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カレン・ダルトン『IT’S SO HARD TO TELL WHO’S GOING TO LOVE YOU THE BEST』【北米フォーク】-MEET THE SONGS 第154回   

今日の「MEET THE SONGS」はグリニッジ・ヴィレッジで活躍した女性フォーク・シンガー、カレン・ダルトンの69年作『IT’S SO HARD TO TELL WHO’S GOING TO LOVE YOU THE BEST』をピックアップいたします。

カレン・ダルトンはオクラホマ州出身で、ブルースに魅せられて12弦ギターとバンジョーを習得。60年頃にはNYに移り住み、グッリニッジ・ヴィレッジで活動を始めます。

一緒に演奏したこともあったボブ・ディランやフレッド・ニールも魅せられた才能を持つカレンですが、2つのアルバムを残したのみ。アルコールとドラッグ中毒により55歳で生涯を閉じます。

ディランも自伝の中で「ビリー・ホリデイのような声を持ち、ジミー・リードのようにギターを弾き、そのスタイルを貫いていた。」と書いているように、カレンの歌声はビリー・ホリデイを引き合いに出されることが多く、高音のハスキー・ヴォイスで気だるいその歌声は、彼女の心の声をひしひしと伝えるかのように聴く人の心を揺さぶります。

デビュー作となる『IT’S SO HARD TO TELL WHO’S GOING TO LOVE YOU THE BEST』ですが、すでに自己のスタイルが確立されていて堂々たる歌いっぷり。カヴァー曲中心ながらどの曲もカレンの色に染まり、危うい魅力を出す歌声にグッと引きこまれてしまいます。

それでは、オープニングを飾るフレッドニールのカヴァーからお聴き下さい!

Little Bit of Rain

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こちらはシティ・ブルースの確立者として有名なリロイ・カーのカヴァー。

In the Evening (It’s So Hard to Tell Who’s Going to Love You the Best)

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いかかでしたか?
「MEET THE SONSG」は、定番からニッチ盤まで僕らのロック・ミュージックを紹介しています。またお会いいたしましょう。

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  • KAREN DALTON / IN MY OWN TIME

    NYグリニッジ・ヴィレッジで活躍した、12弦ギターを操る女性フォーク・シンガー、71年2nd

    71年2nd。カレンの素朴で暖かな歌声と、名ミュージシャンによる安定感ある演奏が作り上げた、悠々たる大自然のようなアメリカンフォーク。何といってもカレンの歌が素晴らしい。ボブ・ディランが「ジミー・リードのようにギターを弾き、ビリー・ホリデイのように歌う」とカレンを賞した通りの、厚みがあり暖かな歌声。録音はベアズヴィル・スタジオ。プロデューサーはハーヴェイ・ブルックスで、ギターにエイモス・ギャレットやジョン・ホール、スティールギターにビル・キース、ピアノにジョン・サイモンなど、ウッドストックの錚々たるメンバーが演奏している。

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