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【KAKERECO DISC GUIDE Vol.49】これぞ近現代クラシック meets ロック!エレガントに疾走するアヴァン・プログレ、TROOTの18年作『CONSTANCE AND THE WAITING』

スタッフ増田です。今カケレコで一押しの作品をご紹介していくKAKERECO DISC GUIDE。

今回ご紹介するのはパリ在住の米国人ピアニスト/作曲家を中心とするプログレ/チェンバー・ロック・プロジェクト、
TROOTによる18年作『CONSTANCE AND THE WAITING』です!

この作品のここに注目!

○10名の実力派ミュージシャンによる精緻かつスピード感溢れるアンサンブル

○クリムゾンばりの強靭さ×エレガントな近現代クラシック!

○アヴァンギャルドながらも叙情的でドラマチックな曲展開

TROOTとは?

TROOTはパリ在住の米国人ピアニスト/作曲家Tim Rootを中心とするアヴァン・プログレ/チェンバー・ロック・プロジェクト。

米国・イタリア・アルゼンチンなど世界各国から10名のミュージシャンを集め、一週間の共同生活の中制作されたというこの作品。

現代音楽の教育を受け、近代クラシックの巨匠ラフマニノフの生徒に師事したというTim Rootの作曲・演奏技術は勿論、ADRIAN BELEW POWER TRIOで知られる女性ベーシストJulie Slickなどメンバーも気鋭の実力派揃い。

キメ細やかなピアノにエネルギッシュなギター、クラリネットやサックスといった管楽器、美麗なヴァイオリン・・・それぞれの楽器を緻密に配置したコンポジション、そしてそれを丁寧かつダイナミックに紡ぎあげていく演奏者たち。スリリングながらも狂いのない、精緻なアンサンブルはまさに密度の濃いクラシック楽曲のようです。

■メンバー
Tim Root – ピアノ、キーボード
Alex Anthony Faide – ギター
Bill Horist – ギター
Steve Ball – アコースティックギター
Amy Denio – サックス、アコーディオン
Beth Fleenor – クラリネット、ヴォイス
Nora Germain – ヴァイオリン
Julie Slick – ベース
Marco Machera – ベース
Alessandro Inolti – ドラム

どんなサウンド?

一言で言えば、「クラシカルなクリムゾン」!優美なピアノや管楽器をフィーチャーしつつ、アヴァン・ロックらしい切れ味も失わないアンサンブルはただひたすらにスタイリッシュ。ではでは、そんなTROOTのサウンドをご堪能下さい!

♪Venice of the Sky

試聴 Click!

端正なピアノのイントロに始まり、スリリングな管楽器やエッジの効いたギターが絡み合って緊張感を高め、キメのパートではとことんドラマチックに!この緊張と開放のバランス、エッジの効いたギターのトーンも相まって、キング・クリムゾンの「RED」を彷彿とさせますよね。

しかしやっぱり特徴的なのはピアノのエレガントな音色。これが際立っていることによって、クリムゾンにはないクラシカルな格調高さとどこかスッキリとした洗練味が加わり、スタイリッシュかつ聴き心地のいいサウンドに仕上がっています。

さらに4:26~辺りからのアヴァンギャルドなパートも見事。ラフマニノフやガーシュウィンなどの近代クラシックを彷彿とさせるピアノ・パートに重厚なギターやサックスが絡んでダイナミックに盛り上げたかと思えば、次にはKANSASもかくやの天を舞うようなヴァイオリンをフィーチャーしたドラマチックなパートに変化。そこから一気に勢いを増してラストへと向かっていく様は、何度聴いても鳥肌を抑えられません!

試聴 Click!

アヴァン・プログレやチェンバー・ロックと聴くとちょっぴり難解で聴き辛いイメージのある方も多いかもしれません。しかしながら、このTROOTは現代音楽的なアヴァンギャルドさも取り入れつつ、あくまで「ロック」な疾走感と「クラシック」の気品、そして「プログレ」の叙情性&ドラマチックさに満ち溢れている点が実にクール!

なおかつ前述の通りスッキリと洗練されたサウンドメイクで、どの曲もダイナミックかつ軽快に聴かせているのも見事。ついついアルバム通して何度も聴き返したくなってしまいます。

近年のチェンバー・ロック好きは勿論のこと、KING CRIMSONやEL&P、KANSAS、CURVED AIRといった往年のプログレ・ファンにも気に入って頂けること間違いなしの傑作。これは本当にオススメです・・・!!

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  • TROOT / CONSTANCE AND THE WAITING

    [カケレコ国内盤リリース中] 米国人ピアニスト/作曲家Tim Rootを中心に、世界中から集結した10人の実力派ミュージシャン参加のアヴァン/ジャズ・ロック・プロジェクト18年作、ずばり「クラシカルなクリムゾン」と言える傑作!

    仏在住のアメリカ人作曲家/ピアニスト、Tim Rootを中心とするアヴァン/ジャズ・ロック・プロジェクト18年作。ADRIAN BELEW POWER TRIOやクリムゾン・プロジェクトへの参加で知られる気鋭の女性ベーシストJulie Slickをはじめ、米国・イタリア・アルゼンチンなど各国から選りすぐりの実力派ミュージシャン10名により制作された作品とのことですが、なるほどこれは驚愕の完成度!R・フリップを思わせる切れ味鋭くヘヴィなギター、シャープ&タイトなリズム隊、チェンバー風味のクラリネットにこれでもかとむせぶサックス…『太陽と戦慄』や『RED』期クリムゾンからの影響を感じさせる、スリリングで強靭なアンサンブル。そこへリーダーのTimによるキメ細かく端正なピアノがクラシカルな色合いを加え、はち切れんばかりにハイテンションながらもどこか洗練された気品の漂うスタイリッシュなサウンドを聴かせています。ラフマニノフなど近現代クラシックを思わせるアヴァンギャルドなパートも披露しつつ、そこから天に抜けるように華麗なヴァイオリンがメロディアスな旋律を奏でるパートへと移り変わっていったりなど、ドラマチックな曲展開も特筆。精緻かつダイナミズムに富んだ演奏で聴き手を惹き込ませる、ハイレベルな傑作です。これは激・カケレコメンド!

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