2020年2月6日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,日々是ロック
こんにちは。スタッフ増田です。
昨年、ドイツのジャズ・ロック・グループTORTILLA FLATの74年唯一作がめでたく初CD化されました!
ということで今日は本作を中心に独ジャズ・ロックの隠れた名作をカケレコ棚からピックアップ。ジャズ・ロック・ファンは是非チェックしてみて下さい。
ドイツのグループなのですが、ジャーマンよりはカンタベリーやイタリアものに通ずる、テクニカルでいてたおやかなジャズ・ロック・サウンドが特徴。優美なフルートやエレピが軽やかに舞う独ジャズ・ロック74年自主制作盤!
そんな彼らがアルバムリリース前に行ったセッション音源も入荷しております!74年のアルバムと違い、本作で聴けるのはエレピの代わりにヴァイオリンを押し出した「非常にジャーマンらしい」クラシカル・ジャズ・ロック。とはいえここぞで流麗&スリリングに畳み掛ける演奏能力の高さは流石です。
自主制作といえばこちらもおすすめ。女性Vo兼ヴァイオリン、Wキーボード、ドラム、ベースという個性的な編成のジャズ・ロック・グループですが、硬質でテクニカルに繰り広げられるアンサンブルはかなりの完成度です。
こんな作品も入荷しておりますよ!知られざるドイツのジャズ・ロック・グループ、74年作1st&76年作2nd。どこか仄暗い雰囲気のギターやサックスが切れ味鋭く絡み合っていく、怪しくスリリングなジャズ・ロック・サウンドが格好いい~。
このバンドも是非聴いて欲しいっ!ファンキー&メロウな中にも浮遊的なサイケ感、アヴァンギャルドな実験性が共存するアンサンブルが絶品!1stと並びジャズ・ロック・ファンは要チェックの73年作2nd。
最後はCOLOSSEUMやCHICAGOやCHASEなどのブラス・ジャズ・ロックが好きなら要チェックの一枚!ドイツっぽさはあまりありませんが、エネルギッシュでグルーヴィーかつ哀愁たっぷりなアンサンブルが楽しめる名作です。
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ドイツはニュルンベルク出身のグループ。74年作と76年作をカップリングした2in1CD。サックス&フルートをフューチャーしたジャズ・ロックで、手数が多く切れのあるドラムや鋭角なギター・リフなど、スリリングなサウンドが持ち味。ジャケットから受けるイメージとは裏腹にアングラ臭はほとんど無く、安定したテクニックを土台とするソリッドなバンド・アンサンブル、クリアなサウンド・プロダクションなど、両作ともかなり完成度の高い作品です。いずれもジャズ・ロック・ファン必聴作品!
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