2022年8月24日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
MARQUEE ベル・アンティーク紙ジャケット・シリーズ8月の新作が入荷しましたのでご紹介!
今月のベル・アンティーク紙ジャケット・シリーズは、キャラヴァンの70年代中期以降の4タイトル!SHM-CDで登場です。
ブリティッシュ・ポップ・ロックとして抜群の完成度を誇る76年作!
【関連記事】
一般的にはさほど注目を集めることのない作品たちの中から、スタッフ佐藤が愛して止まない作品たちを取り上げてその魅力を語ります!
77年リリースの9thは、トニー・ヴィスコンティによるプロデュース!
80年作10th。本作よりデイヴ・シンクレアが復帰!
オリジナル・メンバー4人で制作された最後のアルバム。ポップながら緻密なアンサンブルに、リチャードの哀愁のヴォーカル…これぞカンタベリー有終の美を飾る好盤。
こちらのコラムも合わせてご覧ください!
【関連記事】
音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」。デビュー~70年代におけるキャラヴァンの軌跡を追います。
来日公演もいよいよ来月ですね。
公演特設ページ
https://caravanjapan2022.com/
ソフト・マシーンと共にカンタベリー・ロックを代表する名グループが、76年にリリースした8thアルバム。デイヴ・シンクレアが再脱退し、後任としてオランダ出身キーボーディストのヤン・シェルハースが加入しています。以降のポップ・ロック路線を方向づけた作品で、前作『Cunning Stunts』収録の軽快なポップ・チューン「Stuck In A Hole」を引き継ぐような人懐っこいポップ・ロックを軸としつつ、パブ・ロッキンなノリやクラヴィネットを多用した黒っぽいグルーヴまでも混ぜ込んだ新境地も披露。そんな多彩な要素が取り込まれていてもゴチャッとせず、あくまで軽やかでハートフルに聴かせてくれるところがさすがはキャラヴァンです。レコードが針飛びしたように同じフレーズを繰り返す演出を仕込んだりと、彼ららしい遊び心も堪りません。ブリティッシュ・ポップ・ロックとして抜群の完成度を誇る好アルバム!
コメントをシェアしよう!
カケレコのWebマガジン
60/70年代ロックのニュース/探求情報発信中!