00年代SSWの特徴の一つが、70年代SSWへのオマージュとともにポスト・ロック以降の浮遊感があること。
アーシーさ、メランコリー、リリシズムとがとけあった豊かなサウンドを奏でる現代のSSW名作をピックアップいたしましょう。
サイケ〜ウッドストックを経てロック幻想が崩壊した後、70年代SSW達による「内省」の時代へ。
40年の時を超えて現代にも脈打つ「内省」の歌心をどうぞご堪能ください。
ニール・ヤング『アフター・ザ・ゴールドラッシュ』『ハーヴェスト』の流麗な楽曲が好きな僕にとって、本当にたまらない新鋭SSW。声もメロディも珠玉。
南部はアラバマ出身。ディランをブライアン・イーノがプロデュースすると?ちょっとしゃがれた中にもたゆたうようなドリーミーさと流麗さとを感じさせる歌声は絶品ですね。
米南部ソウルの名スタジオFAMEを遊び場に育った00年代SSWなんですが、FAMEスタジオの伝統を受け継ぎつつ、確かに「今」の音を鳴らす本当に素晴らし過ぎるSSW。これほどまでにメランコリックでいながら、ズシリと芯が通っていて、最高すぎます。
このギターは、まるでニック・ドレイク・・・。アルゼンチン人の両親から生まれ、北欧はスウェーデンで育った78年生まれの新鋭SSW。ヨーロッパではソニーBRAVIAのCMで使われ大人気になったアーティストですね。
グラミー賞の最優秀新人賞も獲得した気鋭のSSW。70年代のアシッド・フォーク・シンガーを現代にタイムスリップさせて、『ミュージック・フォー・エアポーツ』の頃のブライアン・イーノがプロデュースしたら?天から柔らかに降り注ぐ光のようなファルセット・ヴォイスにうっとり。
日本人の父を持つ、アメリカ生まれカナダ育ちの00年代SSW。天性の歌声、R&Bやソウルも根っこにありつつメランコリックで浮遊感のある巧みなソングライティング。素晴らしい才能。
それにしても素晴らしい歌声。ちょっぴりハスキーで憂いがあって。演奏も絶品で、70sアシッド・フォークに通ずるドリーミー&アコースティックな質感を軸に、エレクトリックな浮遊感、ゴスペルやジャズなどルーツも溶け込ませて豊潤。
ブリジット・セント・ジョンの陰影とローラ・ニーロの自由奔放さとが同居したようなスタイルは孤高。日系人の父とイタリア人の母から生まれ、ニューヨークで育った00年代女性SSW、2008年作2nd。この声には聴き手の時間が止まります。
アコギ爪弾きは木漏れ日感いっぱいだし、そっと鳴っては浮遊感や幻想性を漂わせるシンセもいいし、メランコリックなヴォーカルは染みるし、この76年生まれの米SSWの2013年作、逸品だわ〜。
SSWのジャスティン・バーノンを中心とするフォーク・ロック新鋭グループ、アメリカだけでなく英国や北欧でも人気となった2008年のデビュー作から3年ぶりの待望の2011年作2nd。ジャケットのような静謐で陰影に富んだ景色を描き出すフォーキーかつ浮遊感あるサウンドが特徴。前作でのホーム・レコーディングのような手触りと温かみはそのままに、サウンドはアップ・トゥ・デイトされ透明感がグッと増した印象。特筆なのはジャスティン・バーノンの歌声。天から柔らかに降り注ぐ光のようなファルセット・ヴォイスが聴き手にそっと寄り添います。流麗なメロディとそれを静かに包み込む浮遊感あってメランコリックなアンサンブルも絶品。優れた作品を残しながら露と消えた70年代のアシッド・フォーク・シンガーを現代にタイムスリップさせて、『ミュージック・フォー・エアポーツ』の頃のブライアン・イーノがプロデュースしたら?そんな妄想をかきたてられるイマジネーション豊かな傑作。メランコリックでドリーミーなアシッド・フォークのファンも是非、聴いてみてください。全米初登場2位でグラミー賞の最優秀新人賞獲得。
ペーパーケース仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
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