2020年2月18日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,日々是ロック
こんにちは。スタッフ増田です。
最近、「知る人ぞ知る」といったジャーマン・ロックのリイシュー盤や再プレス盤が続々と入ってきております。しかもこれが中々の良作揃い!
本日はジャーマン・ファンもユーロ・ロック全般のファンも要チェックの新入荷作品をご紹介いたしますよ~。
後のクラウトロック名盤で知られるアキム・ライヒェルが在籍した独ビート・バンド、RATTLESのメンバーによって結成されたファンキー・ロック名グループ。75年作3rd。都会的でグルーヴィーな中にも荘厳なストリングスが炸裂したり、白熱のインストゥルメンタル・パートが聴けたり、プログレッシヴな味わいが◎。
こちらはドイツのジャズ・ロック・グループ、自主制作でリリースされた74年唯一作。ジャーマンよりはカンタベリーやイタリアものに通ずるような、テクニカルでいてたおやかなジャズ・ロック・サウンドが絶品。エレピやフルートをフィーチャーした優美なアンサンブルは自主制作とは思えぬ完成度!
こちらは上のアルバムの前年に録音されたセッション音源集。スタジオ作と違い、本作で聴けるのはエレピの代わりにヴァイオリンを押し出した「非常にジャーマンらしい」クラシカル・ジャズ・ロック。とはいえここぞで流麗&スリリングに畳み掛ける演奏技術の高さは流石です。
ドイツのブルース・マン率いるバンドの77年唯一作。このMuddy Waters「I Got My Mojo Workin」のファンキーでグルーヴィーなカヴァー、格好いいなあ。ドイツとは思えぬ本格ブルースが味わえる隠れ逸品!
こちらはCAMELなど英国プログレに通ずる叙情的なサウンドが特徴的なグループの74年作。スペーシーなシンセ・パートやスリリングな変拍子パートなど多彩でドラマティックな展開も聴き所!
こちらはスイスのバンドですが、クラウトロックの名盤として知られる一枚!サイケ、ハード・ロック、プログレ、スペース・ロックをグツグツ煮込んだようなサウンドが強烈・・・。それでいて叙情的でどこかキャッチーさもあり、大変格好良いです。
そんな彼らの73年作5th再プレス盤も入荷しました。当時はLP2枚組でリリースされた大作で、骨太で泥臭いスワンプ色が強まったかと思いきややっぱり混沌渦巻くスペース・ロック・ナンバーもありと、一筋縄ではいかない彼らのサウンドが存分に楽しめる作品となっています。
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