄の新作群を探求!

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続々登場する新鋭バンドに負けじとハイクオリティな作品を発表している、70年代に活躍したベテラン・バンド/アーティストたちの作品に注目してまいります☆

10位:VOID CONTACT / MANY HAPPY RETURNS

これぞ「プログレ・ポップ博覧会」!?ビートルズから後期ジェネシスにSTYXにスーパートランプ、そして90年代のジェリーフィッシュまでを混ぜ合わせた珠玉の米国パワー・ポップ!

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11位:RYSZARD KRAMARSKI PROJECT / SOUNDS FROM THE PAST

ポーランドの人気バンドMILLENIUMのキーボーディストによるソロ・プロジェクト第2弾となる18年作。20年前に彼が自主制作した98年の作品を、プロフェッショナルなサウンドでリアレンジ/再録した意欲作です!凛とした透明感と姉御な力強さを兼ね備えた女性ヴォーカルがまたいい!

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12位:PROPORTIONS / REBOOT

CAMELみたいにリリカル&ファンタジックで、GENTLE GIANTばりに変拍子炸裂してて、カンタベリー・ロックの暖かみと流麗なフュージョン・テイストも散りばめて、かつスペーシーな浮遊感もたっぷりで。この多国籍インスト・プログレ・グループ、個性抜群でスゴク良いです!

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13位:NINE SKIES / RETURN HOME

GENESIS直系のファンタジックなナンバーからクリムゾンを思わせる緊張感漂うナンバーまで披露する懐の深さも素晴らしいが、なおかつ瑞々しくドラマチックなメロディの豊かさにはもう大感動…!これは全プログレ・ファンにオススメしたい仏新鋭デビュー作!

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14位:SUPPLY DEMAND & CURVE / SUPPLY DEMAND AND CURVE

無名も無名だけど、カンタベリー・ロックやジェントル・ジャイアントを彷彿させる捻りあるセンスと圧倒的なテクニックで展開する技ありジャズ・ロック盤。どの曲も緻密に組み上げられた手工芸品のような完成度を誇っていて、こりゃ素晴らし~!

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15位:VOID CONTACT / SECRETS AND ALIBIS

SUPERTRAMPやSTYXやELOやPILOTが好きなら、このバンドも要チェック!ビートリッシュなエッセンスも感じる気品たっぷりの管弦楽器アレンジを施した、瑞々しすぎるサウンドに胸キュン必至の米パワー・ポップ18年作!

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16位:DIALETO / LIVE WITH DAVID CROSS

ブラジルのインスト・プログレ・グループが名手デヴィッド・クロスをフィーチャーしてクリムゾン・ナンバーを披露しまくってるって!?クロスの哀愁溢れるヴァイオリンのプレイを全編にフィーチャーしたアレンジで聴かせる「STARLESS」の素晴らしさときたら!

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17位:AYNSLEY DUNBAR RETALIATION / TO MUM FROM AYNSLEY AND THE BOYS

MARK-ALMONDやRIFF RAFFで知られる名key奏者によるくすんだハモンド、ブルージーかつクールに切り込むギター、ヘヴィなドラム、いぶし銀のヴォーカル…。男の色気に溢れた絶品英国ブルース・ロック。Vertigoオルガン・ロックのファンも是非。

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18位:EDDIE HARDIN / YOU CAN’T TEACH AN OLD DOG NEW TRICKS

SPANCER DAVIS GROUPにてスティーヴ・ウィンウッドの後任という大役を見事にこなした英国の名シンガー/キーボーディストと言えば?センシティヴで英国叙情たっぷりのピアノと歌声、豪華ゲストによる芳醇なアンサンブルがグッと来る77年のソロ名盤!

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19位:KATHRYN ROBERTS & SEAN LAKEMAN / PERSONAE

現代版リチャード&リンダ・トンプソン!?フォーク文化にどっぷり浸かって育った2人の、煌めく英国民謡。

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20位:LEAP DAY / TIMELAPSE

オランダ産シンフォの実力派バンドによる、結成10周年記念した18年作!10年の時を経て初披露される、CAMEL愛極まった至上のギター・インスト「Awaking The Muse」が素晴らしすぎます…。

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気になる作品が見つかれば幸いです☆

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  • TROOT / CONSTANCE AND THE WAITING

    米国人ピアニスト/作曲家Tim Rootを中心に、世界中から集結した10人の実力派ミュージシャン参加のアヴァン/ジャズ・ロック・プロジェクト18年作、ずばり「クラシカルなクリムゾン」と言える傑作!

    仏在住のアメリカ人作曲家/ピアニスト、Tim Rootを中心とするアヴァン/ジャズ・ロック・プロジェクト18年作。ADRIAN BELEW POWER TRIOやクリムゾン・プロジェクトへの参加で知られる気鋭の女性ベーシストJulie Slickをはじめ、米国・イタリア・アルゼンチンなど各国から選りすぐりの実力派ミュージシャン10名により制作された作品とのことですが、なるほどこれは驚愕の完成度!R・フリップを思わせる切れ味鋭くヘヴィなギター、シャープ&タイトなリズム隊、チェンバー風味のクラリネットにこれでもかとむせぶサックス…『太陽と戦慄』や『RED』期クリムゾンからの影響を感じさせる、スリリングで強靭なアンサンブル。そこへリーダーのTimによるキメ細かく端正なピアノがクラシカルな色合いを加え、はち切れんばかりにハイテンションながらもどこか洗練された気品の漂うスタイリッシュなサウンドを聴かせています。ラフマニノフなど近現代クラシックを思わせるアヴァンギャルドなパートも披露しつつ、そこから天に抜けるように華麗なヴァイオリンがメロディアスな旋律を奏でるパートへと移り変わっていったりなど、ドラマチックな曲展開も特筆。精緻かつダイナミズムに富んだ演奏で聴き手を惹き込ませる、ハイレベルな傑作です。これは激・カケレコメンド!

  • DAVE LEWIS(DAVID LEWIS) / A COLLECTION OF SHORT DREAMS

    ANDWELLAS DREAM〜ANDWELLAを率いたSSWによる78年リリースの3rdソロ、洗練されたAORタッチの中に土の香りがするスワンプ/フォークロックを絶妙にブレンドしたメロウ・スワンプ大傑作!

    英サイケ・フォーク・ロックの至宝ANDWELLAS DREAM〜ANDWELLAを率いたSSWによる、78年リリースの3rdソロにして最終作。ソウルフルな女声コーラスやメロディアスに躍動するスライドギターをフィーチャーした軽快なAORナンバーの1曲目に始まり、持ち味のハスキーな憂いあるヴォーカルにグッとくるドラマチックなバラードの2曲目、そしてハモンドの音色もたまらないANDWELLA時代を彷彿させるスワンプ・チューンの3曲目!前作『FROM TIME TO TIME』でも聴かせた、洗練されたAORタッチの中に、土の香りがするスワンプ/フォーク・ロックを絶妙にブレンドしたサウンドを、本作でもたっぷりと楽しませてくれます。そんな中でも、5曲目「Whole Lotta Something」は特筆で、英国らしい影のあるメロディと切々としたヴォーカル、そして劇的な構成で聴かせる極上メロウ・スワンプに思わず涙が出そうになります。本作リリース後はライヴ活動やソングライターとしての活動にシフトしていく彼ですが、最終作というのが惜しまれる紛れもない大名盤。スワンプファンにもAORファンにも、これは自信を持ってオススメしたい逸品!

  • ALBION / YOU’LL BE MINE

    ポーランドの新鋭シンフォ・バンド、これでもかと泣きのフレーズを紡ぎ続けるギター、復帰したオリジナル女性ヴォーカルによるエモーション溢れる歌唱が素晴らしい18年作!

    ポーランドの新鋭シンフォ・グループ、18年作。前作までのキーボーディストらが別グループNOIBLAとして独立し、残ったギタリストJerzy Georgius Antczakを中心に前作や過去作にも参加していたベーシストとドラマー、そして復帰した初期の女性ヴォーカリストAnna Batkoという再編された4人編成となっています。以前までの広がりある幻想的でメランコリックな作風は残しつつも、プログラミングも散りばめたモダンでスタイリッシュなサウンドへと変化を遂げているのが特徴。キーボードはギタリストが兼任しているものの、やはりギターの存在感がアップしており、これでもかとドラマチックな泣きのフレーズを延々紡ぎ続けるギターが圧巻です。さらに復帰したオリジナル・ヴォーカリストがまた素晴らしい!前々作まで在籍した女性ヴォーカルのしっとりめの歌唱も良かったですが、時にシアトリカルとも言える表現力でエモーショナルに歌いこむ、コケットな魅力を秘めた歌唱に心奪われます。プログラミングによる装飾音も絡めつつ安定感抜群のプレイで2人を支えるリズム隊の仕事も特筆です。大きな再編を経たとは思えない完成度の高い音世界で聴かせる傑作!

  • BUBU / EL ECO DEL SOL

    78年にアルゼンチン・プログレの名作を残したグループによる40年ぶりとなる18年作2nd、ずばり前作に劣らぬ傑作!

    アルゼンチン・プログレの名作の一つに数えられる78年の唯一作で著名なグループによる、前作より40年ぶりとなる18年作2nd。16年にリリースされたダウンロード販売限定EPに収録された3曲を含むフルアルバムとなっています。78年作で全曲のコンポーズとアレンジを務めたDaniel Andreoliを除き演奏メンバーは全員入れ替わっているのですが、荘厳な女性コーラスを伴って重くダークなトーンのギターと渋くむせぶテナーサックスがジャジーに疾走する冒頭、そして時に優雅に時に狂おしいばかりに激しく鳴らされるヴァイオリンと、まさしくあのBUBUの音世界が広がってきて一曲目から圧倒的。ギター&サックスを軸とする重厚にして底知れぬ妖しさを漂わせたクリムゾンばりのヘヴィ・アンサンブルと、リリカルで優美なフルート&ヴァイオリンが織りなす初期PFMにも迫る美しい叙情パートを行き来しながら描き出されていくサウンドがひたすら感動的に響きます。特にエモーショナルに歌いこむ男声ヴォーカルが映える叙情的なパートは、往年よりさらに情感豊かになっていて聴きどころです。名バンドの復活作というと往年から大きく様変わりしているケースもありますが、彼らは驚くほどに当時に近い音楽性を維持していて、前作が愛聴盤の方であれば聴きながらニンマリとしてしまうはず。これはずばり前作に劣らぬ傑作!

  • SUPPLY DEMAND & CURVE / SUPPLY DEMAND AND CURVE

    アイルランド出身のプログレ/ジャズ・ロック・バンドによる76年唯一作、カンタベリー・ロックやジェントル・ジャイアントを彷彿させる捻りあるセンスと圧倒的なテクニックで聴かせる名盤!

    アイルランド出身、ギター、キーボード、ベース、ドラムの4人からなるプログレ/ジャズ・ロック・グループ、76年の唯一作。安定感あるリズムと流れるようなタッチのギター&エレピが紡ぐ端正なジャズ・ロックがベースとなっていますが、その音楽性は実に多彩。77年に唯一作を残した美声女性SSW、Rosemarie Taylorをフィーチャーしたカンタベリー・ロックに通じる柔らかくロマンチックな3曲目、GGのケリー・ミネアの作風を思わせる浮遊感あるプログレ・ナンバー、バグパイプ風のキーボードのプレイがカッコいいアイリッシュ風味香るテクニカル・ジャズ・ロックなど、バラエティに富みつつもどの曲も緻密に組み上げられた手工芸品のような完成度を誇っており実に素晴らしいです。ラストは初期GGのアルバムに入っていてもおかしくないほどの凝りに凝った展開とコーラスに彩られたナンバーでハイライトの一つ。底知れぬ技巧と捻りあるユニークな音楽センスを備えたグループによる名盤です。

  • AYNSLEY DUNBAR RETALIATION / TO MUM FROM AYNSLEY AND THE BOYS

    英国の実力派ドラマー率いるグループ69年作3rd、key奏者Tommy Eyreを迎えジャジーなオルガン・ブルース・ロックを聴かせる逸品、プロデューサーはJohn Mayall

    JOHN MAYALL’S BLUES BREAKERSやJEFF BECK GROUPを経、後にザッパ・バンドやJOURNEYを渡り歩く英国の名ドラマーAynsley Dunbar率いるブルース・ロック・バンド。69年の3rdにして実質的な最終作。プロデュースはJohn Mayallが務め、また本作からMARK-ALMONDやRIFF RAFFで知られるkey奏者Tommy Eyreが加入。ずっしりとしたドラム、低く囁くようなヴォーカル、タメの効いたブルージーなギター…重たく陰翳に富んだいぶし銀のブルース・ロックは前作の延長ながら、そこへEyreのメロウで流麗なハモンド&ピアノが加わって、よりジャジーな色合いを持った躍動感のあるアンサンブルを聴かせています。Eyreによるハモンド・ソロをこれでもかと全面に押し出したT3、荘厳な教会風のオルガンで幕を開けるT4、弾むベース&ギターがファンキーなT7など、混沌たる時代を反映するように多彩なジャンルを取り入れた作風もユニーク。Vertigoのジャジーなオルガン・ロック・ファンも気に入ること間違いなしの、聴き応えある名作です。

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