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2018年10月のカケレコ月間ベストセラーTOP20を発表!

2018年10月の新品CD月間ベストセラーTOP20を発表いたします!

旧譜ながら、入荷と同時に瞬く間にランキングを駆け上がったエストニアのBFがトップを獲得。
他にはENGLAND、BUBUと言った70年代の名バンドたちによる新作も話題を集め、貫禄のランクイン。
新鋭、ベテラン、70年代リイシューが入り交じる、カケレコらしいラインナップとなっておりますよ~。

試聴しながら、人気作品をチェックしてみてください☆

1位:BEGGARS FARM / KUUMOON

PHLOXを生んだ国エストニアが誇るもう一つの実力派ジャズ・ロック・バンド!
2000年のスタジオ/ライヴ音源を収録した作品で、まるでゴングとハットフィールドを融合させて現代的なヘヴィネスを纏わせたようなサウンドは、もう並外れたカッコ良さ!

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カンタベリー・ロックの遺伝子を受け継いだ各国の新鋭ジャズ・ロック・バンドを探求!

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70年代に欧州を中心に世界中へと拡散したカンタベリー・ロックの影響。現代のバンドにもその音楽性は引き継がれカンタベリー・タイプの新鋭を数多く誕生させています。実力派揃いでお送りいたしましょう♪

2位:ALBION / YOU’LL BE MINE

分裂を経て、ギタリストを中心にメンバーが再編された18年作ですが、それでこの完成度は驚き。ひたすら泣きのフレーズを紡ぎ続けるギター、復帰したオリジナル女性ヴォーカルのエモーション溢れだす歌唱に心奪われます…。

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3位:BEGGARS FARM / KLOB

PHLOXが気に入ったなら、同郷エストニアのこのバンドも是非。手数多くもしなやかなリズム隊と、鋭角なトーンでヘヴィに切り込むギターを軸とする硬質なジャズ・ロック・アンサンブルに芳醇な管楽器群を絡ませたサウンドは、息を呑むほどのにスリリング…!

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4位:TROOT / CONSTANCE AND THE WAITING

ADRIAN BELEW POWER TRIOの女性ベーシストをはじめ、世界中から集まった10人の実力派ミュージシャンが織り成すドラマチックなアヴァン・プログレ。ラフマニノフなど近現代クラシックを彷彿とさせるピアノが躍動する、強靭でいて端正な気品の漂うサウンドが実にCOOL!

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【KAKERECO DISC GUIDE Vol.49】これぞ近現代クラシック meets ロック!エレガントに疾走するアヴァン・プログレ、TROOTの18年作『CONSTANCE AND THE WAITING』

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KAKERECO DISC GUIDE、今回は世界中の10名の実力派ミュージシャンによるクラシカルなアヴァン・プログレ・プロジェクト、TROOTの18年作をご紹介いたします!

5位:CLIMAX / GUSANO MECANICO

今月入ったリイシューではおそらく最もディープな一枚でしょう。
WARAを輩出した南米の秘境ボリヴィアに、こんな凄まじい作品が眠っていたとは…!プログレとハード・ロックとヘヴィ・サイケをごった煮したような、スリリングで凶暴極まりないサウンドに度肝を抜かれます!粗野なフリオ・キリコって感じの超絶ドラムも圧巻!

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6位:DAVE LEWIS / A COLLECTION OF SHORT DREAMS

前月、前々月と1位だった本作、まだまだ根強い人気で6位にランクイン。
ANDWELLAを率いた名SSWによる78年作3rdで、洗練されたAORタッチの中に土の香りがするスワンプ/フォークロックをブレンドした極上メロウ・スワンプ盤。英国らしい憂いをたっぷり含んだメロディと歌声がたまんないなぁ。それにしても凄い才能…。

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3rdソロ『A COLLECTION OF SHORT DREAMS』初CD化記念! 元ANDWELLAの天才SSW、Dave Lewis特集

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フックに富んだソングライティング能力と独特の味わい深い歌声を特徴とするDave Lewisの魅力を存分に堪能できる2作品のCD化を祝して、天才Dave Lewisの歩みを辿ってみたいと思います!

7位:HANSON / MAGIC DRAGON

BOB MARLEYの『EXODUS』にも参加したギタリストHanson率いる英国ファンク・ロック・グループ!名ベーシストNeil Murrayの地を這うグルーヴと、Hansonのキレのあるワウ・ギターがスピーディーに絡み合うサウンドにシビれまくりの名作2ndです!

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【KAKERECO DISC GUIDE Vol.52】情熱&グルーヴ溢れるファンキー・ハード・ロック!HANSONの74年作2nd『MAGIC DRAGON』

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8位:ENGLAND / BOX OF CIRCLES(2018)

名盤『GARDEN SHED』で知られるグループによる、約20年制作が続けられた待望の18年作!ややポップにはなったものの、あの魔法にかかったようなファンタスティックさもたっぷりで、往年のファンも感慨深く聴き入ってしまうはず!

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ENGLAND新作『BOX OF CIRCLES』リリース記念!キーボーディストRobert Webb参加作をピックアップ☆

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9位:BUBU / EL ECO DEL SOL

78年に名作を残したアルゼンチンのグループから40年ぶりに届けられた2nd!ギター、サックス、ヴァイオリン、フルートらが紡ぐ、重厚にして妖しげな魅力を纏った彼らならではの音世界が広がってきて1曲目から感動します!

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「若い者には負けちゃいられん!」とばかりの、往年の名バンド達による貫禄の新作群を探求!

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続々登場する新鋭バンドに負けじとハイクオリティな作品を発表している、70年代に活躍したベテラン・バンド/アーティストたちの作品に注目してまいります☆

10位:VOID CONTACT / MANY HAPPY RETURNS

これぞ「プログレ・ポップ博覧会」!?ビートルズから後期ジェネシスにSTYXにスーパートランプ、そして90年代のジェリーフィッシュまでを混ぜ合わせた珠玉の米国パワー・ポップ!

11位:RYSZARD KRAMARSKI PROJECT / SOUNDS FROM THE PAST

ポーランドの人気バンドMILLENIUMのキーボーディストによるソロ・プロジェクト第2弾となる18年作。20年前に彼が自主制作した98年の作品を、プロフェッショナルなサウンドでリアレンジ/再録した意欲作です!凛とした透明感と姉御な力強さを兼ね備えた女性ヴォーカルがまたいい!

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12位:PROPORTIONS / REBOOT

CAMELみたいにリリカル&ファンタジックで、GENTLE GIANTばりに変拍子炸裂してて、カンタベリー・ロックの暖かみと流麗なフュージョン・テイストも散りばめて、かつスペーシーな浮遊感もたっぷりで。この多国籍インスト・プログレ・グループ、個性抜群でスゴク良いです!

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13位:NINE SKIES / RETURN HOME

GENESIS直系のファンタジックなナンバーからクリムゾンを思わせる緊張感漂うナンバーまで披露する懐の深さも素晴らしいが、なおかつ瑞々しくドラマチックなメロディの豊かさにはもう大感動…!これは全プログレ・ファンにオススメしたい仏新鋭デビュー作!

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14位:SUPPLY DEMAND & CURVE / SUPPLY DEMAND AND CURVE

無名も無名だけど、カンタベリー・ロックやジェントル・ジャイアントを彷彿させる捻りあるセンスと圧倒的なテクニックで展開する技ありジャズ・ロック盤。どの曲も緻密に組み上げられた手工芸品のような完成度を誇っていて、こりゃ素晴らし~!

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15位:VOID CONTACT / SECRETS AND ALIBIS

SUPERTRAMPやSTYXやELOやPILOTが好きなら、このバンドも要チェック!ビートリッシュなエッセンスも感じる気品たっぷりの管弦楽器アレンジを施した、瑞々しすぎるサウンドに胸キュン必至の米パワー・ポップ18年作!

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16位:DIALETO / LIVE WITH DAVID CROSS

ブラジルのインスト・プログレ・グループが名手デヴィッド・クロスをフィーチャーしてクリムゾン・ナンバーを披露しまくってるって!?クロスの哀愁溢れるヴァイオリンのプレイを全編にフィーチャーしたアレンジで聴かせる「STARLESS」の素晴らしさときたら!

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17位:AYNSLEY DUNBAR RETALIATION / TO MUM FROM AYNSLEY AND THE BOYS

MARK-ALMONDやRIFF RAFFで知られる名key奏者によるくすんだハモンド、ブルージーかつクールに切り込むギター、ヘヴィなドラム、いぶし銀のヴォーカル…。男の色気に溢れた絶品英国ブルース・ロック。Vertigoオルガン・ロックのファンも是非。

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18位:EDDIE HARDIN / YOU CAN’T TEACH AN OLD DOG NEW TRICKS

SPANCER DAVIS GROUPにてスティーヴ・ウィンウッドの後任という大役を見事にこなした英国の名シンガー/キーボーディストと言えば?センシティヴで英国叙情たっぷりのピアノと歌声、豪華ゲストによる芳醇なアンサンブルがグッと来る77年のソロ名盤!

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19位:KATHRYN ROBERTS & SEAN LAKEMAN / PERSONAE

現代版リチャード&リンダ・トンプソン!?フォーク文化にどっぷり浸かって育った2人の、煌めく英国民謡。

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20位:LEAP DAY / TIMELAPSE

オランダ産シンフォの実力派バンドによる、結成10周年記念した18年作!10年の時を経て初披露される、CAMEL愛極まった至上のギター・インスト「Awaking The Muse」が素晴らしすぎます…。

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気になる作品が見つかれば幸いです☆

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  • DAVE LEWIS / A COLLECTION OF SHORT DREAMS

    ANDWELLAS DREAM〜ANDWELLAを率いたSSWによる78年リリースの3rdソロ、洗練されたAORタッチの中に土の香りがするスワンプ/フォークロックを絶妙にブレンドしたメロウ・スワンプ大傑作!

    英サイケ・フォーク・ロックの至宝ANDWELLAS DREAM〜ANDWELLAを率いたSSWによる、78年リリースの3rdソロにして最終作。ソウルフルな女声コーラスやメロディアスに躍動するスライドギターをフィーチャーした軽快なAORナンバーの1曲目に始まり、持ち味のハスキーな憂いあるヴォーカルにグッとくるドラマチックなバラードの2曲目、そしてハモンドの音色もたまらないANDWELLA時代を彷彿させるスワンプ・チューンの3曲目!前作『FROM TIME TO TIME』でも聴かせた、洗練されたAORタッチの中に、土の香りがするスワンプ/フォーク・ロックを絶妙にブレンドしたサウンドを、本作でもたっぷりと楽しませてくれます。そんな中でも、5曲目「Whole Lotta Something」は特筆で、英国らしい影のあるメロディと切々としたヴォーカル、そして劇的な構成で聴かせる極上メロウ・スワンプに思わず涙が出そうになります。本作リリース後はライヴ活動やソングライターとしての活動にシフトしていく彼ですが、最終作というのが惜しまれる紛れもない大名盤。スワンプファンにもAORファンにも、これは自信を持ってオススメしたい逸品!

  • TROOT / CONSTANCE AND THE WAITING

    [カケレコ国内盤リリース中] 米国人ピアニスト/作曲家Tim Rootを中心に、世界中から集結した10人の実力派ミュージシャン参加のアヴァン/ジャズ・ロック・プロジェクト18年作、ずばり「クラシカルなクリムゾン」と言える傑作!

    仏在住のアメリカ人作曲家/ピアニスト、Tim Rootを中心とするアヴァン/ジャズ・ロック・プロジェクト18年作。ADRIAN BELEW POWER TRIOやクリムゾン・プロジェクトへの参加で知られる気鋭の女性ベーシストJulie Slickをはじめ、米国・イタリア・アルゼンチンなど各国から選りすぐりの実力派ミュージシャン10名により制作された作品とのことですが、なるほどこれは驚愕の完成度!R・フリップを思わせる切れ味鋭くヘヴィなギター、シャープ&タイトなリズム隊、チェンバー風味のクラリネットにこれでもかとむせぶサックス…『太陽と戦慄』や『RED』期クリムゾンからの影響を感じさせる、スリリングで強靭なアンサンブル。そこへリーダーのTimによるキメ細かく端正なピアノがクラシカルな色合いを加え、はち切れんばかりにハイテンションながらもどこか洗練された気品の漂うスタイリッシュなサウンドを聴かせています。ラフマニノフなど近現代クラシックを思わせるアヴァンギャルドなパートも披露しつつ、そこから天に抜けるように華麗なヴァイオリンがメロディアスな旋律を奏でるパートへと移り変わっていったりなど、ドラマチックな曲展開も特筆。精緻かつダイナミズムに富んだ演奏で聴き手を惹き込ませる、ハイレベルな傑作です。これは激・カケレコメンド!

  • HANSON / MAGIC DRAGON

    KEEF HARTLEY BANDやBOB MARLEYのWAILERSで知られるギタリスト率いる英国ファンク・ロック・グループ、名ベーシストNeil Murrayも参加の74年2nd!

    KEEF HARTLEY BANDに在籍し、後にBOB MARLEYの名作「EXODUS」などにも貢献するギタリストJunior Marvin(Hanson)率いる英国のグループ、Manticoreレーベルよりリリースされた74年作2nd。ファンキーでグルーヴィーなサウンドは前作の延長ながら、メロウなトーンのギターやエレピをフィーチャーした1stに比べて歪みの効いたギターの主張が強まり、ハード・ロック的スピード感と切れ味がアップ。さらに本作からNATIONAL HEALTHやWHITESNAKEなどで知られる名ベーシストNeil Murrayが参加。地を這うようなベースの力強いグルーヴと軽快なパーカッションのリズムに、Hansonのキレのあるワウ・ギターとソウルフルな歌声が合わさり駆け抜けるアンサンブルは痺れる格好良さ!英国ファンキー・ロックの名盤です。

  • BF(BEGGARS FARM) / KLOB

    エストニアの新鋭ジャズ・ロック・バンド、PHLOXにも匹敵するアヴァン・ジャズ・ロックを聴かせる09年作!

    90年代後半より活動するエストニア出身ジャズ・ロック・グループによる09年作。エストニアと言えばあのPHLOXが思い浮かびますが、実際に彼らとも交流を持つというバンドで、アヴァンギャルド要素やサイケデリック・テイストも交えたテクニカルで緊張感あるアヴァン・ジャズ・ロックを繰り広げます。ジャズの素養豊かな手数多くもしなやかなリズム隊と、エッジの立った鋭角なトーンでヘヴィに切り込むギターを軸とする硬質なジャズ・ロック・アンサンブル、そこに芳醇なホーン・セクションを絡ませたサウンドは、息を呑むほどのカッコよさ。時にギターは歪んだトーンでガリガリと弾きまくるサイケデリックなプレイも披露していて、3rd前後のソフト・マシーンを彷彿させる手触りもあります。音の断片を散りばめたようなアブストラクトなナンバーは、決して聴きにくさはなくどこか哀愁が漂っているように感じられるのが印象的。静謐なパートでうっすらと情感を添えるメロディカ(鍵盤ハーモニカ)の切ない音色もまた特筆です。ずばりPHLOXにも匹敵する個性派ジャズ・ロックの名盤!

  • ALBION / YOU’LL BE MINE

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    ポーランドの新鋭シンフォ・グループ、18年作。前作までのキーボーディストらが別グループNOIBLAとして独立し、残ったギタリストJerzy Georgius Antczakを中心に前作や過去作にも参加していたベーシストとドラマー、そして復帰した初期の女性ヴォーカリストAnna Batkoという再編された4人編成となっています。以前までの広がりある幻想的でメランコリックな作風は残しつつも、プログラミングも散りばめたモダンでスタイリッシュなサウンドへと変化を遂げているのが特徴。キーボードはギタリストが兼任しているものの、やはりギターの存在感がアップしており、これでもかとドラマチックな泣きのフレーズを延々紡ぎ続けるギターが圧巻です。さらに復帰したオリジナル・ヴォーカリストがまた素晴らしい!前々作まで在籍した女性ヴォーカルのしっとりめの歌唱も良かったですが、時にシアトリカルとも言える表現力でエモーショナルに歌いこむ、コケットな魅力を秘めた歌唱に心奪われます。プログラミングによる装飾音も絡めつつ安定感抜群のプレイで2人を支えるリズム隊の仕事も特筆です。大きな再編を経たとは思えない完成度の高い音世界で聴かせる傑作!

  • BUBU / EL ECO DEL SOL

    78年にアルゼンチン・プログレの名作を残したグループによる40年ぶりとなる18年作2nd、ずばり前作に劣らぬ傑作!

    アルゼンチン・プログレの名作の一つに数えられる78年の唯一作で著名なグループによる、前作より40年ぶりとなる18年作2nd。16年にリリースされたダウンロード販売限定EPに収録された3曲を含むフルアルバムとなっています。78年作で全曲のコンポーズとアレンジを務めたDaniel Andreoliを除き演奏メンバーは全員入れ替わっているのですが、荘厳な女性コーラスを伴って重くダークなトーンのギターと渋くむせぶテナーサックスがジャジーに疾走する冒頭、そして時に優雅に時に狂おしいばかりに激しく鳴らされるヴァイオリンと、まさしくあのBUBUの音世界が広がってきて一曲目から圧倒的。ギター&サックスを軸とする重厚にして底知れぬ妖しさを漂わせたクリムゾンばりのヘヴィ・アンサンブルと、リリカルで優美なフルート&ヴァイオリンが織りなす初期PFMにも迫る美しい叙情パートを行き来しながら描き出されていくサウンドがひたすら感動的に響きます。特にエモーショナルに歌いこむ男声ヴォーカルが映える叙情的なパートは、往年よりさらに情感豊かになっていて聴きどころです。名バンドの復活作というと往年から大きく様変わりしているケースもありますが、彼らは驚くほどに当時に近い音楽性を維持していて、前作が愛聴盤の方であれば聴きながらニンマリとしてしまうはず。これはずばり前作に劣らぬ傑作!

  • SUPPLY DEMAND & CURVE / SUPPLY DEMAND AND CURVE

    アイルランド出身のプログレ/ジャズ・ロック・バンドによる76年唯一作、カンタベリー・ロックやジェントル・ジャイアントを彷彿させる捻りあるセンスと圧倒的なテクニックで聴かせる名盤!

    アイルランド出身、ギター、キーボード、ベース、ドラムの4人からなるプログレ/ジャズ・ロック・グループ、76年の唯一作。安定感あるリズムと流れるようなタッチのギター&エレピが紡ぐ端正なジャズ・ロックがベースとなっていますが、その音楽性は実に多彩。77年に唯一作を残した美声女性SSW、Rosemarie Taylorをフィーチャーしたカンタベリー・ロックに通じる柔らかくロマンチックな3曲目、GGのケリー・ミネアの作風を思わせる浮遊感あるプログレ・ナンバー、バグパイプ風のキーボードのプレイがカッコいいアイリッシュ風味香るテクニカル・ジャズ・ロックなど、バラエティに富みつつもどの曲も緻密に組み上げられた手工芸品のような完成度を誇っており実に素晴らしいです。ラストは初期GGのアルバムに入っていてもおかしくないほどの凝りに凝った展開とコーラスに彩られたナンバーでハイライトの一つ。底知れぬ技巧と捻りあるユニークな音楽センスを備えたグループによる名盤です。

  • ENGLAND / BOX OF CIRCLES(2018)

    名盤『GARDEN SHED』で知られる英プログレ・グループ、およそ20年にわたって制作されてきた18年作!

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  • BF(BEGGARS FARM) / KUUMOON

    エストニアの新鋭ジャズ・ロック・バンド、00年のライヴ/スタジオ音源で構成された08年リリース作

    90年代後半より活動するエストニア出身ジャズ・ロック・グループによる08年リリース作。2000年のライヴ録音やスタジオ録音を収録しており、サイケデリックなギター、カンタベリー風の陰影あるエレピ、多彩にトーンを変化させるうねりあるシンセなどが交差する、ダイナミックで肉感的なジャズ・ロック。ゴングとハットフィールドを融合させて、現代的なヘヴィネスを纏わせたようなサウンドと言えるかもしれません。09年作も素晴らしい作品ですが、よりギラギラしたエネルギーを放出する初期のサウンドを収めた本作もかなりカッコいいです。

  • CLIMAX / GUSANO MECANICO

    南米ボリヴィア出身のトリオ・プログレ・バンドによる74年作、プログレ、ハード・ロック、ヘヴィ・サイケをごった煮したようなハイテンションかつ濃密なサウンドに度肝を抜かれる怪作!

    名バンドWARAを輩出した南米ボリヴィア出身、ギター、ベース、ドラムの3人からなるプログレ・バンドによる74年作。粗野なフリオ・キリコと言えそうな恐ろしいまでの手数で猛烈に叩き込むドラムとえぐるようにゴリゴリした骨太なベースによる強靭なリズム・セクションを土台に、サイケデリックな熱気を帯びつつこれでもかヘヴィに歪んだギターが炸裂する、スリリングで凶暴極まりないアンサンブルに度肝を抜かれます。とにかく圧倒的なテンション!ギターは牙をむくようにヘヴィなプレイの合間に聴かせる泣きのプレイも特筆で、南米らしい哀愁たっぷりのフレーズをとめどなく紡ぎ出します。高温多湿な南米のジャングルで鳴らされるような、熱気と濃密さで激走するサウンドはただただ圧巻の一言です。プログレにおいては秘境中の秘境と言えるボリヴィアにこんな凄まじいバンドがいたとは…!これはプログレ・ファンのみならずハード・ロック・ファンやヘヴィ・サイケ・ファンもきっと驚くサウンド!

  • PROPORTIONS / REBOOT

    GENTLE GIANTのトリビュート盤などに参加する米ミュージシャンを中心とした多国籍プログレ・グループ18年デビュー作、牧歌的なシンフォから変拍子炸裂するジャズ・ロックまでを行き来するオリジナリティ抜群の逸品

    GENTLE GIANTファン・コミュニティーGORGGの企画盤などに参加する米ミュージシャン/エンジニアAndy Kubickiを中心に、スウェーデン、カナダなど多国籍のメンバーが集結した4人組インストゥルメンタル・プログレ・グループ、18年デビュー作。暖かみあるピアノやアコギの牧歌性、硬質かつ伸びやかなギターやふくよかで透明感のあるシンセからほとばしるCAMELばりのリリシズム、そしてGENTLE GIANTばりの機敏な変拍子。1曲1曲は5分以内と短いものの、ロマンチックでスケール感のある叙情パートからアヴァンギャルドで強靭なパート、そして流麗なフュージョン・パートまでを巧みに行き来するアンサンブルはかなりの完成度。なおかつ全体を通して柔らかな幻想性とスペーシーな浮遊感に包まれた音世界はHAPPY THE MANにも近いものを感じます。前述のグループはもちろん、カンタベリー・ロックのファンにもオススメの好盤です。

  • RYSZARD KRAMARSKI PROJECT / SOUNDS FROM THE PAST

    MILLENIUMのkey奏者によるソロ・プロジェクト18年作、当時彼がほぼ一人で作り上げた98年作を20年の時を経て格段のクオリティと共に蘇らせた意欲作!

    00年代以降のポーランド・プログレを牽引するグループMILLENIUMのキーボーディストによるソロ・プロジェクトの18年作。メンバーは前17年作『LITTLE PRINCE』と同じMOONRISEのギタリストMarcin Kruczekや女性ヴォーカルを含む5人編成で、タイトルどおり彼がMILLENIUM以前に活動したグループFRAMAUROの98年作『ETERMEDIA』をもとにリアレンジ&再録した内容となっています。彼によるリック・ライト彷彿の陰鬱にたなびくシンセやギルモア・タッチのエモーショナルなギターなど、さすがのフロイド・エッセンスは随所に散りばめられていますが、メインは透明感と姉御な力強さを兼ね備えた女性ヴォーカルをフィーチャーした歌ものメロディアス・ロック。『WALL』期フロイドをポップにしたようなナンバーから疾走感あるプログレ・ハード曲、アコースティックギターの調べが彩る哀愁のバラードまで、多彩な楽曲で構成されていますが、決して大仰には展開せず、必要なだけの音を用いたスタイリッシュに引き締まったアンサンブルにプロフェッショナリズムを強く感じさせます。当時彼がほぼ一人で作り上げたという98年作を、20年の時を経て格段のクオリティと共に蘇らせた意欲作!

  • VOID CONTACT / MANY HAPPY RETURNS

    80年代に結成された米国プログレ/パワー・ポップ・ユニット、ビートルズから70年代プログレ・ポップ、90年代パワー・ポップまで取り込んだ珠玉のポップ・サウンドを聴かせる15年復活作

    80年代半ばにヴォーカル、キーボード、ドラムのDavid McHenry、ヴォーカル、キーボード、ギターのCarter Scottによって結成された米国プログレ/パワー・ポップ・ユニット、一度は解散したものの13年に再結成して制作された15年リリース作。影響を受けたアーティストにYESやSUPERTRAMPやSTYXやRUSHを挙げている通り、カラッと明るくも趣向を凝らしたアレンジが光る70〜80年代直系のプログレ・ポップを聴かせています。さらに「いかにもビートリッシュ」なメロディ&アレンジにジョージ・ハリスンを思わせるスライド・ギターが炸裂するナンバーあり、気品溢れる管弦楽アンサンブルをフィーチャーしたチェンバー・ロック・テイストのナンバーあり、『そして三人が残った』あたりのGENESIS、それからPINK FLOYDの『ウォール』なども思わせる、洗練されつつも重厚なナンバーがあったりと、ビートルズから70年代のプログレから80年代前半のポップ、そして90年代のJERRYFISHまでを俯瞰したような「プログレ・ポップ博覧会」と言えるカラフルなサウンドに思わずニンマリ!ポップ・プログレやパワー・ポップ、英国ニッチ・ポップ・ファンは要チェックの逸品です。

  • AYNSLEY DUNBAR RETALIATION / TO MUM FROM AYNSLEY AND THE BOYS

    英国の実力派ドラマー率いるグループ69年作3rd、key奏者Tommy Eyreを迎えジャジーなオルガン・ブルース・ロックを聴かせる逸品、プロデューサーはJohn Mayall

    JOHN MAYALL’S BLUES BREAKERSやJEFF BECK GROUPを経、後にザッパ・バンドやJOURNEYを渡り歩く英国の名ドラマーAynsley Dunbar率いるブルース・ロック・バンド。69年の3rdにして実質的な最終作。プロデュースはJohn Mayallが務め、また本作からMARK-ALMONDやRIFF RAFFで知られるkey奏者Tommy Eyreが加入。ずっしりとしたドラム、低く囁くようなヴォーカル、タメの効いたブルージーなギター…重たく陰翳に富んだいぶし銀のブルース・ロックは前作の延長ながら、そこへEyreのメロウで流麗なハモンド&ピアノが加わって、よりジャジーな色合いを持った躍動感のあるアンサンブルを聴かせています。Eyreによるハモンド・ソロをこれでもかと全面に押し出したT3、荘厳な教会風のオルガンで幕を開けるT4、弾むベース&ギターがファンキーなT7など、混沌たる時代を反映するように多彩なジャンルを取り入れた作風もユニーク。Vertigoのジャジーなオルガン・ロック・ファンも気に入ること間違いなしの、聴き応えある名作です。

  • DIALETO / LIVE WITH DAVID CROSS

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  • VOID CONTACT / SECRETS AND ALIBIS

    80年代に結成された米国プログレ/パワー・ポップ・ユニット18年作、管弦楽器も取り入れた緻密で暖かみ溢れるアレンジが光る絶品プログレ・ポップ!

    80年代半ばに結成された米国プログレ/パワー・ポップ・ユニット、13年の再結成後2作目となる18年作。影響を受けたバンドにSTYX、SUPERTRAMP、RUSH、YESにGENESIS、そしてBILLY JOELやJERRYFISHを挙げている通り、70年代の英米プログレ&ポップスから90年代パワー・ポップまでのエッセンスを混ぜ合わせた瑞々しくアイディア豊富なサウンドが特徴。本作では前15年作に比べややモダンなサウンド・メイクになった印象ですが、70年代英国ポップ好きの琴線に触れる精巧な職人的アレンジは前作を凌駕する出来。歌心溢れるヴォーカル、QUEENみたいにメロディアスなコーラスやギター、フォーキーなアコギに煌びやかなシンセ。瑞々しくエネルギッシュなパワー・ポップをベースとしつつ、ヴァイオリンやチェロやクラリネットといった管弦楽器もふんだんに配し、ビートルズやレフト・バンクを思わせる気品いっぱいのバロック・ポップからELOやPILOTのようなシンフォニック・テイストまで幅の広いサウンドを演出しています。さらに若々しさ溢れるギターオリエンテッドなナンバーあったかと思えばエレピをフィーチャーした洒脱なナンバーがあったり、サックスや女性コーラスを取り入れたジャジーでバブリー!?なナンバーが飛び出したりと、曲ごとにクルクルと表情を変えていくサウンドの引き出しの多さは特筆モノ。近代的な要素もありつつ、緻密に練り上げられた暖かみあるアンサンブルは70年代プログレ・ポップやニッチ・ポップ・ファンの心を間違いなく揺らします。これは名作!

  • EDDIE HARDIN / YOU CAN’T TEACH AN OLD DOG NEW TRICKS

    SPENCER DAVIS GROUPやHARDIN & YORKで知られる英国の名キーボーディスト/シンガー、DEEP PURPLE人脈をはじめ豪華なゲストを迎えた77年2ndソロ

    Steve Winwoodの後任としてSPENCER DAVIS GROUPに加入、その後同バンドのドラマーPete Yorkと共にHARDIN & YORKを結成することで知られる英国のキーボーディスト/シンガーによる77年2ndソロ。ちなみに前年76年にはDEEP PURPLE人脈のミュージシャンを多数迎えたセッション・アルバム『WIZARD’S CONVENTION』を指揮しており、本作でもドラムにIan Paice、またパーカッションとしてRoger Gloverがゲスト参加。他にもAFFINITY〜MSGで知られるベーシストMo Fosterや名スティール・ギタリストB.J Cole、女性コーラスにDoris Troyなどなど豪華な面子を揃えています。もちろん内容も絶品!Hardinのコクのあるピアノと芳醇な歌声を中心に、思わず腰の揺れるグルーヴィーなR&Bテイストナンバーから米西海岸カントリー・ロックを思わせる哀愁のナンバー、気品あふれるビートリッシュなナンバーにスペーシーなシンセ溢れ出す洗練されたナンバーまで、バラエティに富んだ完成度の高いポップ・サウンドを聴かせています。ELTON JOHNからPAUL McCARTNEYまで英国ソングライター好きは要チェックと言える一枚!

  • LEAP DAY / TIMELAPSE

    現オランダ・シンフォ・シーンのスーパー・グループによる、結成10周年を記念した18年作!

    現オランダ・シンフォを牽引するバンドと言えるFLAMBOROUGH HEAD、TRION、NICE BEAVERで活躍する各メンバーによって結成されたスーパーグループの18年作。結成10周年記念の作品となっており、初披露の新曲/未発表曲3曲・既存曲のオルタネイトver3曲・16年ライヴ1曲という変則的な構成ながら、各曲の完成度はさすがの素晴らしさ。特に、彼ららしい叙情的な王道メロディアス・ロックの1曲目、80年代のジェネシスやフィル・コリンズの作風を思わせるリリカルなポップ・チューンの2曲目と新曲の出来が光ります。さらに09年デビュー作と同タイトルながら、当時収録されなかった未発表ナンバー「Awaking The Muse」も聴きどころで、CAMEL愛極まった至上のギター・インストに仕上がっており感動。寄せ集め感は一切なく、オリジナル・アルバムとして聴いて何の問題もない充実の一枚です!

  • KATHRYN ROBERTS & SEAN LAKEMAN / PERSONAE

    BBCフォーク・アワードでベスト・デュオを獲得した、英国の実力派フォーク・デュオ、18年作。

    イングランド南西部、ダートムーアを拠点とする夫婦デュオ、18年作。BBCラジオのフォーク・アワードで2度のベスト・デュオを獲得した実力派です。まず、クリアで歯切れの良いアコギがとにかく気持ち良いです!軽快なギターのカッティングに、エモーショナルで伸びやかな女性ボーカルが抜群の相性で合わさり、痛快!の一言。そしてメロディーが素晴らしい。サンディ・デニーのカバー1曲、トラッドを2曲の他は自作曲なのですが、英国民謡好きのツボを抑えた哀愁あるメロディーがこれでもかと溢れ出て、琴線をかき乱されます。英国の伝統と、現代ならではの音のシャープさを持ち合わせた名盤です!

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