ジャーマンごった煮プログレ特集！

• ツイート

ドイツのハード＆プログレ・グループが持つあの「ごった煮感」！

言うなれば、「クリムゾンのジャズのエッセンスや破壊的ダイナミズム」と「ピンク・フロイドのサイケデリックな感覚」をあわせもっているんだけど、「洗練」には決してならなくてカビ臭い地下スタジオが目に浮かぶような、そんなバタバタ感。

そんな愛すべきジャーマンごった煮プログレを特集いたしましょう！

—–

バンド名からして「洗練」に向かう意志なし！コロシアム『ヴァレンタイン組曲』から、「R&Bの洒落た感じ」をぬいて、とにかくむさ苦しく暴れ回っちゃった感じ？

—–

『3rd』の頃のソフト・マシーンにクリムゾンの狂暴さを加えた感じ！？ 天井知らずにバタバタとテンションを上げ続けちゃうところが、いかにもごった煮プログレでカッコ良し！

—–

初期ジェスロ・タルにグレッグ・レイクが入ったら？って、これぞ「ごった煮」の魅力全開っ！

—–

バタバタと手数多いドラムは聞こえていないかのように、繊細なタッチでクラシカルな旋律を奏でるピアノ。こんな組み合わが聴けるなんて・・・「ごった煮」バンザイ！

—–

イギリス人ヴォーカルが率いるジャーマン・プログレ・グループって時点でごった煮してますが、音の方もEL&PやGENTLE GIANTやDavid Bowieなどが頭に浮かぶけど一つのコピーにまとめることができない破天荒さ！これぞジャーマン的ごった煮の醍醐味！

—–

それにしてももの凄い音圧！轟音ハモンドとファズ・ギター、けたたましく疾走するリズム隊！この「けたたましさ」もまた、ごった煮プログレの魅力ですね。それにしても、か、かっこいい・・・。

—–

「けたたましさ」ならこのグループもはずせません！超重低音の暴走ドラムをバックに、もの凄い音圧のオルガンやムーグがウネリを上げて暴れ回る！EL&Pも真っ青な破天荒っぷり！！ このドイツのグループ、凄まじい・・・。

—–

クラウト・エスノ・フリー・ジャズ・ロック！？

—–

ジャジー＆サイケデリックにサックスとファズ・ギターが炸裂っ！バタバタと手数多く畳みかけるドラムもカッコいいしなぁ。オーストリアにこんなグループが居たとは・・・。

いかがでしたか？

英米ロック＆プログレをドイツ人ならではの批評的センスで料理したクールかつダイナミックなサウンド。
たまりませんよね！

ドイツにはハード・ロックにも魅力的なバンドが多いんですが、こちらのジュークボックスで特集していますので、あわせて是非！