2017年5月12日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
こんにちは、スタッフ青山です。
1967年6月1日にリリースされたビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』。発売から50周年を記念してボックスセットがもうすぐ発売ということで、このカラフルなジャケットをよく目にします。15日に発売のレコード・コレクターズ(カケレコも広告を掲載してます)も特集が組まれているので楽しみです!
さて、『サージェント・ペパーズ~』といえば「ロック史上初のコンセプト・アルバム」として知られています。今日はカケレコで取り上げたコンセプト・アルバムの記事もピックアップしながら、世界のコンセプト・アルバムをご紹介したいと思います。
最初は文学作品をテーマとする世界のプログレ・コンセプト・アルバムよりイギリスとイタリアの名盤をピックアップ!
これまでアコースティックな作品とは変わってシンセがフィーチャーされてるけど、根っこにはファンタジーや牧歌性が変わらずあって、この世界観、さすがは元ジェネシスだなぁ。
イタリアでメロトロンと言えば、やはりこのグループ!「洪水」という言葉がぴったりの轟々たるメロトロン、牙をむくように狂暴なアンサンブル、そして強烈なまでの叙情性!何もかもが圧倒的ですね。
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世界各国より文学作品をテーマに制作されたプログレ・コンセプト・アルバムの名作をご紹介してまいりましょう!
次はスウェーデンのファンタスティックな作品!
トールキンの『ホビットの冒険』をテーマにしたコンセプト作で、北欧トラッドのエッセンスが香るメロディと牧歌的でファンタスティックな演奏に心躍ります。
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毎回、中古棚よりコレは!という名盤をピックアップしてご紹介するこのコーナー「カケレコ中古棚探検隊」。今回はロマン溢れるプログレのコンセプト・アルバムをピックアップ!
次はポーランドより。
ポーランド産シンフォ・バンドMILLENNIUMのkey奏者による17年ソロ作。「星の王子さま」をコンセプトに展開されるのは、『狂気』フロイドへの憧憬に満ちた深遠でドラマチックなシンフォニック・ロック。フロイドファンなら必ずや目を細めるだろう逸品!
こちらはイギリスの作品ですが、ジャケットの印象同様、サウンドも東欧あたりを思わせる作品。
パンク全盛の70年代後半にこのジャケでこの音では売れなそうですが、やはり埋没してしまったのか・・・。同じ77年リリースのイングランド『ガーデンシェッド』の表裏を成すと言えそうな暗黒の英プログレ秘宝。
最後に海外サイトの記事も2つピックアップいたしましょう。
Prog Sphereが発表したプログレのコンセプト・アルバムTOP30。
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70年代の名盤から2000年代の作品を網羅した【プログレのコンセプト・アルバムTOP30】をピックアップ。
次はALL MUSICが選んだコンセプト・アルバムのリスト。カケレコWEBマガジンではロックの作品をピックアップしてご紹介いたしましたが、原文ではジャズやソウルのものもピックアップされています。
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米音楽サイトALL MUSICが選んだベスト・コンセプト・アルバムをピックアップ。まずはキンクスの最高傑作と言われるこの作品!
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