2020年7月15日 | カテゴリー:カケレコ中古棚探検隊,世界のロック探求ナビ
タグ: サイケ
こんにちは。スタッフ青山です。
昨日今日と肌寒い日が続きました。午前中は寒さに負けないようにと半袖で頑張っていましたが断念。上着を用意してきて良かったです。
さて、今日はカケレコ中古棚より、「ジェファーソン・エアプレイン好きにおすすめの女性ヴォーカル・サイケ作」を探してきました。みんなエネルギッシュで寒さには負けなそうだなぁ。お楽しみいただければ幸いです。
まずは、女性ヴォーカルのサイケと言えば思い浮かぶ本家から。どこかエキゾッチクなグレイス・スリックの声が、伸びやかで力強くてぐいぐい引き込まれてしまいますよね。
JEFFERSON AIRPLANEスタイルのサイケ・グループ筆頭格。憧れのJEFFERSONの居るシスコへ移住までして活動していたというだけに、もう見事なフォロワーっぷりです。
例えるならば、ソフトでメロウなジェファーソン・エアプレイン。60年代ナッシュビルの田舎の体育館で、熱気ムンムンな彼女らのギグを見ているような気分になります。
フロリダ出身の男女混声サイケ/カントリー・ロック・グループ、69年作。ラヴ&ピースの空気を感じる王道シスコ・サウンドです。女性ヴォーカルがなかなかソウルフル。前半はジェファーソン・エアプレインの雰囲気に近いのですが、後半盛り上がってくるとジャニス・ジョプリンのような熱いヴォーカルを聴かせてくれます。
シカゴ出身の4人組サイケ・ロック/ガレージ・バンドによる68年唯一作。演奏はガチャガチャしてるしコーラスも微妙にズレてるんですが、その生々しさに頑張っている姿が浮かんで愛着がわいてしまいます。そんな中女性ヴォーカルは堂々としていて力強く存在感があります。
最後はブラジルから!ブラジル音楽界を代表する女性シンガー69年作。60年代にブラジル音楽を中心に起こった芸術運動「トロピカリア」の時代の作品です。混沌としたサウンドと南米の熱気が合わさった妖しい魅力を放つ辺境サイケの名作!
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