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1970年名盤特集<米国編>

スタッフ佐藤です。

今年2020年で、1970年代の始まりから半世紀を迎えました。

そんなわけで、ちょうど50年前の1970年に発表された作品をご紹介している「1970年名盤特集」。
英国編、ユーロ編と来て、いよいよ今回は米国編です。

1970年にリリースされた主要な作品を見てまいりたいと思います!

SIMON & GARFUNKEL/BRIDGE OVER TROUBLED WATER

アメリカ音楽史に残るドラマチックな名曲「明日に架ける橋」を冒頭に収録した、彼らのラストアルバムにして最大のヒットとなったアルバム。あまりにも有名過ぎて今更という方もあるかもしれませんが、いろんな音楽を聴いて再びここに戻ってくる。と妙に心安らぐそんな素敵なアルバムだと思います…。

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CHICAGO/CHICAGO

ブラス・ロックと言えばシカゴ。その代名詞的名曲がこの2nd収録の「25 Or 6 To 4(長い夜)」。バンド名とは裏腹に活動拠点はLA。ジャズ~ソウル色濃厚なブラスとウェストコースト・ロックとの豊かなブレンド。この骨太さと清涼感の同居には痺れますね!

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JAMES TAYLOR/SWEET BABY JAMES

夢と理想を掲げ闘った激動の60年代が失望とともに終わろうとしていた時、人々の心にスッと染みこんだ飾らない内省の歌声。シンガーソングライター時代の到来を告げた、永遠に色褪せることのない名盤。

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SANTANA/ABRAXAS

彼らを一躍人気バンドに押し上げた、フリートウッド・マックのカバー「Black Magic Woman」を収録した2ndアルバムが70年作です。ラテン由来の哀愁と情熱を帯びた官能的なギターがたまりません。

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NEIL YOUNG / AFTER THE GOLD RUSH

内省的なメロディがひたすら胸に迫る佳曲揃いの代表作ですね。特に、素朴な弾き語り「Tell Me Why」、リリカルなピアノをバックに切々と歌われるタイトル曲、CS&N的なハーモニーが美しい「Only Love Can Break Your Heart」、そしてS.スティルスとの緊張感みなぎるギターバトルに息をのむ「Southern Man」と、前半の充実度と言ったらすさまじいものがあります。

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CSN&Y / DEJA VU

フォーキーな牧歌性とロックの骨太さがバランスするスティルスのナンバー、英国人らしい格調高くポップな作風で聴かせるナッシュのナンバー、重々しく緊張感のあるクロスビーのナンバー、繊細さと哀愁が滲むヤングのナンバー。4人の「個」が奇跡的な均衡の中で結晶となった大傑作!それにしても、同年に上記アルバムと本作を作ってしまったニール・ヤングのクリエイティビティはある種恐ろしいものがありますね。

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CARPENTERS / CLOSE TO YOU

バカラック作曲の「Close To You(遙かなる影)」、ロジャー・ニコルズ作曲の「We’ve Only Just Begun(愛のプレリュード)」という2つの人気曲を収録した、2人の出世作といえる70年2nd!

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LEON RUSSELL / LEON RUSSELL

そのカーペンターズにもカバーされた稀代の名曲「A Song For You」から始まるのが本作ですね。フィル・スペクターを支えた腕利きセッション・ピアニストにして、クラプトンやジョージ・ハリスンをも魅了したLAスワンプ・シーンの顔役!

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CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL / PENDULUM

西海岸出身バンドながらも、カントリー、ブルース、ヒルビリーなど南部的アプローチを大きく取り入れた泥臭く骨太なロック・サウンドを鳴らし、絶大な人気を誇ったのが彼ら。注目はやはり誰もが一度は耳にしたことがあるだろう代表曲「雨を見たかい」でしょう。フォガティの味のあるハスキーボイス、沁みるなぁ。

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MOUNTAIN / CLIMBING!

クリームを手掛けた功績も偉大なフェリックス・パパラルディ、そしてアメリカきっての剛腕ギタリスト=レスリー・ウェストを擁する、米ハード・ロックの代名詞的存在ですよね。 「Mississippi Queen」「Theme from an Imaginary Western」収録の記念すべき1st!

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ZAPPA & THE MOTHERS OF INVENTION / WEASELS RIPPED MY FLESHFRANK

オリジナル・マザーズでの最終作。67年~69年の未発表スタジオ/ライヴ音源を再構成したもので、奇声満載、狂気ムンムンのフリー・ジャズ・ロックを繰り広げるザッパの奇才ぶりが凝縮された一枚となっています。インパクト抜群のネオン・パーク・ジャケにも注目!

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BEACH BOYS / SUNFLOWER

初期のサーフィン・サウンドももちろん最高に気持ちいいし、ブライアン・ウィルソンの才気爆発の「ペット・サウンズ」は大傑作だけど、メンバーが一丸となって作り上げた感じがするこのアルバムが一番好きだったりします。ブライアンの「This Whole World」、デニスの「Forever」、ブルースの「Deirdre」、アルの「At My Window」など各曲の完成度も素晴らしいし、何といってもジャケがいい!

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さすが、ロック黄金期だけあって、世紀の名盤ぞろいでしたね!まだまだあるはずですが、とりあえずはここまで。
英国編&ユーロ編はこちら!


1970年名盤特集<英国編>

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1970年名盤特集<ユーロ編>

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  • CSN & Y / DEJA VU

    70年リリース、60年代のラヴ&ピースの終焉から「個」の時代へと移り変わった70年代の幕を開ける傑作

    元バーズのデイヴィッド・クロスビー、元バッファロー・スプリングフィールドのスティーヴン・スティルス、元ホリーズのグラハム・ナッシュが結成したスーパー・グループCS&Nにニール・ヤングが加わり、CSN&Yとなって制作された70年作。美しい3声ハーモニーが多数のフォロワーを生んだ69年デビュー作の魅力はそのままに、ヤングが加わったことで、4人の才能がぶつかり合った緊張感がみなぎっています。オープニングはスティルス作の「Carry On」。4人の卓越したコーラス、そこに鋭角に切れ込むエレキ・ギター。美しくも張り詰めた空気感はこの4人ならではの魅力に溢れています。2曲目はナッシュ作で、一転して、他の米国出身の3人とは違う、ただひとり英国出身者ならではの牧歌的なメロディとハーモニーが印象的。デッドのジェリー・ガルシアのスティール・ギターも特筆です。3曲目は、クロスビー作で、ヘビーに絡み合うエレキと気迫溢れるヴォーカルによる緊張感と浮遊感が拮抗した歌世界はこの人ならでは。そして、前半の極めつけがヤングの代表曲と言える「Helpless」。曲のシンプルさが繊細なヴォーカルを際立たせ、不安や孤独が胸に迫ってくる名曲です。その後もジョニ・ミッチェル作の「Woodstock」やナッシュの優美な「Our House」など名曲目白押し。60年代のラヴ&ピースの終焉から「個」の時代へと移り変わった70年代の幕を開けた、4人の「個」がぶつかりあう米フォーク・ロック屈指の傑作。

  • NEIL YOUNG / AFTER THE GOLD RUSH

    70年の3rdソロ、ニール・ヤングを代表する作品であり、北米SSWアルバムの大傑作

    CSN&Y『デジャ・ヴ』と同年の70年にリリースされた3rdソロ。いきなりニールのアコースティック・サイドを代表する名曲「Tell Me Why」で幕開け。ニールらしいアタック感のあるアコギ・バッキングと、対照的に憂いに溢れたメロディが胸に迫ります。リリカルなピアノをバックに切々と歌われる2曲目のタイトル・トラック、CSN&Yを思わせるハーモニーが美しい3曲目、スティーヴン・スティルスとの火を吹くギターバトルに痺れるエレクトリック・サイドを代表する名曲である4曲目「Southern Man」と畳みかけます。最後にうららかな小曲でしめるA面はニールの数ある名作中でも屈指の素晴らしさ。B面も格調高くも憂いに溢れた佳曲ぞろい。次の作品『ハーヴェスト』と並び、ニール・ヤングの代表作であり、70s米ロック屈指の傑作です。

  • MOUNTAIN / CLIMBING !

    米ハード・ロック代表格バンド、70年作

  • SIMON & GARFUNKEL / BRIDGE OVER TROUBLED WATER

    70年作、表題曲を始め代表的名曲の数々を収録したS&G最後のオリジナル・アルバム…!

    老若男女が愛する大名曲、「明日に架ける橋」を冒頭に収録した、彼らコンビ名義での最後の作品にして、最大のヒットとなったアルバムです。ちなみに僕はこの「明日に架ける橋」を中学校の音楽の授業で歌わされ知ったのですが、小さなさざ波のようなピアノに導かれ、「出帆するのだ、銀色の乙女よ、帆を上げて海を渡って行こう!」と次第にクライマックスに向かう様はまるで大海の大きなうねりのように感動的です。他、南米先住民の伝承歌「コンドルは飛んで行く」、アメリカが生んだ稀代の名建築家、Frank Lloyd Wrightに捧げられた、その名も「フランク・ロイド・ライトに捧げる歌」や「ボクサー」「ニューヨークの少年」等々、思わず胸が詰まるような名曲が目白押しです。あまりにも有名過ぎて今更という方もあるかもしれませんが、いろんな音楽を聴いて再びここに戻ってくる。と妙に心安らむそんな素敵なアルバムだと思います…。

  • SANTANA / ABRAXAS

    ブレイクのきっかけとなったフリートウッド・マックのカバー「ブラック・マジック・ウーマン」収録、70年リリースの傑作2nd

  • LEON RUSSELL / LEON RUSSELL

    エリック・クラプトン、ジョージ・ハリスン、ジョー・コッカーなど豪華メンバーがサポート、70年発表の1stソロにしてスワンプ・ロック史上の傑作!ダニー・ハサウェイやカーペンターズが取り上げた代表曲「A Song For You」収録

    60年代からフィル・スペクター作品などセッション・ミュージシャンとして活躍した名ミュージシャン。70年にリリースされたデビュー作で、スワンプ・ロック屈指の傑作。レオン・ラッセルは、LAスワンプ・シーンの中心人物で、クラプトンの1stソロにも参加するなど英スワンプ・シーンにも影響を与えた一人。さすがに参加メンバーが豪華で、クラプトン、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター、ジョー・コッカー、デラニー&ボニー、ボビー・ウィットロックなど、一流どころがずらりと参加しています。カーペンターズがカバーしてヒットした「A Song For You」などメロウなナンバーから、強烈なグルーヴでウネリを上げるスワンピーなナンバーまで、佳曲揃い!

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    70年作。オリジナル・マザーズでの最終作。67年〜69年の未発表スタジオ/ライヴ音源を再構成したもので、全体にアヴァンギャルド/フリー・ジャズ色を強く持つ作品。

  • BEACH BOYS / SUNFLOWER

    リプリーズ移籍後第一弾、各メンバーが充実の佳曲を提供した70年リリースの大傑作!

    初期のサーフィン・サウンドももちろん良いし、ブライアン・ウィルソンの才気爆発の「ペット・サウンズ」は大傑作だけど、僕は、メンバーが一丸となった70年代のビーチ・ボーイズが一番好きです。デニス・ウィルソンらしい格調高くも土臭い「Slip On Through」で幕を明け、ブライアン・ウィルソンの奇跡のメロディとカール・ウィルソン一世一代の名唱が光る名曲「This Whole World」、涙なしには聴けないブルース・ジョンストンによる優美な名曲「Deirdre」「Tears In The Morning」、デニス・ウィルソン屈指の名曲「Forever」、ペット・サウンズを彷彿とさせるドリーミーかつ荘厳な「Our Sweet Love」、そして最後を飾るのは、幻の「スマイル」用に作られたパーツをつなぎ合わせて出来た才気溢れる「Cool Cool Water」。もうこれでもかと名曲が続きます。アル・ジャーディン、マイク・ラヴのほのぼのテイストもバンドに無くてはならない重要なピース。メンバー全員の才能が結実したアメリカン・ミュージック史上に残る大傑作。

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