2019年10月28日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,日々是ロック
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スタッフ佐藤です。
開催中のラグビーワールドカップ、盛り上がってますね~。
私も4年前から何とな~く注目し始めた「にわかファン」の部類ですが、屈強な男たちのぶつかり合いに毎回燃えています。
決勝リーグ初進出を果たした日本の躍進もさることながら、優勝候補筆頭のオールブラックスことニュージーランド代表が準決勝で姿を消したのが今大会で一番の衝撃でした。
そんなわけで、彼らが優勝したタイミングで書こうと思っていた「ニュージーランド産ロック」をテーマに本日はお送りしたいと思います!
まずは中古棚から見ていきましょう~。
フォーキーなCREAM!?くぐもったボーカルとほんのりサイケな楽曲、ブルージーなハーモニカ。ニュージーランドにこんなトリオがいたとは。
ニュージーランドを代表するパワー・ポップ・バンドと言えば彼らですね。GENESISやXTCで知られるヒュー・パジャムのプロデュースもあって、XTCばりの癖になるリズム感覚がたっぷりの傑作!
新品棚からは70年代のマイナー・プログレ作品を中心にチョイス!
イエスのベーシスト、クリス・スクワイアがハード・ロック・バンドを結成してVertigoからリリース!って感じのグループを、な、なんとニュージーランドで発見っ!
イングランドが『ガーデンシェッド』をリリースしたのと同じ77年に、南半球にて、ジェネシスとイエスのエッセンスを同じく継いだこんな名盤というか迷盤が生まれていたとは・・・。これは名づけて「大道芸プログレ」!痛快!
CSN&Yに影響を受けたフォーク・ロックを基調としながらも、そのコーラスはエコーのかかった夢うつつな響き。ニュージーランドの大らかなサイケデリック・フォーク。
セール棚からもとっておきの1枚をピックアップ!
「ニュージーランドのジミヘン」の異名を持つギタリストBilly Te Kahikaは知ってるかな!?その異名通りブルージーなワウギターが炸裂する、痛快NZ産サイケ・ハード!
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76年〜78年に活動したニュージーランド出身のプログレ・ハード・バンド、77年の唯一作。ピーター・ガブリエルにちんどん屋&サーカス風味を加えたような演劇的かつ素っ頓狂なヴォーカルがいきなり強烈。演奏もテープを早回ししてるようにえらく焦燥感たっぷりで、切れこむ変拍子のキメはジェントル・ジャイアントばりだし、エッジの立ったトーンで忙しなく動きまわるベースはイエスを土台にしつつも何だか違う方向に突き抜けちゃってるし、子供の声みたいなコーラスも奇天烈感たっぷりだし、イングランドが『ガーデンシェッド』をリリースしたのと同じ77年に、南半球にて、ジェネシスとイエスのエッセンスを同じく継いだこんな名盤というか迷盤が生まれていたとは・・・。これは名づけて「大道芸プログレ」!痛快なるプログレ・ファン必聴の一枚です。
ニュージーランドのフォーク・トリオ、72年作。CSN&Yに影響を受けたというフォーク・ロックを基調としながらも、そのコーラスはエコーのかかった夢うつつな響き。ボンゴやマラカス、鈴の音が眩惑的にリズムを刻み、フルートが優しくたなびくサイケデリックな楽曲も多く収録されており、オセアニアの自然豊かな土地ならではのおおらかなサイケ・フォークを聴かせてくれます。
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