2019年9月6日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
こんにちは。スタッフみなとです。
今日はカケレコ棚を探検し、フレンチ・ポップを聴いてまいりたいと思います。
まずは、王道フレンチ・ポップ・シンガーからまいりましょう!
「夢見るシャンソン人形」で有名なフランス・ギャル。昨年惜しくも他界されました。
こちらはミシェル・ベルジェと出会った事により新境地を開いた75年作。
もはやアイドルとしてではなく、都会的なポップ・シンガーとしてリスナーを魅了してくれます。
76年作。
70年代シルヴィのヒット曲「Qu’est-ce QuiFaitPleurerLesBlondes? (そよ風のブロンド)」です。
軽やかで、少しトロピカルなサウンドが心地よいですね!
続いては、少しニッチなシンガーへとまいりましょう!
ゴダールの映画にも出演したフランスの女優兼シンガー、カトリーヌ・リベイロの・グループ、代表作の72年3rd。
霞がかったトーンの幻想的なオルガン、ミニマルでサイケデリックなギター、ポコポコと呪術的に渦巻く自作楽器コスモフォン(エレクトリック・パーカッション)・・・そこへ歌とも語りともつかないカトリーヌの痛切な女性ヴォーカルが響き渡るサウンドは、美しくも混沌とした悪夢のようです。
アヴァンギャルドな作風のフランス人フィメール・シンガー、ブリジット・フォンテーヌが、マルチ奏者アレスキーと組んだ73年作。
民族音楽に影響を受けた土着的なリズムと、2人のボーカル・パフォーマンスが独特の世界を作り上げています。
フランスの女性コンポーザーで、ヴォーカル、鍵盤楽器、ギターを操るマルチ・ミュージシャン、76年作2nd。
アコースティックなサウンドと電子的サウンドの二筆を使い、精緻なタッチでイマジネーション豊かに音世界を描いています。
フランスのプログレ・バンド、画家クロード・モネの日記や書簡をもとに最後の3年間を描いたという、01年リリースのコンセプト作です。
作品を通して優美で暖かみに溢れながら、なおかつ彩り豊かなサウンドは、まさにモネの水彩画のようです。
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