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新世代ルーツ・ロック系SSW「Ray Lamontagne」特集

こんにちは、カケレコ店長の田中です。

このSSWをはじめて聴いた時、あまりの音の豊潤さに言葉を失い、時間が止まりました。

こ、これが、2000年代のアーティストなのか!?

ザ・バンド『ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク』やヴァン・モリスン『ムーンダンス』をはじめて聴いた時と同じぐらいの衝撃。

アメリカ東北部のカナダにも接するニューハンプシャー出身のSSW。1973年生まれで、2004年にデビューした遅咲きのミュージシャン。その名は、RAY LAMONTAGNE。

彼の音楽を聴いていると、ザ・バンドやヴァン・モリソンがロックの起源を追い求めたルーツ探求の長い長い旅が、2000年代にも確かに続いていることを感じ、ただただ感動に包まれます。

今までに4作品をリリースしていますが、そのどれもが傑作と言える完成度。

どうぞご試聴ください。

■ RAY LAMONTAGNE/TROUBLE

04年作、衝撃のデビュー作。

豊かな響きのアコギ、ジャジーなタッチもある芳醇なリズム隊、そして、CSN&Yやニール・ヤングやジョニ・ミッチェルとともにオーティス・レディングなどソウルもフェイヴァリットにあげているのも納得の素晴らしすぎる歌声。

オープニング・ナンバーで彼が歌いだした瞬間、心を撃ち抜かれました。

試聴 Click!

■ RAY LAMONTAGNE / TILL THE SUN TURNS BLACK

06年リリースの2nd。

ヴァン・モリスンやザ・バンドなどウッドストック界隈のミュージシャンの豊潤な香りを思い起こした前作に比べ、より内省的で繊細になった印象。

艶やかなストリングスがフィーチャーされていて、ヴァン・モリソン『MOONDANCE』のジャジー&ソウルフルなコクをニック・ドレイク1stに通ずる陰影で包み込んだようなサウンドにはただただ言葉を失います。

試聴 Click!

■ RAY LAMONTAGNE / GOSSIP IN THE GRAIN

08年リリースの3rd。ずばり大傑作。

オープニング・ナンバーでの、しなやかでいて強靭なホーン・セクション、オーティス・レディングが蘇ったような素晴らしすぎるヴォーカル。

イギリスで録音されたようですが、2000年代の英国の地でこれほどまでに米国ルーツ音楽の血を受け継いだサウンドが鳴らされるとは。
ヴァン・モリスンがブルースやジャズやソウルを探求して生みだした豊潤な70年代傑作群にもまったく引けを取っていないことにただただ驚くばかりです。

試聴 Click!

■ RAY LAMONTAGNE / GOD WILLIN’ AND THE CREEK DON’T RISE

「RAY LAMONTAGNE & THE PARIAH DOGS」名義により2010年に制作された4th。

オープニングから、ヘヴィなギターが炸裂するナンバーに「クレイジーホースの再来か!」と興奮させたかと思うと、2曲目では、今までの豊潤な作風に浮遊感のあるリリカルなエレキやペダル・スティールが添えられたナンバーに相変わらず聴き手の心を直球で奪います。

全体的にバンド名義になったことで、ザラついた感じがあって、ニール・ヤングが頭に浮かびます。でも、それは演奏面で、ヴォーカルやメロディは相変わらずサザン・ソウルの血を受け継いだ極上のもの。

70年代ルーツ系SSWやスワンプやソウルのファンにカケレコが自信を持っておすすめできる逸品。

試聴 Click!

—–

ということで、RAY LAMONTAGNEが今までにリリースした4作品をピックアップいたしました。

いかがでしたか?

カケレコでは、オールド・ロック・ファンのみなさまが楽しめるSSWやグループを厳選してラインナップしてまいります。

ディープなリイシュー盤の発掘も楽しいですが、60~70年代の偉大なるミュージシャンのDNAを継いだ現在進行形の作品との出会いもまたワクワクしますよね。何と言っても、生で見られる可能性もありますし!

オールド・ロックのファンにとって、00年代SSWやバンドの最良のガイドショップになるべく、ジュークボックスを多数ご用意しております。
是非、試聴しながらぴったりの一枚を探してみてください。

【関連ジュークボックス】

00年代のSSWのファンだけど、60~70年代のSSWはまだあんまり聴いてない・・・そんな若いリスナーのみなさまはこちらの特集をチェック是非!


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