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名盤から新譜まで。カスタマーレビュー集めました! VOL.2

カケレコのサイトにあるCDは、新品も中古もカスタマー・レビューをご投稿いただけます。もちろんカケレコで買ったものではなくても「これ、好きなんだよなぁ。」「誰かに聴いて欲しいなぁ。」という作品にはぜひ、コメントをお寄せください。

それでは、最近のご投稿を紹介!

投稿者:yes_90125さん

ALIANTE / SUL CONFINE

CAMELファンにおススメというコメントに納得

CAMELを例えに出されると、ついつい手を出してしまう私です。
組曲形式で48分にもおよぶ「SUL CONFINE」と小曲「NEL CIELO」の2曲で構成されたインスト・アルバムで、これがなかなか良いです!

良質なジャズのような上品なピアノで始まる1曲目は、様々な音色のキーボードが加わり、弾き倒すようなロック調の展開があるかと思えば、クラシカルな一面もあり、とてもロマンティックなメロディを奏でます。
ほとんどの曲の作曲に携わっているキーボードのENRICO FILIPPIがバンドの音楽性を主導しているのだと思うけれど、曲の構成が見事です。

インスト・アルバムって、どうしても中弛みするようなところがあって、演奏だけで1枚のアルバムを聴き通させるというのは難しいのだけれど、そんな心配は一切不要。
キーボード・トリオ編成のグループで、ゲストのバイオリンも効果的♪
CAMEL路線ではないけれど、「CAMELファンには是非オススメ」というコメントにも納得。
このグループは初めて聴いたのですが、これが2ndアルバムということで、1stアルバムも聴いてみたいと思いました。

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STING / DREAM OF THE BLUE TURTLES

スティングがJazz界の豪華メンバーと創り上げた名盤

「シンクロニシティ」で絶頂を極めたポリスを抜け出し、Jazz界の豪華メンバーと創り上げたスティングのソロ・アルバム。

「セット・ゼム・フリー」、「ラシアンズ」、「バーボンストリートの月」など名曲揃いで、どの曲も捨て難い。
ポリスとは異なるアプローチではあるけれど、ラストの「フォートレス・アラウンド・ユア・ハート」は「シンクロニシティ」に入っていてもおかしくはないと思える曲。

1985年の発売なので35年も前の作品ですが、80年代のロックシーンを語る上で欠かすことが出来ない、未だに色褪せることない名盤。

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イーソス / 熱情(アーダー)

アメリカのプログレ・バンドのイメージとは異なるサウンド

アメリカのシンフォ・バンドEthosの75年作デビュー・アルバム。
今ではIZZやGLASS HAMMERは好きなバンドだし、そのイメージは薄れつつあるけれど、それまでは「アメリカのプログレ・バンドはテクニカルだけど、力で押し切るタイプのサウンド」というイメージ-簡単に言ってしまえば「プログレ・ハード」ってことなのかな?-があって、あまり聴くことはなかった。
それでも、このアルバムを手に取ったのはきっとジャケット・イメージ。
プログレ・ファンにとっては、ジャケットも含めてトータル・アートだから・・・。

肝心の音については、アコースティック・ギターに導かれて始まる1曲目が、キーボードが入るなりプログレ・モードに突入するので、このバンドもキーボードの人が主導しているようだ。
弾き倒す感じではないけれど、メロトロン、オルガン、ピアノなど音色の異なるキーボードを屈指してバンドの音色を支えている。
4分から8分くらいの曲が並んでおり、ヴォーカルも聴き手を選ばない声質。
とても聴きやすくて、1曲の中で曲調も変わっていくので、もっと長尺でも飽きさせることなく聴かせることが出来たのではないだろうかと思う。
2ndアルバムを聴いていないので何とも言えないが、2枚のアルバムで解散してしまったことは、とても残念な気がする。

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yes_90125さんご投稿レビュー一覧

投稿者:たすけさん

STANLEY CLARKE / JOURNEY TO LOVE

ハードロック・ユーザー必携

わたしが最も聴いたスタンリー・クラークは、「バルカン・プリンセス」のセカンドです。この時期彼がジェフ・ベックのツアーに帯同してたこともあり、このアルバムと「スクール・デイズ」もよく聴きました。70年代に突然現れた(ように感じた)ウェザー・リポートやリターン・トゥ・フォーエバーは、ジャズの敷居を本当に下げました。アドリブより作曲が中心、リズムはソリッド、ボーカルも入るというスタイルに、今後ロックはこの方向に行くのかと思ったぐらいの勢いでした。

ジャコ・パストリアスとスタンリー・クラークは、中でもすごかったです。ベーシストがこれだけ目立つというのが新鮮でした。この75年作には、スティーブ・ガッド、デイブ・サンチェス、チック・コリア、ジョージ・デュークなどという名前がきらびやかに並んでいて、さしずめフュージョン・オールスターズです。

ジェフ・ベックが2曲参加しています。3. Hello Jeff は、レニー・ホワイトが叩くハードロックなんですが、ジェフのファンの人は知っているでしょうか。わたしら高齢者にとっては常識なんですけど、なんか心配になってきました。聴きものは、6. Concerto For Jazz/Rock Orchestra。ウッド・ベースも弾くクラークのジャズに対するリスペクトが強く感じられる組曲です。今となっては古く感じられる音なのですが、思い入れが強くて手放せません。

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ドクター・ジョン / ガンボ

酔いどれピアノ弾きが、ただ者ではない

実をいうとドクター・ジョンは、ラスト・ワルツに出てきたので知っているぐらいで、このCDしか持ち合わせていません。この日本盤デジタル・リマスターは、わが国が誇るリマスター技術で独自に起こされたものだそうです。ニュー・オーリンズの音楽は、わたしにとってリトル・フィートのオリジンとして有名で、あとはミーターズや米国映画で何となく知っているぐらい。なのですが、今や世界中のポピュラー音楽に溶け込んでしまっています。だから、初めて聴いても懐かしさを感じる作風です。

陽気なピアノやサックス、ドクター・ジョンの酔いどれとしか言いようのない歌い方が特徴です。「グッド・タイムズ・ロール」は、ジミ・ヘンドリックスも演奏していて、ドクター・ジョンのバージョンを聴くと、天地がひっくり返りそうになるぐらい驚きます。まるでヘンドリックスの宴会芸です。こちらが本家のわけですが。見事なのが、ドラムズとベース。特にドラムズは、いったいどうやって叩けば、この複雑なビートになるんだろう、と思うぐらいです。ドラミングだけ聴いていたって全く飽きません。

あまり書くと、米国ルーツ音楽に対する自分の馬脚を現しそうです。プロフェッショナルな情報は、ほかのサイトやライターのかたにお任せすることにして、申し上げると、このCDは「辞書」です。文章を読んでいてわからない単語があったら辞書を引きますでしょ。ここからさらに源流にもさかのぼれるし、現在のR&Bまで理解する物差しにもなる、そんなCDだと思っています。

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STATUS QUO / ON THE LEVEL

ステイタス・クオー普及委員会会員から

初期の甘々なビート・ポップから不動のハード・ブギになった理由をずっと考えてわからないのがステイタス・クオー。彼らはアルバムごとの優劣があまりなく、どの曲もキラー・チューンと呼べるものばかりで、特に70年代の仕事は素晴らしいです。加えてクオーのユーザーは英国人、欧州人ばかりのようです。米国やアジアで好評だという話はあまり聞いたことがありません。わが国でも同じです。英国でベストヒットを飛ばしていたときにラジオのオンエアすらありませんでした。「ダウン・ダウン」がわが国でどれだけ知られているでしょう。

このアルバム「真っ正直」というタイトルの、まさにクオー魂のつまったもの。彼らのがっしがっしスタイルは、ブライアン・フェリーのボーカルや、ジンジャー・ベイカーのドラミングと同じく、とてもオリジナリティあるものだと思います。カバー中心で片膝ついているのがフランシス・ロッシ。惜しくも亡くなってしまったロッシの相棒がリック・パーフィット。この二人は人間国宝みたいなものです。

さらに彼らの特徴は、好きな人は大好きだと言い、残りの人は全く言及さえしないことです。おそらくクオーのユーザーは10枚以上ざらに持っているのでは。だって買っちゃいますもん。わたしは数えたら27枚ありました。

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投稿者:夜明け前の砂男さん

ベガーズ・オペラ / アクト・ワン

探し求めていた最高の一枚

乞食オペラ、というバンド名にふさわしい、芸人的サービス精神溢れる力作です。
クラシックとロックの融合、などと大上段に構えなくても、ここまでさりげなくそれをやってのけたバンドが既にいたんですね。知りませんでした。分類すればプログレか、ブリティッシュ・ロックか。
何かわかりませんが、黙々と自分の音楽を追及していた職人たちが、突如としてサービス精神に目覚めたかのような、最高に楽しい一枚です。

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夜明け前の砂男さんご投稿レビュー一覧

投稿者:ひろきさん

THUNDERHEAD / THUNDERHEAD

アメリカン・ハードロックのhidden gem!

このアルバムはリアルタイムで輸入盤で購入しました。
当時は「試聴」ができませんでしたので、彼らのような全く情報が ないバンドはアルバムジャケットのを隅から隅までじっくり時間をかけて眺めて、買う決断をしたものでした。アルバム裏の写真が結構かっこよく写っていたのが理由でした。

正直、聴いてすぐにインパクトを感じるまでには至りませんでした。しかし長い時が経過してこのような形で再評価されるとは思いませんでした。久々聴き直してみるとこれまで気づかなかった彼らの魅力を感じ取ることができました。楽曲はよく練られてるし、演奏レベルが高いので安心して聴いていられます。またコーラスも抜群で、時折アクセント的に入るフルートが バンドカラーをさらに高めています。

Pat RushはあのDuane Allmanにスライドギターを教えてもらったらしいです。WhatというバンドでAllman Brothers Bandとツアーも行なっています。その後は、Jeff Healy Bandで活躍することになります。Duane Allmanの真の後継者はDerek Trucksではなく、Pat Rushです。

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ひろきさんご投稿レビュー一覧

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