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カンタベリー・ファンにもオススメの「非暗黒系」!?チェンバー・ロック特集

ヴァイオリンやオーボエ、ファゴットなどの管弦楽器をふんだんに用い、ロックにクラシカルな室内楽的アンサンブルを導入した「チェンバー・ロック」。

でもチェンバー・ロックって、THIRD EAR BANDだったりUNIVERS ZEROあたりのRIO系グループが元祖って言われてるし、なんだか暗くて怖そうだよなあ・・・。

そんなイメージをお持ちの方々のために、今回は叙情的でファンタジックだったり軽やかでユーモアたっぷりだったりする、「非暗黒系」!?なチェンバー・ロックをご紹介。

まずはこちらのイタリアン・ロック名盤からスタート!

PICCHIO DAL POZZO/ABBIAMO TUTTI I SUOI PROBLEMI

イタリアのアヴァン・ロック・グループ、80年作2nd。

デビュー作ではMATCHING MOLEやHATFIELD AND THE NORTHなどを思わせるカンタベリー色の強い作風でしたが、本作ではサックスなどの管楽器セクションがフィーチャーされ、HENRY COWにも通ずるアヴァンギャルドなチェンバー・ロックを展開しています。

とはいえ前衛的なだけでなく、印象的なフレーズや透明感のある音色でメロディアスにも聴かせている点が見事!

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続きましてはカナダのケベック産、管弦楽器をフィーチャーしたこちらのプログレ・バンド。

MANEIGE/LIVE

75年のライヴ盤。たおやかな管弦楽器とドラマチックなピアノやシンセ、そしてジャズ・タッチのギターが織り成す、どこまでもファンタジックなサウンドが心地良い~。

時にはアグレッシヴなアンサンブルを展開するもののそれほどアヴァンギャルド色は強くなく、カンタベリー・ロックにも通ずる浮遊感に包まれたリリカルなチェンバー・ジャズ・ロックを展開しています。

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お次はフランスから、RIOへの参加でも知られるこちらのアヴァンギャルド・グループ。

ZNR(ゼッデンネール)/一般機械概論

79年の代表作。ゆらゆらと優雅かつ不安定に奏でられるヴァイオリンやピアノやクラリネット・・・。美しくも奇妙なチェンバー・サウンド。

フランスらしくちょっぴり毒もありつつ、幻想性と浮遊感のある音世界が癖になる逸品です。

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お次は北欧チェンバー・ロック!

ARCHIMEDES BADKAR/ARCHIMEDES BADKAR

ジャズ、アヴァンギャルド、サイケ、北欧トラッドをゴッタ煮にした北欧ジャズ・ロック/チェンバー・ロックの名作、75年作。

テクニック抜群ながら、緻密さとルーズさの度合が絶妙…。これまた癖になりそ~。

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さあさあ、次は注目の新鋭チェンバー・ロック・グループを紹介していきますよ~。

HUMBLE GRUMBLE/FLANDERS FIELDS

ベルギー/ハンガリー/フィンランド/チリといった多国籍構成のチェンバー・ロック新鋭、11年作。

サムラ的疾走チンドン屋フレイヴァーとカンタベリー叙情が合わさったような、流麗でテクニカルでユーモア満載のサウンドが見事!これは傑作!

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GNU QUARTET/ALFONSO VIDALES EN LA PERSPECTIVA DE GNU QUARTET

CASTに参加するヴァイオリニストを中心とするイタリアの管弦楽カルテット、15年作。

ファンタジックで華やかな広がりを持つ管弦楽アンサンブルは、室内楽的な取っつきにくさを微塵も感じさせない心地よいまでの聴きやすさ。シンフォ・ファンにもオススメです☆

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ここからご紹介するバンドにはちょっぴりダークな部分もありますが、同時に芳醇なメロディや気品あるサウンド・メイクなど叙情的な要素も含んでいてオススメですよ~。

FIVE-STOREY ENSEMBLE/NOT THAT CITY

次はロシアのおとなりベラルーシのチェンバー・ロック・グループによる13年作。

ダークでテンションみなぎるパートもありますが、全体的なサウンドは優雅で格調高く叙情的。

深みのあるヴァイオリンをはじめどの楽器も艶やかな質感に包まれていて、非常に心地よく聴けます。

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SKE/1000 AUTUNNI

イタリアン・チェンバー・ロックを代表するグループYUGENのKey奏者による11年リーダー作。

スリリングで強靭な「動」のパートと幽玄で幻想的な「静」パートの見事なコントラスト…。

「一日千秋」という日本語の持つ美しさと儚さを描いた叙情派チェンバー・ロック!

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OTEME/IL CORPO NEL SOGNO

イタリアン・チェンバー/アヴァン・プログレ・グループによる18年作。

プリミティブなパーカッションに乗せてビブラフォンが静謐に旋律を奏で、スラップ・ハッピーあたりに通ずる男女ヴォーカルがコミカルに歌い出す…。

不穏なシンセ音響も交えたアヴァンギャルドさと気品ある佇まい、そしてほんのりと漂う洒脱なユーモア。ZNRにも近い奇妙な心地良さがあって良いなあ…。

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PAUL GUNN/A BEEKEEPER’S GARDEN

ダイナミックでお洒落なピアノ・ジャズかと思いきや、チェロやクラリネット等の管弦楽器が厳かなチェンバー・テイストを醸し出していて新鮮。

洗練されたモダンさと格調高い伝統性がブレンドされた、陰翳ある英国アコースティック・チェンバー・ジャズ・ロック!

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最後はこちら、米国テキサスのチェンバー・ジャズ・ロック・グループによる18年作!

STOP MOTION ORCHESTRA/LIGHTWORKS

MAGMAやKING CRIMSONに通ずる強靭なギター&ベースとコミカルでどこかエキゾチックなチェンバー・サウンドのコラボレーション!?

モダンな要素と人懐っこく暖かみのある要素が複雑に絡み合う、楽しさ一杯のチェンバー・ロック。

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    東欧ベラルーシのチェンバー・ロック・グループRATIONAL DIETの中心コンポーザーによるグループ、2013年の傑作

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    96年に結成されたベルギーのジャズ・ロック/チェンバー・ロック・グループ。2011年作。ベルギー/ハンガリー/フィンランド/チリといった多国籍構成のメンバーが奏でる異国情緒に溢れた叙情的な旋律と、カンタベリー影響下/エストニアの新鋭PHLOXらに通じるしなやかなテクニカルさ、そしてチェンバー・ロック影響下のユーモアが鮮やかに融和した傑作。冒頭曲から特筆もの。これぞ東欧というエスニックで叙情的なテーマ、シュールなクラリネットと艶やかなアルトサックスが響き合うドラマティックで人懐っこいブラス・アンサンブル、ロック的ダイナミズムを注入するハードなギターとダイナミックなドラム、そして程良くアヴァンギャルドで華麗に転調してゆくユニークな曲構成に、思わず引き込まれてしまう名曲です。以降も男女混声のエレクトリック・フォークや、ヴァイオリンやマリンバをフィーチャーしたレコメン系チェンバー・ロック等、先人たちの遺伝子と各々が育んできた音楽的素養を遺憾なく発揮した機知に富んだ楽曲の数々。全プログレ・リスナーに推薦の、東欧期待の新鋭です。

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    スウェーデン出身、8人編成のグループ、75年作の1st。サウンドは、ジャズ、アヴァンギャルド、サイケ、北欧トラッドをゴッタ煮にしたジャズ・ロック/チェンバー・ロック。テクニック抜群ですが、緻密さとルーズさの度合いが絶妙で、格調高さとともに、ジャケットの通りどこか愛嬌のある雰囲気も印象的。名作です。

  • SKE / 1000 AUTUNNI

    イタリアン・チェンバーの最高峰グループYUGENのキーボーディストによる初リーダー作、11年発表

    イタリアン・チェンバー・ロックの新鋭グループ=YUGENのキーボーディストによる初リーダー作。11年発表。YUGENと同様、高速変拍子をビシバシ展開するスリリングなアンサンブルを主体としながらも、本作は、ジャケットに刻まれた「一日千秋」という日本語の持つ美しさと儚さを見事に内包したような、抒情的な美学が随所に滲み出た作風が特徴。不穏さとシュールさを併せ持った室内楽器の響き、心を揺さぶる幻想的なキーボード、ヘヴィなロック・ダイナミズム、淡き幼少期を思い起こさせるような子供の声のSE…。柔らかさ/儚さ=「静」と、スリリングでダイナミックな展開=「動」による圧倒的なコントラストから、イタリアン・ロックの確かなDNAが感じられる傑作です。

  • GNU QUARTET / ALFONSO VIDALES EN LA PERSPECTIVA DE GNU QUARTET

    CASTに参加するヴァイオリン奏者Roberto Izzoを中心に、ヴィオラ、チェロ、フルートという4人で構成されるイタリアの管弦楽カルテット、15年作

    NEW TROLLSのライヴへの参加などを経て、現在はメキシコのプログレ・バンドCASTに参加するヴァイオリン奏者Roberto Izzoを中心に、ヴィオラ、チェロ、フルートという4人で構成されるイタリアの管弦楽カルテット、15年作。前作はNEW TROLLSを含む往年のプログレ名曲のトリビュート作品でしたが、本作ではCASTのオリジナル・メンバーであるkey奏者Alfonso Vidalesの90年代のソロアルバム3作品からの楽曲を管弦楽器によって演奏しています。クラシック音楽の優雅さ格調高さは感じさせつつも、ファンタジックで華やかな広がりを持つ管弦楽アンサンブルを聴かせていて、室内楽的な取っ付きにくさは少しもなく大変聴きやすいのが特徴。優雅で芳醇に響くヴァイオリンとヴィオラにリリカルなフルートが彩りを添える、風にそよぐ木々や小川のせせらぎなど豊かな自然情景を連想させる演奏。HOSTSONATENの諸作におけるアコースティックな「静」のパートにも通じるものが感じられます。HOSTSONATENなどのイマジネーション豊かなサウンドのシンフォを好まれる方にはきっとお楽しみいただけるであろう作品です。

  • OTEME / IL CORPO NEL SOGNO

    8人組イタリアン・チェンバー/アヴァン・プログレ・グループ18年作、異次元世界を音像化したようなミステリアスかつ緊張感みなぎるアヴァン・プログレ!

    2010年結成、マルチ・プレイヤーのStefano Giannottiを中心に結成された8人編成のイタリアン・チェンバー/アヴァン・プログレ・グループによる18年作。パーカッションによってプリミティヴに刻まれるリズムに乗って、フルート、クラリネット、トランペット、トロンボーン、チューバなど多彩な管楽器が時にスリリングに時にミステリアスにフレーズを掛け合い、透明感あるピアノが気品を添える、静謐な広がりを持つ音世界を作り上げます。アヴァンギャルドではあるものの、一貫して美しさに満ちた音像が特徴的。前半はPICCHIO DAL POZZOやジャズ・ロック期のザッパも彷彿させる管楽器のプレイや温かみある男女ヴォーカルが耳に残りますが、アルバム後半はアヴァンギャルドさが増大し、エレクトロニクスやトイ・ピアノなども用いて異次元世界を音像化したようなサウンドを繰り広げており強烈です。美しく気品ある佇まいと尋常ならざる緊張感をあわせ持った孤高の一枚。

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