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特集!マイナー作品だけどプロデューサーはあの有名人。

スタッフ佐藤です。

今ではドがつくようなマイナー作品ながら実は意外な有名人がプロデュースを手がけている、というケースが70年代のロック・シーンには結構あったりします。

今回はそんな作品たちをご紹介していきたいと思います。

さすがメインストリームで活躍した才人達が手がけたアルバムだけある、隠れた名盤揃いでお送りしますよ!

DUNCAN MACKAY/SCORE

まずは、プログレ・シーンきっての人気者ジョン・ウェットンがプロデュースに加えメイン・ヴォーカルとしても参加したこのアルバム!コックニー・レベルや10ccで活躍したキーボーディストによる2ndで、前作『CHIMERA』で聴かせた技巧派キーボード・プログレと、在籍バンドが証明する卓抜したモダン・ポップ・センスが同居する傑作。

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DIRTY TRICKS/DIRTY TRICKS

地味~なジャケットからはマイナー感がぷんぷんですが、実はサバスやバッジーでお馴染みのロジャー・ベインがプロデュースを手がけたポリドール発の作品。内容はこれぞ直球勝負の正当派ブリティッシュ・ハードで、鋭角的かつコシのあるギターが特に素晴らしいんですっ!

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1968年にリリースされた、ニッチ&ディープな作品をピックアップいたしました!

STRAPPS/STRAPPS

ミック・ロックによるハイセンスなアートワークに包まれた一枚は、ディープ・パープル~レインボウのロジャー・グローヴァー・プロデュース作。モダンポップの捻くれセンス、グラムロックのギラギラ感、ハードロックのエッジ、パンクの剥き出しのエネルギーなどが全て詰まってますね。現実逃避的でセクシャルなヴォーカルも良いし、とにかく尖りまくり!

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JERUSALEM/JERUSALEM

この中では比較的知られる作品ですが、パープル繋がりでこちらはイアン・ギランのプロデュース。ずばり「BLACK NIGHT」ばりのキャッチーなギターリフ meets ヘヴィなアンダーグラウンド臭、と言えちゃう期待通りの痺れるハード・ロックを聴かせてくれますよ!

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BECKETT/BECKETT

ピーター・ハミルとデヴィッド・ボウイが好き?ならヴォーカリストの素晴らしいパフォーマンスに圧倒される、このドがつくマイナーなグループは聴かなきゃですよ!サウンドも内省的でメランコリックで、なおかつ荘厳でハードで旨みがたっぷり。ファミリーが設立したレーベルRAFTからリリースされた作品で、プロデュースはあのロジャー・チャップマン!

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EIRE APPARENT/SUNRISE

なんとジミヘンがプロデュースで、あのアーニー・グレアムがヴォーカル!? しかもロバート・ワイアットとノエル・レディングがゲスト参加ってこりゃマジカル!だけど何たる知名度の無さ…。

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PUBLIC FOOT THE ROMAN/PUBLIC FOOT THE ROMAN

初期ウィッシュボーン・アッシュを手掛けたデレク・ローレンスのプロデュースということで、疾走するツイン・リード・ギターが魅力的なグループですが、ファンタスティックなハモンドのプレイも良くて、プログレ・ファンにもしっかりアピールするブリティッシュ・ロックの好盤。見事なジャケットはヒプノシスワーク!

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世界のツイン・リード・ギター大特集!

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左右に配された2本のギターが時に美しくハモリ、時にお互いのリードをぶつけ合う。世界各国に生まれたツイン・リード・ギターの作品を定番からニッチ盤までピックアップ!

SAMMY/SAMMY

QUATERMASSのドラマー、AUDIENCEのサックス、GINHOUSEのギタリストのグループで、プロデュースはジョン・ロードって、どんだけ英ロック好きのツボを押しまくれば気が済むの!このグルーヴィー&ソリッドなサウンド、最高だなぁ。

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FIREBALLETT/NIGHT ON BALD MOUNTAIN

初期クリムゾンの重要人物イアン・マクドナルドがプロデュースを手がけた、知る人ぞ知る米シンフォの隠れ名盤。ジャケからして秘宝臭ぷんぷんですが、音もイエス&ジェネシス直系のファンタスティック・プログレでこりゃたまりません!

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コーラスワークが魅力的な新旧プログレ・セレクション☆

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コーラスワークが作品の魅力に一役買っているプログレ作品を、70年代から現代まで幅広く取り上げてまいります!

CHIMERA/HOLY GRAIL

ニック・メイスンがプロデュースで、リック・ライトが参加していて、メロウ・キャンドルを彷彿させる女性ヴォーカル英フォークとな!?これほどの作品がお蔵入りになってしまったなんて…。

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SPLINTER/PLACE I LOVE

ジョージ・ハリスンが設立したダーク・ホースの第一弾作品と言えば?英ポップ・デュオのデビュー作なんですが、ゲストも豪華だし、ジョージ自身がプロデュースしていて、さらにはギタリストとして全面参加してスライドを鳴らしていて、これ、最高!

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CAFE SOCIETY/CAFE SOCIETY

キンクスが運営するKONKからのリリースで、デイヴィス兄弟らがプロデュースを務めていて、さらに他のキンクス・メンバーも演奏に参加しているフォーク・ロック・トリオと言えば?パブ・ロック的軽快さと英国然としたしっとり翳のあるメロディが組み合わさった、極上のフォーク・ロックを聴かせてくれる名品!

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SONG/SONG ALBUM

こちらは、ミレニアムでお馴染みのKeith Olsen & Curt Boetcherのコンビがプロデュースを務めるシスコ産バンドによる70年作。
ジェファーソン・エアプレインやCSN&Yに通じる西海岸らしい爽やかなロック・サウンドに、ビートルズ直系のポップなメロディを織り交ぜたサウンドが持ち味!

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PEP LAGUARDA & TAPINERIA/BROSSA D’AHIR

ゴングのデヴィッド・アレンがプロデュースした、このスペインはマヨルカ島発サイケ・フォーク名盤はご存知?地中海風の陽気と美しさを内包したドリーミーなサウンドが絶品すぎる…。ゴーキーズあたりが好きな90年代以降ロックのファンにも聴いてもらいたいです。

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ご存知の作品はあったでしょうか。気になる一枚が見つかれば幸いです!

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  • BECKETT / BECKETT

    荘厳でドラマティックなブリティッシュ・プログレの名作、74年作

    ロジャー・チャップマン率いるバンド、ファミリーが設立したレーベルRAFTより74年年にリリースされた唯一作。声を張った力強い歌声、David Bowieを想わせるセンシティヴな歌声ともに魅力的な存在感あるヴォーカル。内省的でメランコリックなメロディ。バンドによるコシのあるハード・ロック・アンサンブルと、全編にフィーチャーされた艶のあるストリングス・アレンジとが見事にかみ合った、荘厳でドラマティックなサウンドが印象的。英国叙情が堪能できるブリティッシュ・プログレの名作。プロデュースは、ロジャー・チャップマン!

  • FIREBALLETT / NIGHT ON BALD MOUNTAIN

    元クリムゾンのイアン・マクドナルドによるプロデュース!アメリカ、メロディアスなプログレ、75年作

    FIREBALL KIDSから発展、改名し、KING CRIMSONのIan McDonaldのプロデュースでデビューしたアメリカのシンフォニック・ロックグループの作品であり、アメリカ産プログレッシブ・ロックの隠れた名盤とうたわれてきた75年デビュー作。前半はYES、GENESISといった英国のプログレッシブ・ロックバンドからの影響を感じさせながらアメリカらしいコーラスワークを駆使して展開し、後半は20分に迫る、ムソルグスキーのクラシック曲「はげ山の一夜」のプログレ・アレンジでファンタジック且つ技巧的なサウンドを聴かせています。まさに知る人ぞ知る傑作。

  • PUBLIC FOOT THE ROMAN / PUBLIC FOOT THE ROMAN

    メロディアスなツイン・リード・ギターと爽快なコーラス・ワークが炸裂する英プログレ、73年唯一作!

    英プログレ・グループ、73年にソヴリン・レーベルからリリースされた唯一作。初期WISHBONE ASHを手掛けたことで知られるデレク・ローレンスがプロデュースを担当。エネルギッシュかつスモーキーなグッとくるヴォーカルとヌケの良い爽快なコーラス・ワーク、そしてそこに絶妙にからむメロディアスなツイン・リード・ギター、そのバックで英国らしいファンタスティックな陰影を描くハモンド・オルガン。タイトでキレのあるリズム隊、抜群にタメの効いたキメのリズム・チェンジも最高のカッコ良さ。この1曲目を聴いて心躍らないブリティッシュ・ロック・ファンは居ないでしょう。レーベル・メイトのフラッシュを彷彿させるスピード感と突き抜けるメロディ・センス。2曲目では、長尺ギター・ソロがこれでもかと胸に迫ります。3曲目ではカントリー・フレイヴァーもまぶせてどこまでも気持ち良く駆け抜けます。こんなバンドで、こんな風にギターが弾けたら、楽しいだろうなぁ。オススメです!ジャケはヒプノシス!

  • JERUSALEM / JERUSALEM

    疾走感抜群の必殺ブリティッシュ・ハード・ロック、72年唯一作

    72年にデラム・レーベルよりリリースされた唯一のアルバム。IAN GILLANプロデュース作。アグレッシヴに疾走する演奏とヘヴィにシャウトするヴォーカルが熱気溢れるブリティッシュ・ハード・ロック。後のNWOBHMバンドへとつながるこのスピード感は、この時代ではかなり先鋭的だったんではないでしょうか。

  • EIRE APPARENT / SUNRISE

    JIMI HENDRIXプロデュース!ERNIE GRAHAM在籍、ROBERT WYATT、NOEL REDDINGもゲスト参加!ミラクルな英米サイケ68年作!

    JIMI HENDRIXがプロデュースを手掛け、自身もリード・ギターで参加したサイケデリック・ビート・ポップ・サイケな問題作!?あのERNIE GRAHAMがヴォーカリストとして在籍、ROBERT WYATT、NOEL REDDINGもゲストで参加!と英米サイケ・ロック人脈が妙な顔ぶれで集まってしまった68年作!ERNIE GRAHAMのいなたい英スワンプ作品をビート・バンド化させてサイケデリックなコーラス&サウンド・プロダクションを施したかのような、一枚で何度でも美味しい英米ブルース・サイケ/ビートのミラクルな玉手箱!これは絶対に外しませんよっ!」

  • DIRTY TRICKS / DIRTY TRICKS

    サバスやバッジーでお馴染みのロジャー・ベインがプロデュース、直球勝負の正当派英ハード、75年デビュー作

    英ハード・ロック・グループ、75年にPOLYDORよりリリースされたデビュー作。プロデュースは、サバスやバッジでお馴染みのロジャー・ベイン。中域寄りのコシのあるトーンで引きずるようなリフからジミー・ペイジばりのキャッチーなリフまで縦横無尽なギター、タメの効いたタイトなリズム隊、そしてハイ・トーンのシャウトがエネルギッシュなヴォーカル。小細工いっさいなしで、鋭角なフレージングでスピーディーに畳みかけるパートからタメの効いたヘヴィなパートまで緩急自在にビシっと決める正当派ハード・ロック。

  • SAMMY / SAMMY

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    QUATERMASSのドラマーMick Underwood、AUDIENCEのサックス奏者Keith Gemmell、GINHOUSEのギタリストGeoff Sharkeyなどにより結成された英ハード・ロック・グループ。ジョン・ロードのプロデュースで73年にリリースされたデビュー作。鋭角に切れ込むアグレッシヴなギター、炸裂するジャジーなサックス、アクの強いシャウト・ヴォーカル。オープニング・ナンバーからアクセル全開で突っ走ります。R&B調のアコースティックなナンバーも英国臭ぷんぷんで良い感じ。エッジの立ったヘヴィネスとR&Bルーツの陰影とがブレンドしたサウンドはソリッドでハイレベル。これは英ハード・ファン必聴です!

  • DUNCAN MACKAY / SCORE

    コックニー・レベルや10ccで活躍した南ア出身キーボーディストによる77年作2nd、技巧的なキーボード・プログレと華やかなモダン・ポップを両立した好盤、プロデュースはジョン・ウェットン

    南アフリカ共和国出身、渡英しコックニー・レベル〜10ccのメンバーとして活躍、キャメルやAPPの作品でも手腕を発揮したkey奏者による、74年作『CHIMERA』に続く77年の2ndソロ。本作のプロデュースはなんとジョン・ウェットン。3曲でヴォーカルも取っています。他にクライヴ・チェイマン、メル・コリンズ、アンディ・マカロックら実力派が参加、さらに1曲では古巣コックニー・レベルのスティーヴ・ハーリーもヴォーカルを担当。その内容は、前作『CHIMERA』を踏襲する多彩な鍵盤楽器群をフィーチャーしたプログレッシヴなキーボード・ロック。大作主義的だった前作に比べ最長でも7分台とコンパクトな曲作りとなっていますが、ハモンド、シンセ、ピアノ、クラヴィネット、シーケンサーを縱横に駆使しテクニカルに畳み掛けるテンション溢れるスタイルは本作でも健在です。特に表題曲や最終曲で聴けるスリリングなシンセのプレイはエマーソンにも匹敵していて興奮必至。一方で半数近くを占めるヴォーカル・ナンバーでは、弾むように軽快なピアノ、フワッとファンタジックで温かみあるシンセなど、モダン・ポップ・バンドを渡り歩いた卓抜したポップ・センスも披露します。ウェットンのヴォーカルも活き活きしていて素晴らしいです。前作で聴かせた圧倒的な技巧で駆け抜けるキーボード・プログレと華やかなモダン・ポップ・サウンドを見事に両立させた名作です。

  • PEP LAGUARDA & TAPINERIA / BROSSA D’AHIR

    スペイン出身、GONGのデヴィッド・アレンがプロデュースしたドリーミーで儚いサイケ・フォーク78年作、絶品!

    スペイン出身のサイケ・フォーク・グループ。78年作の唯一作。デヴィッド・アレンによるプロデュースで、ドリーミーなメロディー、美しいコーラス・ワーク、リコーダーやハーモニカによる黄昏のアンサンブルが印象的な名作。どの曲もメロディーが素晴らしく、佳曲揃いです。

  • STRAPPS / STRAPPS

    『貴婦人たちの午后』というLPリリース時の邦題がぴったりな背徳感たっぷりのギラギラしたグラム/ハード・ロック名作、76年デビュー作

    オーストラリア出身で渡英したRoss Stagg(Vo、G)を中心に、元QUATERMASSのドラマーMick Underwood等で結成されたブリティッシュ・グラム/ハード・ロック・バンド。EMIハーヴェストから76年にリリースされたデビュー作。写真家Mick Rockによるジャケット、リリース当時の『貴婦人たちの午后』という邦題がイメージできる通りの背徳感たっぷりのサウンドが持ち味。オープニングの代表曲「School Girl Funk」からキレッキレで、ストレートに突っ走るパワフル&タイトなリズム、ファンキーにうねるクラヴィネット、パンキッシュに切れ込むエレキ・ギター、そして、Ross Staggによる現実逃避的でセクシャルなヴォーカルと歌詞世界。モダン・ポップの捻くれ、グラムのギラギラさ、ハード・ロックのエッジ、パンクの剥き出しのエネルギーなどがぶつかりあった痺れるサウンドが印象的です。その他の曲も尖りまくった佳曲ぞろい。これは快作です。プロデュースは、ロジャー・クローヴァー。

  • SPLINTER / PLACE I LOVE

    ジョージ・ハリスンが設立したダーク・ホース・レーベルの第一弾アーティストとして送り出された英ポップ・デュオ、74年デビュー作

    ジョージ・ハリスンが設立したダーク・ホースの第一弾として74年にリリースされた英ポップ・デュオによりデビュー作。ジョージ・ハリスンのプロデュースで、ジョージはギタリストとして演奏でも全面参加している他、ビリー・プレストン、クラウス・フォアマン、アルヴィン・リー、ゲイリー・ライト、ジム・ケルトナー、メル・コリンズなどが参加。1曲目からバッドフィンガーをゴージャスなポップに仕立てたような生きのいいロック&ポップスでスタート!ジョージのスライド、アルヴィン・リーのキレのあるギター・ソロもキマってます。ジョージのドブロから哀愁がみなぎる干し草香るフォーキー・ポップの2曲目もグッとくるし、ゲイリー・ライトのピアノとビリー・プレストンのオルガンが叙情美たっぷりでメロウ&ドリーミーな3曲目も感動的だし、その後もフォーキー・ポップな佳曲が目白押しで、こ、これは素晴らしい!ジョージは、彼らの曲をはじめて聞いた時、ソングライティングの腕前に驚いたようですが、どの曲も本当にフックに富んでいます。英ポップ・ファンは必聴の名作。

  • CAFE SOCIETY / CAFE SOCIETY

    Tom Robinson在籍のフォーク・ロック/パブ・ロック・トリオ、KINKSのデイヴィス兄弟らがプロデュースを務めた75年作

    後にリーダーバンドTOM ROBINSON BANDで活躍、LGBT活動家の一面も持つゲイ・シンガーTom Robinsonが、70年代中期に在籍したフォーク・ロック/パブ・ロック・トリオによる75年作。本作のプロデュースを務めるのが、DAVIES兄弟とキーボーディストのJOHN GOSLINGというKINKSのメンバー3人で、リリースも彼らのレーベルKONK。それを反映するようにパブ・ロック的軽快さと、英国然としたしっとり翳のあるメロディが上手く組み合わさった極上のフォーク・ロックを聴かせてくれます。タイトながら跳ねるような弾力も備えたリズム隊、曲によってメランコリックにもメロウにもゴキゲンにも自在なプレイを披露するギター、そして3人による味のあるコーラスワークなど、パブロッキンながらルーズな印象はなく、まとまりあるアンサンブルが聴きものです。随所で顔を見せるBADFINGERに通じる哀愁もまた堪りません。Mick Avory、John BeechamらKINKSのメンバーが参加するほか、FOTHERINGAYのベーシストPat Donaldson、賑々しいヴァイオリンの音色を提供するINCREDIBLE STRING BANDのRobin Williamsonなど渋いメンツのゲストも適任と言えるでしょう。これは英国フォーク・ロックの名品!

  • CHIMERA / HOLY GRAIL

    女性Vo2人を擁するメロウ・キャンドルを想わせる英フォーク・グループ、未発表に終わった69年録音作に、ボーナス・トラック11曲を追加した17年リリース盤!

    女性Vo2人を擁する編成、弦楽器が絡みクラシカルな雰囲気も感じさせる幻想的な楽曲など、メロウ・キャンドルを想起する英国プログレッシヴ・フォーク・グループ。69年に録音されながらリリースされずにお蔵入りになった幻のアルバムで、プロデュースはニック・メイスン、リック・ライトもゲスト参加というフロイド・ファンにとってもマストアイテムと言える一枚。幻想的なフォークだけでなく、エレクトリック・ギターをフューチャーしたロック色の強い楽曲も聴かせます。17年リマスター&ボーナス・トラック11曲の全21曲を収録し、ジャケット&タイトルを改めた2017年リリース盤!

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