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2017年11月のカケレコ月間ベストセラーTOP10を発表!

2017年11月の新品CD月間ベストセラーを発表いたしましょう!

世界中からロック&プログレ作品が集まるカケレコらしく、国際色豊かなラインナップとなっておりますよ~☆
1位からご覧ください!

1位:RTFACT / LIFE IS GOOD

サンフランシスコを拠点に活動するロシア人コンポーザー率いるプロジェクト・バンドなのですが、このサウンド、ずばり「ジェントルジャイアント+エニド」。

管弦楽器群による本格クラシカル・サウンドと、GGを現代的にアップデートしたような目まぐるしいアンサンブルが融合、圧倒的な質量感を誇るシンフォ・ハードが迫ってきます。

ナッド・シルヴァン、ジェフ・スコット・ソート、ジェフ・コールマンなど豪華ゲスト陣にも注目!

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2位:MARK-ALMOND / TO THE HEART

60年代から活躍した腕利きセッションマンの2人が結成した英国が誇る名デュオ、76年発表の名作。

それにしてもこの洒脱さと英国らしいしっとりした叙情美。芳醇な大人のブリティッシュ・ロックだなぁ。

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3位:SILHOUETTE / THE WORLD IS FLAT (AND OTHER ALTERNATIVE FACTS)

現オランダのシンフォ・シーンをリードする人気バンドと言えば彼らですね。

この17年作、どこを切ってもため息が出るような美し過ぎるサウンドが溢れ出してきて至福…。この清涼感と透明感は、JADISやSOLSTICEといった英バンドに通じますね。

ある種の神々しさすら感じられる凄まじい完成度を誇る会心作!

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オランダ産プログレ新鋭特集!~優美でメロディアスな新世代プログレをセレクト!

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今やスウェーデン、イタリアに継ぐプログレ大国となりつつあるオランダの00年代プログレ・シーンを特集!

4位:INNER EAR BRIGADE / DROMOLOGY

ゴングばりの強度と緩急自在さで聴かせるジャズロックをベースに、カンタベリー風の芳醇なホーンセクションとスラップハッピーあたりが浮かぶ浮遊感あるメロディをミステリアスに歌う女性ヴォーカル。カリフォルニア発ジャズ・ロック・バンド、2ndもさすがの快作です!

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世界の00年代新鋭ジャズ・ロック探求!

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00年代以降に登場した良質な新鋭ジャズ・ロック・グループを選りすぐってご紹介してまいります!

5位:UNREAL CITY / FRAMMENTI NOTTURNI

この完成度、全盛期FINISTERREにも匹敵するのではなかろうか…。往年へのリスペクトに溢れたヴィンテージ感覚と現代的センスを練り上げ唯一無二の音世界を創出した、イタリアン・プログレ新鋭による会心作3rd!

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6位:MILLENIUM / 44 MINUTES

現ポーランドを代表するグループによる待望の17年作!

サックスをフィーチャーしたアーバンな香り漂うメロディアス・プログレが新境地ですが、そこにフロイドの『狂気』を思わせるドラマチックなサウンドメイクが乗っかってきて、こりゃ堪りません~☆

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7位:KAIPA / CHILDREN OF THE SOUNDS

イマジネーション溢れるままに美麗フレーズを紡ぎ出すギター、魔法のようにファンタジックで色彩に満ちたキーボード、F.マーキュリーを宿す野性味あるヴォーカル、演奏をダイナミックに牽引するリズム隊。北欧シンフォの雄による息をのむような傑作!

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「若い者には負けちゃいられん!」と声が聴こえてくる?往年の名バンド達による貫禄の新作群をピックアップ!

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続々登場する新鋭バンドに負けじとハイクオリティな作品を発表している、70年代に活躍したベテラン・バンドたちの作品に注目してまいります☆

8位:SEMIRAMIS / FRAZZ LIVE (CD+DVD)

夏の来日公演も記憶に新しい、イタリアン・プログレ・バンドSEMIRAMIS。

73年の名盤『フラッツに捧ぐ』で知られる伊ロック・バンドが17年に母国で行なったアルバム全曲演奏ライヴの音源&映像を収録。単なるアルバム再現に留まらないシアトリカルな演出を加えたステージが大変素晴らしく、作品の持つ世界観をイマジネーション豊かに広げていて、こりゃ凄いです…。


「ザ・ベスト・オブ・イタリアン・ロック VOL.5,6」セミラミス、ラッコマンダータ・リチェヴータ・リトルノ、デリリウム来日公演@クラブチッタ川崎ライヴレポート(8/12・13)

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8月12日と13日にクラブチッタ川崎で行われた、「ザ・ベスト・オブ・イタリアン・ロック VOL.5,6」を観てきました!今回出演したのは、セミラミス、ラッコマンダータ・リチェヴータ・リトルノ、デリリウムの3バンド!

9位:P.F.M / EMOTIONAL TATTOOS

名実ともにイタリアを代表する名バンドが17年作をリリース!復活作『Ulisse』以降の、骨太でダイナミックな現代ロックの逞しさとイタリアン・ロック然とした伸びやかな叙情性が一体となったメロディアス・ロックに磨きをかけた聴き応えたっぷりの力作!

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スタッフ佐藤がBILLBOAD JAPAN様HPにて書かせていただいたPFM来日特集記事も是非ご覧ください☆



http://www.billboard-japan.com/special/detail/2169

10位:OSE / ADONIA

仏EGGレーベル中屈指の傑作として語られてきたのが本作。

リシャール・ピナスらエルドンのメンバーが全面参加、エルドン彷彿のエレクトロニクスを多用したミニマル調をベースに、スペイシーなシンセ、哀愁のギターなどが織りなす、フランスらしい儚さと美しさが滲むエレクトロ・プログレ名盤。

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カケレコ歴代ベストセラーリストはこちら!

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2017年11月のベストセラー

  • MARK-ALMOND / TO THE HEART

    ブルースブレイカーズに在籍していた、セッションマン出身のジョン・マークとジョニー・アーモンドによる名デュオ、76年発表の名盤、BILLY COBHAM参加

    ジョン・メイオールのブルースブレイカーズに在籍していた、ジョン・マーク(Vo/G)とジョニー・アーモンド(Sax/Flute)による名デュオ、76年作の5thアルバム。ロック、フォーク、ジャズ、クラシックが絶妙にブレンドされた洒脱なアンサンブル、そして、英国らしい叙情性に満ちたメロディと憂いあるヴォーカル。しっとりと流麗な大人のブリティッシュ・ポップが印象的です。名ドラマーBilly Cobham、名Key奏者Tommy Eyre、P.F.Mに加入するヴァイオリン奏者Greg Blochの参加も特筆。英ポップの隠れた名作です。

  • RTFACT / LIFE IS GOOD

    アメリカを拠点に活動するロシア人コンポーザーYuri Volodarskyによるシンフォ・プロジェクトの17年作、「ジェントル・ジャイアント+エニド」と言える圧倒的スケールのシンフォニックなプログレ・ハード!

    サンフランシスコを拠点に活動、映画プロデューサーや作家の顔も持つロシア人コンポーザーYuri Volodarskyによるシンフォ・プロジェクトの17年作。ゲストに、ハケット・バンドで歌うナッド・シルヴァンや、イングヴェイの作品で知られるジェフ・スコット・ソート、技巧派HR/フュージョン・ギタリストのジェフ・コールマンらが参加。そのサウンドは一言で言うと「GENTLE GIANT + ENID」。壮大に溢れ出す管弦楽器群による本格派クラシカル・サウンドと、GGのハード・ロックな部分をスケール大きく現代的にアップデートしたかのような目まぐるしくもエッジの効いたアンサンブルを一体にした、圧倒的な質量感を誇るシンフォニックなプログレ・ハードが凄まじい!と言ってもシリアスに迫ってくる感じはなく、アメリカンなキャッチーで爽快感あるメロディを合わせ聴きやすさ抜群のサウンドに仕上げているのが見事。また管弦楽器とギターやキーボードが緻密に絡み合う、隙なく構築されたインストゥルメンタル・パートも非常にハイレベルで、コンポーザーである彼の作曲能力の高さに唸らされます。とにかくすごい聴き応えの作品です。これは激カケレコメンド!

  • SILHOUETTE / THE WORLD IS FLAT (AND OTHER ALTERNATIVE FACTS)

    現オランダ屈指の人気シンフォ・グループの17年作、どこを切ってもため息が出るような美しいサウンドが溢れ出してくる美旋律シンフォニック・ロックの傑作!

    現オランダのシンフォ・シーンをリードする人気バンドによる2017年作。ゲスト奏者によるフルート、ヴァイオリン、フレンチホルン、オーボエなどの管弦楽器を配し、以前からの持ち味だった美しくキャッチーなメロディメイクに更なる磨きをかけたスケールの大きいシンフォニック・ロックを聴かせてくれます。瑞々しくかき鳴らすアコースティック・ギター、エモーショナルなタッチで流れるように美旋律を紡ぐギター、一音一音が眩く輝くようなシンセサイザー、そしてジョン・アンダーソンに似る透き通るような声質で切々と歌うヴォーカル。様々な楽器が登場するものの込み入った複雑な印象を一切与えず、一点を見つめて迷いなく突き進んでいくようなひたむきな演奏が感動を呼びます。安易にメタリックなヘヴィネスに頼らず起伏あるドラマチックな構築性によってダイナミズムを生み出すコンポーズ能力も素晴らしい。どこを切ってもため息が出るような美しいサウンドが溢れ出してきて、この気品高さはJADISやSOLSTICEあたりの英国バンドに通じるものでしょう。前作、前前作も文句の付け所のない名作でしたが、本作は一つ別の次元に辿り着いたかのような、ある種の神々しさすら感じ取れる凄まじい完成度を誇っています。会心の傑作!

  • KAIPA / CHILDREN OF THE SOUNDS

    北欧を代表するシンフォニック・ロック・グループによる17年作、ずばり北欧シンフォに求めるあらゆる要素が凝縮され結晶となったような文句なしの大傑作!

    スウェーデン出身、75年にデビューした北欧を代表するシンフォニック・ロック・グループ。2017年リリースの13thアルバム。一曲目からクライマックス!Hans Lundinの芳醇にしてそそり立つように荘厳なオルガン、Per Nelssonの雄弁にメロディを紡ぐギターが折り重なり、エネルギッシュながらも輝かしい気品に満ちた幻想的な音世界を構築。そこにPatrick LundstromとAleena Gibsonの男女ヴォーカルによる、溢れんばかりのエモーションを込めた熱唱が絡み合いアンサンブルを伴って劇的に高まっていきます。北欧シンフォらしい神秘性と凄まじいまでのエネルギーの放射が見事に共存したサウンドに早くも驚愕…。特に素晴らしいのが、KAIPAのギタリストとしてすでに偉大な前任者Roine Stoltの印象を払拭したPer Nelssonによる、音数多く畳み掛けるようにスリリングなギター。イマジネーションが溢れ出るままに美麗フレーズを次々と紡ぎ出すプレイに息をのみます。Patrickのフレディー・マーキュリーを宿した野性味あるヴォーカルも優美なサウンドの中で活き活きと立ち上がってるし、タイトかつ緻密なリズムプレイでアンサンブルをダイナミックに牽引するMorgan Agren&Jonas Reingoldの鉄壁リズム隊もさすが。そしてオルガンとシンセを駆使して魔法のようにファンタジックで色彩感に満ちたサウンドを生み出すHans Lundin。改めて凄いメンバーが揃っていることを実感します。さらに、Hansが操るハープシコードやゲスト奏者による室内楽風のヴァイオリンを大胆にフィーチャーし中世音楽風の格調高いエッセンスを加えたナンバーも圧倒的に素晴らしく、中世風味を違和感なくKAIPAのサウンドに溶け込ませていて、その手腕にバンドとして更なる音楽性の成熟を感じさせます。もう北欧シンフォニック・ロックとして他の追随を許さない高みに到達した感さえあります。北欧シンフォに求めるあらゆる要素が凝縮され結晶となったような、文句なしの大傑作。

  • OSE / ADONIA

    EGGレーベル屈指の傑作と言われる78年唯一作、HELDONのRichard Pinhas&Francois Augerが参加したエレクトロ系フレンチ・プログレの逸品

    69年に設立されエレクトロ系プログレ作品を中心にリリースしたフランスのEGGレーベルより、78年に発表された唯一作。ギタリストのHerve Picartが、HELDONのRichard PinhasとFrancois Augerの協力のもと制作したのが本作で、HELDONを彷彿させるエレクトロニクスによるミニマル調の無機的なサウンドをベースに、陰鬱さの中にほのかにファンタジックな色合いを持ったスペイシーなシンセ、哀愁の旋律を奏でるギターなどが織りなす、フランス産らしい儚さと美しさが滲むエレクトロ・プログレ。EGGレーベル屈指の傑作と言われるだけあって、エレクトロ要素とユーロ・シンフォ然とした翳りある音作りが違和感なく調和を果たした名作となっています。HELDONファンのほか、PULSARあたりのスペイシーなサウンドがお好きな方にもお聴きいただきたい逸品!

  • MILLENIUM / 44 MINUTES

    現在のポーランド・シンフォ・シーンの中核を担うグループによる17年作、サックスを大きくフィーチャーし、アーバンな香り漂うメロディアス・プログレを聴かせる意欲作!

    現在のポーランド・シンフォ・シーンの中核を担うグループによる17年作。今作よりゲストプレイヤーだったサックス奏者が正式メンバーとして参加。ピンク・フロイド憧憬のメランコリックかつ劇的なサウンドにジェネシス的な叙情溢れるキーボードプレイを加えた音楽性を持っていた彼らですが、今作ではアーバンな香り漂うサックスのプレイも大きくフィーチャーし、従来作に比べ格段に洗練されたメロディアス・プログレを聴かせてくれます。全体的に見るとキーボードが担っていたシンフォ色は後退したものの、ここぞという場面ではシンセがスケール大きくうねり、存在感を発揮。サックスに活躍に加え、ギルモアのブルース色を抑えたようなエモーション溢れるギターや映画のワンシーンを思わせる話し声のSE、一部楽曲での女性ヴォーカルの起用など、『狂気』のフロイドを現代的な音像で再構成したような印象も強く受けます。さらに特筆なのがメロディの素晴らしさ。従来に増してシンプルゆえの力強さを宿す選び抜かれた美しいメロディが、聴き手の胸を強く揺さぶってきます。そのメロディを歌い上げる少し憂いのある男性ヴォーカルも相変わらずいい声です。シンフォニック・ロックという従来の立ち位置から大きく前進し、独自のサウンドを練り上げた意欲作!

  • INNER EAR BRIGADE / DROMOLOGY

    カリフォルニア出身アヴァン・ジャズ・ロック・バンド、17年作2nd、前作の延長線上で楽しめるカンタベリー・エッセンス香る芳醇で知的なアヴァン・ポップ/ジャズ・ロック、これは素晴らしい!

    世界のチェンバー/アヴァン系の先鋭的なバンドを多く輩出しているAltrOckレーベルよりデビューした、カリフォルニア出身アヴァン・ジャズ・ロック・バンドによる待望の17年作2nd。前作『RAINBRO』では女性ヴォーカルを擁しカンタベリー・エッセンスをたっぷり含んだポップな音作りがたまらない個性派ジャズ・ロックを聴かせた彼らですが、本作でもその唯一無二のサウンドは健在です。全盛期ゴングばりの強度と緩急自在のしなやかさで聴かせるジャズ・ロックをベースに、カンタベリー風の芳醇かつ流麗なホーン・セクションとスラップ・ハッピーあたりを彷彿させる浮遊感あるメロディをちょっぴりミステリアスに歌う女性ヴォーカル。演奏自体は角の立った硬派なジャズ・ロック・テイストがあるのですが、一貫して軽やかなポップ・エッセンスが効いており、無骨な印象は一切与えないハイセンスなサウンドメイクが相変わらず素晴らしすぎます。前作を気に入った方は勿論、カンタベリー・ロック・ファン、ゴング・ファン、スラップ・ハッピーのファンも「これはっ!」となること間違い無しの一枚に仕上がっています。

  • SEMIRAMIS / FRAZZ LIVE (CD+DVD)

    73年の唯一作で知られるイタリアン・プログレ・バンド、17年4月のジェノヴァ公演を収録したCD+DVD

    73年の唯一作にして名盤『DEDICATO A FRAZZ』で知られるイタリアン・プログレ・バンド。17年4月ジェノヴァ公演における『DEDICATO A FRAZZ』全曲演奏の音源&映像を収録。来日公演の直前の7月に惜しくも亡くなってしまった70年代当時からの中心メンバー、マウリツィオ・ザリッロ氏も参加したステージとなっており、彼を含むダブル・キーボードに、エレキギターとアコースティックギターも加えた7人編成。単なるアルバム全曲再現に留まらない、シアトリカルな演出をふんだんに加えたステージが大変素晴らしく、アルバムの世界観をイマジネーション豊かに広げています。元々がヘヴィなサウンドのバンドだけに、若手メンバーを迎え現代的なヘヴィネスが加わった演奏も、SEMIRAMISさを損なうどころかより増幅しているように感じられるのも見事です。往年のイタリアン・ロック・ファンも唸ること間違い無しの名ステージ!

  • UNREAL CITY / FRAMMENTI NOTTURNI

    イタリアの新鋭プログレ・グループによる17年作3rd、往年へのリスペクトに溢れたヴィンテージ感覚と現代的センスを練り上げ唯一無二の音世界を創出した会心作!

    キーボード兼ヴォーカルのEmanuele Tarasconiを中心に2010年に結成され、12年に自主制作したEPが鬼才Fabio Zuffantiの目に留まり、彼のプロデュースで2013年にデビューしたイタリアの新鋭プログレ・グループ。15年リリースの2ndに続く2017年作3rd。こ、これは素晴らしいです。トニー・バンクス風のファンタスティックに躍動するシンセと薫り高きオルガンが絡み合いながら駆け抜けるジェネシス憧憬滲む艶やかな「動」のパートと、ややうつむき加減の流麗なクラシカル・タッチのピアノがリードする粛々としながらも劇的な「静」のパートの対比によって聴かせるサウンドメイクの何と見事なこと!ハケットばりのデリケートなトーンで泣きの旋律を紡ぐギター、切ないヴァイオリンの調べもアンサンブルに彩りを加えます。そんな丹念なアンサンブルによって描き出される優美な音世界に命を吹き込む、品のある柔らかな歌い口のイタリア語ヴォーカルがまた絶品。さらに特筆なのが、現代のバンドらしいハードエッジな音を最小限に抑え、かと言って懐古的にもならないその圧倒的なバランス感覚の良さ。その両方の要素があるのは確かなのですが、出てくる音はどの時代風とも言えないUNREAL CITYというバンドならではの味わい深さを湛たっぷりと含んでおり、それが唯一無二のオリジナリティともなっています。もともと70年代のヴィンテージな質感を宿したバンドとしては頭一つ抜けた存在でしたが、本作によって遂にバンドの音が完成した印象すら受けます。全盛期FINISTERRE並の完成度と言っていいでしょう。傑作!

  • P.F.M / EMOTIONAL TATTOOS

    70年の結成以来、名実ともにイタリアン・ロックの代表格として活動してきた名バンドによる17年作!

    70年の結成以来、名実ともにイタリアン・ロックを代表するグループとして君臨してきた名バンドによる17年作。オリジナル・アルバムとしては06年作『Stati di immaginazione』以来、実に11年ぶり!オリジナル・ギタリストのFranco Mussidaが2015年に脱退、Franz Di Cioccio(ドラム/ヴォーカル)、Patrick Djivas(ベース)、Lucio Fabbri(ヴァイオリン)の3人に、新ギタリスト、キーボーディスト2人、セカンドドラム/パーカッションの若手メンバー4人という7人編成となっています。97年の復活作『Ulisse』以降の、骨太でダイナミックな現代ロックの逞しさとイタリアン・ロック然とした伸びやかな叙情性が一体となったメロディアス・ロック路線を踏襲するサウンド。年齢を感じさせないパワフルでモダンなドラミングに、さすがのユニークなフレーズセンスが耳を引くベース、ここぞの場面で気品高く飛翔するヴァイオリン。そこにP.F.Mらしい色彩感溢れる艶やかなシンセとオルガンによる存在感あるダブル・キーボードやオーケストラが加わって、結成47年のバンドとは思えない力強いアンサンブルが紡がれます。そんな中でもやはりP.F.Mというバンドを最も強く印象づけるのが、チョッチョの情感をたっぷり込めたエモーショナルな歌声。時代が変わりサウンドの質感が変遷を重ねても、P.F.M以外でしかありえないと感じさせるサウンドを作り上げています。ムッシーダに替わる新加入のギタリストは、近年のテクニカル・ギタリストらしいヘヴィなタッチを織り交ぜたプレイを軸としますが、今作の張りのあるパワフルな作風にはかなりハマっている印象。地中海エッセンスをたっぷり含んだ叙情ナンバーでの爽やかなアコギ、バラードでのスケール大きく優美なソロプレイも見事に聴かせます。復活後のP.F.Mを変わらず愛する方ならきっとグッと来る、聴き応えたっぷりの力作に仕上げています!


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