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PENTANGLE『CRUEL SISTER』を起点に、幽玄な空気に包まれたトラッド・フォークをセレクト。

こんにちは。スタッフ増田です。

本日起点となるのはFAIRPORT CONVENTIONと並ぶ英国トラッド・フォークの代表格、PENTANGLEの70年作4th『CRUEL SISTER』。

PENTANGLE/CRUEL SISTER

PENTANGLEといえば初期のフォーク&ジャズを高度にブレンドした作風でも人気がありますが、この4thはそんな作風から一転、全曲トラディショナル・ソングで構成された本格的なトラッド・フォーク・アルバム。

初導入のエレクトリック・ギターも繊細なトラッド・サウンドに見事に融け込んでいて、前作にも劣らぬハイレベルなアンサンブルを聴かせてくれる名作となっています。

シタールやグロッケンシュピールが醸し出す幻想的な雰囲気もたまりませんね。

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ではここからは、隠れたトラッド・フォーク名作をカケレコ棚よりご紹介。

HEDGEHOG PIE/HEDGEHOG PIE

元JACK THE LAD、DANDO SHAFTのメンバーらが結成したグループの74年作。

気品たっぷりに爪弾かれるアコギと穏やかなフルートに素朴な女性ヴォーカル。清らかなトラッドをベースにしつつ、そこへ絡んでくるアグレッシヴなエレキ・ギターが独特。英国エレクトリック・トラッドの隠れた名品です。

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JOSEPH PUSEY/IN MY LADY’S CHAMBER

こちらはなんと、英トラッドの香りたっぷりの米国産フォーク77年作!?

緊張感溢れるアコギ・アルペジオに、繊細なタッチのピアノやフルート、静謐な男女Vo。言われなければ英国のグループだと思ってしまいそうな気品が漂っています…!

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いかがでしたか?こちらも合わせてお楽しみいただければ幸いです。


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  • PENTANGLE / CRUEL SISTER

    エレクトリック・ギターを初導入した70年4th

    70年作の4thアルバム。アコーディオンやリコーダーが印象的な楽曲など、前作までの張り詰めた緊張感はなくなり、暖炉のように暖かみのあるサウンドが印象的。英トラッド・フォークの傑作。ジャッキー・マクシーの独唱による「When I Was In My Prime」は、鳥肌ものの美しさです。

  • HEDGEHOG PIE / HEDGEHOG PIE

    元JACK THE LAD、DANDO SHAFTのメンバーらによる英トラッド・フォーク・バンド、74年作

    LINDISFARNEのメンバーらと結成したバンドJACK THE LADのベース/ヴォーカルPhil Murrayや、DANDO SHAFTで活動した古楽器/弦楽器奏者Martin Jenkinsらが参加する英エレクトリック・トラッド・グループ、74年作。アタック感のあるアコギ、テクニカルな音運びのベースやスリリングに吹き鳴らすフルートらが織りなす、疾走感あるアグレッシヴなトラッド・フォークを持ち味とします。そこに乗る、豊かな低音で歌う男性ヴォーカルとかなりハイトーンの女性ヴォーカルによるコンビネーションも絶品。特に女性ヴォーカルは微かにハスキーな声質が神秘性を高めていて素晴らしいです。アコギの強いストロークとややヒステリックに歌う女性Voが緊張を煽るナンバーではCOMUSもチラつく狂気が見え隠れしますが、かと思うと次の曲では賑々しいフィドルが駆ける軽快なトラッドが鳴らされ、緩急自在なスタイルが魅力的です。TREESファンからCOMUSファンまでおすすめのトラッド・フォーク逸品!

  • JOSEPH PUSEY / IN MY LADY’S CHAMBER

    カリフォルニア出身ながら、英国的な香りを放つトラッド/アシッド・フォーク・グループ、77年作

    カリフォルニアのフォーク・グループ。77年作。カリフォルニア出身というのが信じられない、張りつめた空気感のトラッド・フォーク・サウンドが印象的。言われなければ、イギリスのグループだと思ってしまうでしょう。緊張感溢れるアコギ・アルペジオをベースに、ピアノやフルートが繊細なタッチでリリカルなメロディを奏で、男性Voと女性Voとが静かな歌を聞かせています。かなり良い出来だと思います。英フォーク・ファンは聴いて損はない好盤。

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