これをはじめて聴いたとき、米フォークの奥深さに触れた気がして震えました。とにかく女性ヴォーカル2人のハーモニーのミスティックで美しいこと。聴いてください。
Vashti Bunyanの素朴さと無垢さに、Bridget St.Johnの凛とした透明感をブレンドしたようなヴォーカルのなんと素晴らしいこと!米女性SSWがパリで録音した作品だって!?
な、なんとハワイはホノルル出身!? これが英フォークのプライヴェート・プレスだったら、とんでもない人気作になっていたはず!
清楚な女性SSWが好き?川のせせらぎのような木漏れ日フィメール・フォークだなぁ、これ。この米女性SSW、チューダー・ロッジあたりの英フォークのファンも気に入っちゃうだろうな。
こ、これ、アメリカのフォークなの? まるでブリティッシュじゃない!バーバラ・ガスキンやジュディ・ダイブルを彷彿させる女性ヴォーカルにはびっくりですよ。
ファズ・ギターが渦巻いているのに、女性Voはかまわずソフト・サイケ調。なかなかありそうでないカリフォルニアだからこそ鳴らされるサイケ/アシッド・フォーク!
ヴァシュティ・ブニヤンをより神秘的にしたような麗しのヴォーカルだって!? この質感、アメリカというより英フォークに近いですね。
1977年の作品。スティーヴ・ライヒと民族音楽、そして古き良きサロン・ミュージックが空中融和したかのような、エクスペリメンタル・ポップの奇跡的傑作。
米フィメール・ミクストメディア・アーティスト/エクスペリメンタル・ヴォーカル・ポップの決定盤…!彼女が自身のレーベルからリリースした、30年代サロン音楽の流儀を借用した、洒脱で幻のような音像が印象的な77年作…!ピアノと演劇がかったヴォーカル、キーボード、バック・コーラスの中で展開されるオールド・タイミーな楽曲群は、一見イージー・リスニングなリラックス感覚を感じさせますが、よくよく聴いてみると、謎のリズム・ボックス?の導入等、何処かにいびつな歪みを現出させる実験感覚を偲ばせています。プロデューサーには、バイオ・フィードバック・ミュージック「脳波の音楽」で知られる米電子音楽家、David Rosenboom。同じく米実験音楽の巨匠、Robert Ashleyの作品にJacqueline Humbert名義での参加がある彼女ならではの、幻想的な実験オールド・タイミー・ミュージック!
紙ジャケット仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
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