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結果発表!!「あなたの1968年ベストアルバム」!

先月末よりカケレコサイト&各SNSで募集しておりました「あなたの1968年ベストアルバム」、いよいよ結果発表!

皆様たくさんのご応募&熱いメッセージをありがとうございました!

人気が偏るかと思いきや皆様おのおののベスト・アルバムを挙げて下さり、実に様々な作品が集まりましたよ~。

というわけで、順不同でお送りいたします!

BLUE CHEER/VINCEBUS ERUPTUM

ある意味、68年はヘヴィメタル元年と言っても良いのでは?っと思っております。
サイケ系のミュージシャンたちの理想をさらに押し広げようと、さらにロックの細分化を試みる人たちが頭角を現しました。
「ドノヴァン」や「ティラノザウルス・レックス」はサイケとフォークの融合、「ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス」や「ジャニス・ジョプリン」はサイケの強化版アシッド・ロックを促し、「イエス」や「ピンク・フロイド」はサイケの延長線上におけるプログレッシブ・ロックサウンドの追求…等々。
サイケデリック・ロックからの可能性をさらに引き出そうと色々なことに挑戦していく最中、ヘヴィメタルもその内の実験の末であると考えています。
建前が長くなりましたが、68年発表のアルバムでかなり印象に残ったのが「ブルー・チアー」のデビューアルバム!
彼らのヘヴィなサウンドはサイケによるものが大きく、ヘヴィメタルの始祖的存在(諸説あるが)とその名を轟かせました。
3人体制のバンドであるにも関わらず、これが3人だけで奏でてる音か?と最初に出会ったときは愕然としましたねw
自分が高校3年の時、とある動画サイトにて「Beat Club」でのライヴを拝見しました。ギターの歪みの度合いや荒れ狂うドラム、ディッキー・ピーターソンの奇々怪々なボーカル、どれをとっても重圧で金属的なサウンドだと目を輝かせて動画を眺めてたのを今でも覚えております。
その衝撃は今聴いても拭えないですね。それほど強烈であると思っていますので「印象に残った68年アルバム」はブルー・チアーのデビューアルバムをチョイスさせていただきます!
by bun0801 さん
ジャケ買い
爆音で聴く
by 猫 さん

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まずは「ヘヴィ・メタル元年」の幕を開けたこのアルバム、BLUE CHEERの1st『VINCEBUS ERUPTUM』!ギターとベースとドラムが奏でる凄まじい轟音、パワフルさはアンサンブルは後年のどんなへヴィ・メタルすら凌駕してしまうほどの衝撃を与えてくれますよね。動画は68年Beat Clubでの映像。小さなモニター越しでも伝わってくるこの圧倒的迫力、恐るべし。

BIG BROTHER & THE HOLDING COMPANY/CHEAP THRILLS

一番最初に買ったアルバムが
Janis Joplin のベスト盤
ラジオから流れてきた Move Over に鳥肌が立ち、後に過去のオリジナル版を購入。
かつてロック少年だった60代ですが、残念ながらリアルタイムでは聴けておらず、彼女もすでに死んでいました。
毎年、暑い夏が近づくと必ず聴いています。
by 彷迷人(さまよいびと) さん

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お次は伝説のシンガー、ジャニス・ジョプリン擁するBIG BROTHER & THE HOLDING COMPANYの傑作2nd『CHEAP THRILLS』。67年のモントレー・ポップ・フェスティバルに出演して一躍脚光を浴びた彼ら。本作後にジャニスはレーベルからソロでの活動を打診されバンドを離れていってしまうのですが、音楽活動的に乗りに乗っていた彼女たちの熱気が閉じ込められたこの68年作はまごうことなき傑作と言えるでしょう。こちらも68年の映像を用意しましたが、全身を使って感情をほとばしらせるジャニスの姿に目を奪われますね。Sam Andrew、James Gurleyのツイン・ギターも格好良し!

THE BAND/MUSIC FROM BIG PINK

同時代で聴いた訳ではありませんが、アルバムの完成度と当時の音楽シーンへ及ぼしたと思われる影響度を考えるとコレかなと思いました。ジャケットも素晴らしい。最初に出会ったのはCDになってからですが、アナログも欲しいと思っています。
by Keith Kakehashi さん

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米国の黒人ルーツ・ミュージックとカントリー、フォークなどの白人音楽を融合させ、ポピュラー・ミュージック界に新風を吹かせたザ・バンドの『MUSIC FROM BIG PINK』。ジョージ・ハリスンが渡米した際このアルバムを大量に購入して周りに配ったり、エリック・クラプトンがあまりの衝撃にクリーム解散を決意するなど英国の音楽界にも大きな影響を与えた作品ですね。映像は69年ウッドストック出演時の「The Weight」。一体感のあるまろやかな歌唱が胸に染み渡る、永遠の名曲ですね~。

BEATLES/BEATLES

バンドというより、メンバーそれぞれのソロ曲を集めたアルバムですが、とくにレノン曲が妥協なくやりたいことをやり切ってるので、レノンファンの私はビートルズのアルバムでこれがいちばん好きです。
by しんかい6501 さん
「ロックンロール」から「ロック」が確立したアルバム。その時代に有った「・・・ロック」をすべて包含してしまった。
by きたろう さん
なんと言ってもWhite Album /The Beatles ! きっちりコントロールされた中期アルバムとは違った幅広い音楽性、アレンジの凝った曲、サクッと録音した曲、スト―ンズやビ―チボ―イズを模した曲などThe Beatles の懐の深さを改めて知らしめたアルバムだと思います。(^ー^)
by T.O さん

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米国の傑作が続きましたので、ここで英国の金字塔を。「ソロ集」のような側面もありますが、ビートルズ各々の才能を堪能できる満腹感の高いアルバムですよね(30曲も入ってるし)!映像は2015年に発売された映像集『ビートルズ1』より、68年に撮影されたマイケル・リンゼイホッグ監督の「Revolution」。もうちょっとオシャレな服、なかったのかなあ・・・ではなく、こちらも「へヴィ・メタル元年」と言えるノイジーさかも!?

SOFT MACHINED/SOFT MACHINE

幽玄な雰囲気と優しさを併せ持った音楽、ここから快進撃が始まった。
by なべこ さん

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カンタベリー・ロックはここから始まった!ロバート・ワイアット、マイク・ラトリッジ、ケヴィン・エアーズという3人編成で68年の米国ツアー中に制作された本作。後のジャズ・ロック路線と比べるとサイケデリック寄りではありますが、ワイアットやエアーズの奇妙なユーモアとポップ・センスが炸裂する複雑で実験的なサウンドはまさしくカンタベリーの源流ですよね。映像は68年に放映された(コメントによると67年の演奏)「Save Yourself」ライヴ映像。緻密なリズムを叩きながら歌うワイアット、すでにテクニカルさを惜しみなく発揮しているラトリッジ、メイクが怪しさ満点のエアーズ!

タイガース/ヒューマンルネッサンス

68年と言えば高2の頃中々思い出せないがGSからまだ卒業できなかった。洋楽もシングルしか買えなかった。朝もヤング720見てから行くので遅刻ばかりしてた。今となって思うけどGSから洋楽いろいろ聞き出したんだよね。私にとってはヒデキではなくてやっぱジュリーです。遂に年金貰う年になりました。
by Badhashi さん

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ここで日本からも一つ。68年と言えば日本ではGS全盛の時代、リアルタイムで過ごした方には一番思い入れのある音楽かもしれません。ご存じジュリーこと沢田研二や加橋かつみ、現在俳優として活躍する岸辺修三(現:一徳)が在籍した、GSの中でも音楽性の高さに定評のあるタイガース。本作『ヒューマンルネッサンス』はなんと旧約聖書をテーマとするコンセプト・アルバムで、サウンドもオーケストラ等を用いた壮大で深みのあるアレンジが特徴的。プログレッシヴ・ロックの萌芽といえるものが、1968年の日本でも早くも現れていたんですね!

SIMON & GARFUNKEL/BOOKENDS

不均一なブックエンドと言った趣きで非常に面白い。楽曲、ジャケット共に大きなインパクトがある。
by Captain Fantastic さん

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再びアメリカに戻ってサイモン&ガーファンクルの『ブックエンド』。アルバムA面が「ブックエンド」という2つの楽曲に挟まれた組曲となっており、サウンドも壮大なムーグ・シンセサイザーを用いたりと実験要素の強いアルバムとなっています。ロック界全体が「新しいテクノロジーを使って新しい試みをしなければ」という意欲に駆られていた時代だったのでしょうね。ジャケットも現代にリリースされても違和感がないほどオシャレ。

DEEP PURPLE/BOOK OF TALIESYN

 もともと1970年代のブリティッシュ・ハードロックを愛聴していた自分にとって、DEEP PURPLEのいわゆる第二期以降はその権化のような存在でした。そしてDEEP PURPLEのアルバムを揃えていく中、当初はどうしても取っつきにくい存在だったのが、いわゆる第一期。勢いに任せ、ファースト~サードまでの第一期アルバムを一気に購入したのが、このアルバムに触れるきっかけでした。

 この3枚を聞いたことによって自分の中の音楽感が広がり、サイケデリックなサウンドやオルガンオリエンテッドな1960年代オールドロックの魅力にはまったと言っても過言ではありません。

 その第一期DEEP PURPLE作品の中でも、このThe Book of Taliesynは、ハードロック畑からも入りやすい1枚だと自分は感じます。理由は、全体的にキャッチーさがあって聞きやすく、リッチー・ブラックモアの奏でるギターにもかなりエッジが効いていること。まだオリジナル曲とカバー曲が混在している時期ですが、ギターソロがはじまった瞬間にそれまでの曲の雰囲気を壊すような荒々しさが表れ、技術的にまだまだ拙さを感じるものの、第二期以降の彼を彷彿とさせます。また、そんななかでもジョン・ロードのハモンド・オルガンは自分の世界を見失わず、バンド全体の音はサイケデリックかつアーティスティックな第一期独特の雰囲気を醸し出している点も魅力です。

 そして個人的に一番の押しはイアン・ペイス(Dr)とニック・シンパー(Ba)によるリズム隊の演奏。1970年代いっぱいくらいまでスピード感溢れるプレイを聞かせるイアン・ペイスですが、このセカンド・アルバムでは速さという点において他のアルバムの追随を許さず、聞いている側がリズムを見失うほどにたくさんの音を詰め込んで疾走します。また、ニック・シンパーはヘヴィな音作りでとてもメロディアスなベースラインを奏でるテクニシャン。残念ながら翌1969年に「バンドのスタイルに合わない」という理由で解雇の憂き目に遭いますが、DEEP PURPLE歴代ベーシストの中でも一番のセンスとテクニックを持っていると自分は確信しています。そして、この二人が素晴らしいドライブ感をもってアルバム全体を引っ張っているような印象すら受けるのです。

 一歩間違うとデスメタル作品のように見えなくもありませんが、いかにも混沌とした1960年代のロックを体現したようなアートワークも秀逸です。同じく1968年に発表され、よりサイケデリックな方向性が強いファーストアルバム、そのサイケデリック要素とともにクラシック面やアーティスティクな面がより強調された翌年発売のサードアルバムも十分に良作ですが、ハードロックオンリーだった自分を1960年代後半のロックの世界に引き込んでくれた1枚として、1968年制作のこのセカンドアルバムを、今でも愛してやみません。
by cozy1812 さん

 僕は後になってからディープパープルにはまった層。あまりディープパープルを知らなかった僕は、「Shades of Deep Purple」から集めていた。正直、ファーストアルバムにはあまり魅力を感じられなかったので、「Machine Head」などの名盤の存在も知らなかった僕は、次のこのアルバムに何も感じなかったら聴くのをやめようと考えていた。

 さて聴いてみる。なんだこれは。一曲目の「Listen, Learn, Read On」からビビッときた。これを待っていたんだよ、こういうのを。スピードとクラシカルなアレンジが融合した世界。僕はこのサウンドに酔いしれた。その後もディープパープル集めを続けていく中で、「Deep Purple in Rock」、「Machine Head」、「Burn」などの名盤たちに出会っていくが、その中でも僕にとってこのアルバムが色あせなかったのは、のちのアルバムとは方向性が違うからである。

 クラシックからハードロックへとディープパープルは向かっていく。このアルバムより、後のアルバムのほうがインパクトも出来もいい。だが、「クラシックロックバンド」としてのディープ・パープルは、このアルバムに最も出てきていると思うのだ。
by 狂気のトミー マシン・ヘッドの危機 さん

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熱いメッセージをありがとうございます!ディープ・パープルといえば『イン・ロック』や『マシン・ヘッド』が印象的ですが、イアン・ギランが加入する前の第一期も忘れてはなりません。この2nd『詩人タリエシンの世界』や次作の3rdは彼らが「アート・ロック」と呼ばれる時代。サイケデリックから70年代のプログレ&ハード・ロックへと移行していく、その時代ならではの熱のこもったサウンドや創意工夫が大変魅力的ですよね。70年代のハード・ロックから本作のような「アート・ロック」作品を経て60年代のサイケの魅力に目覚めていく、という逆流的な聴き方も興味深い!

DEEP PURPLE/SHADES OF DEEP PURPLE

68年だとDeepPurpleの1stと2nd、ProcolHarumの2ndが好きです。とくにDPの1stのに収録の「Help」のオルガンは最高です😄
by orep69 さん

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68年にはディープ・パープルの1stも!アートワークが素晴らしい2ndも良いですが、「Hush」を収録した1stも魅力的で甲乙つけがたい。そして言及なさっているビートルズ「Help」カヴァーはなんと映像もありました♪原曲からは想像できない神秘的なイントロ、叙情的でしっとりとしたアンサンブルにジョン・ロードのダイナミックなオルガン・ソロが見事!無機質なビルを映した背景もカッコイイ。

PROCOL HARUM/SHINE ON BRIGHTLY

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隠れた名作も多い68年。プロコル・ハルムのアルバムといえば1stの『青い影』が有名ですが、こちらの2ndも1stに負けず劣らずの名盤!この15分を超える大曲「In Held Twas in I」なんて、キング・クリムゾンやEL&Pを待たずに「プログレッシヴ・ロックの誕生!」と言ってしまっても良いくらいの傑作ですよね・・・。

PRETTY THINGS/S.F.SORROW

The Pretty Things/SF sorrowに1票^_^はじめてのロックオペラ作品‼
by H さん️

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THE WHOが69年に発表した『TOMMY』はロックに物語性を持たせた「ロック・オペラ」という概念を確立させましたが、それより一年早く「ロック・オペラ」を創作していたグループ、それがPRETTY THINGS。当時レーベルが難色を示し中々リリースされてもらえず、さらに売り上げも芳しくなく翌年の『TOMMY』の方に話題をかっさらわれてしまったようですが、その創造性はビートルズの『Sgt.ペパーズ』やピンク・フロイドの1stにも匹敵するでしょう。「それもそのはず、当時ピンクフロイドも手掛けていたビートルズのエンジニアだったノーマンハリケーンスミスのプロデュースですものね(by Hさん)」なるほど!当時のテレビ番組の映像がありましたが、うーん、アヴァンギャルド芸術!

ZOMBIES/ODESSEY AND ORACLE

もう一枚マストアイテムを‼️The Zombeis/ odessey & Oracle. 哀愁漂う大名盤だと思います^_^
by H さん️

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ここでようやくODESSEY & ORACLE!スイートかつ哀愁の漂うサウンドは何度聴いてもまた聴きたくなってしまう魔力がありますよね。レイト60’sギャルがいっぱい・・・もとい、レイト60’sイギリスの空気感をふんだんに味わえる映像がありましたのでご覧ください。

CREAM/WHEELS OF FIRE

月並みですが、「クリームの素晴らしき世界」というグループの実態に反する邦題がついたアルバム。私にとってのロックのメートル原器です。が、このアルバム、元々ベイカーとクラプトンの乗り物だったクリームがブルースとパッパラルディに乗っ取られた結果の産物でもあるわけで。
by N.M さん

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ヤードバーズで活躍していたクラプトンを筆頭に選りすぐりのメンバーが集った「スーパー・グループ」CREAMですが、ジンジャー・ベイカーとジャック・ブルースの不仲やプロデューサーのフェリックス・パパラルディの発言権が増していったことなど問題は多かったようで・・・本作の制作に取り掛かる前にはすでに年内の解散が決定。しかしながら個々の手腕によるものか、それともそんな軋轢が化学反応を起こしたのか、この『素晴らしき世界』は2枚組アルバムとして初のプラチナディスクを記録するロック史に残る傑作となりました。「White Room」を筆頭に完成された楽曲揃いのDisc1、各パートが恐ろしい気迫で弾きまくり叩きまくるライヴ音源を収録したDisc2、どちらも聴き応え抜群。彼らなくしてハード・ロックは無し!

PINK FLOYD/A SAUCERFUL OF SECRETS

聞こえなくても、宇宙には、音が存在する。
太陽系を構成するそれぞれの惑星が発する音を、人が聞こえるように可聴化した音源があり、一時期私は、それを聴くことにはまっていた。
しかし、ひとたびその世界に浸り込んでしまうと、しばし目の前の現実的日常生活に戻ることは難しくなる。どんな心持ちで人混みの中をかき分け電車に乗っていいか、どんな音楽を聴いていいのか、わからなくなり、すべてがしっくりこなくなってしまうのだ。
そんな時に、今欲しいと思って久しぶりに聴いたのが、Pink Floydの「A Saucerful Of Secrets」だった。
この作品は、宇宙遊泳の旅に出た心をそのままそこにとどめ、さらに異次元の境地へと連れて行ってくれた。もともと個人的に好きなアルバムではあったが、これは自分にとって新たな発見であり、体験だった。
みなさんにも、あの感覚をぜひ味わっていただきたい。
まずは助走としてYouTubeなどで宇宙の音をしばらく聴き、銀河との距離をぐっと縮め、それからこのアルバムを聴いてみてほしい。そこにアルコールもあると良いだろう。
これまでに体験したことのない、未知のトリップを体験できるはずだ。
by Sara さん

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最後はこのアルバム。惑星が発する「宇宙の音」というものがあることも初めて知りましたが、それと通じてしまうピンク・フロイド・・・恐るべし。混沌の中から聴こえてくるようで、不穏でアヴァンギャルドで、かつどこまでも静謐なサウンドはまさにこの世の「神秘」。他のバンドとは一線を画す本作は、実験性に満ちた68年の、というよりもピンク・フロイドの未知数さを象徴するかのようなアルバムです。どうぞ皆様「惑星の音」を聴き、それから「神秘」を聴いて、未知なる可能性の旅に出かけていってみて下さい。


というわけで、応募して下さった皆様、改めてありがとうございました!

サイケデリックの時代を経、また画期的な67年の「Sgtペパーズ」を経て、ありとあらゆる場所で変化が加速していった「激動の時代」と言える1968年。どの作品もオリジナリティ溢れる創造性を発揮しており、またその創造的な個性が後に続く70年代に様々な新展開をもたらしていったことがうかがえます。サイケデリック・ロックに象徴される「60年代後期」という見方だけでなく、70年代の音楽を語る上でも欠かせない変革の年、それが1968年だったのですね。

それでは、次回はいよいよ「あの作品」が登場・・・な来年の「1969年ベスト・アルバム」でお会いしましょう!(?)


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  • DEEP PURPLE / BOOK OF TALIESYN

    68年2nd、『イン・ロック』〜『マシン・ヘッド』へと続く、栄光のバンド史における、もっともっと語られるべき確かな一歩

    前作から一気にハード・ロック色が増した68年作の2nd。タイトかつ手数多いハード・ドライビングなドラム、グルーヴィーに動き回るベース、切れ味鋭く歪んだリズム・ギターが一体となって聞き手を飲み込むリズムのなんと強靭なこと!ここぞではベースがトーンを歪ませてハイ・ポジションで暴走して、まるでメタリカか!というぐらいのヘヴィ・メタリックなテンション!これが68年!?タメが効きつつも前のめりでエッジのあるギター・ソロはリッチー・ブラックモアの記名性たっぷりだし、ジョン・ロードのオルガンも、R&Bのグルーヴ、クラシックの端正さ、ロックのダイナミズムが一体となっていて、R&B〜ブルース〜ジャズに根ざした「オルガン・ロック」勢とは異なる個性を感じます。『イン・ロック』の前の初期3作品は、「アート・ロック」の作品と称されていますが、いやはやこのアグレッシヴさとヘヴィネスはまさに「パープル」。ドアーズのジム・モリソンを英国らしくジェントルにしたようなロッド・エヴァンスの歌唱、ギターのフィードバック音やぐるぐると渦を巻くオルガンのエコーなど、この時代ならではの空気感もいい塩梅。時間的な制約でカヴァー曲も含まれていますが、ビートルズの「We Can Work It Out」をはじめ、大胆なポップ・ソングのカヴァーにクラシックのパロディ的導入を組み合わせたり、気鋭な才能が溢れまくっています。『マシン・ヘッド』の1万分の1ぐらいしか聴かれてないだろうけど、『イン・ロック』〜『マシン・ヘッド』へと続く、栄光のバンド史における、もっともっと語られるべき確かな一歩。サイケからプログレ〜ハード・ロックへの過渡期である68年の作品の中でも光り輝く名作です。

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