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「除湿アルバム」~『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!~

こんにちは。6月も後半となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

新潟、山形の付近で地震がありましたが、お近くの方は大丈夫でしょうか。

ご無事を、心より願っております。

今週は、「除湿アルバム」というテーマで、facebookに投稿してまいりました。

湿度が多い時期ですので、少しでも快適になっていただければと思います。

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6月17日(月):LYNYRD SKYNYRD / PRONOUNCED LEH-NERD SKIN-NERD

最初の作品は、サザン・ロックの雄レーナード・スキナードの73年デビュー作「(Pronounced ‘Lĕh-‘nérd ‘Skin-‘nérd)」をチョイス。

3本のギターが豪快に絡み合う1曲目「I Ain’t The One」から、湿度0%のサザン・ロックをガツンとかましてくれます。まさにアメリカ南部に広がる砂と岩の荒原が思い浮かぶようですね。

そんな王道サザン・ロックの合間に聴かせる叙情的な「Tuesday’s Gone」がまた良くて、プロデュースも務めるアル・クーパー(クレジットはRoosevelt Gook)が奏でるドラマチックなメロトロンがいい味出し過ぎ。プログレ好きとしてもこれは堪りません。

ゴキゲンなサザン・ロック・アルバムである一方、聴き込むごとにその懐の深さと滲み出るような味わいが実感できる愛すべき一枚です。(佐藤)

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6月18日(火):THE BYRDS / BALLADS OF EASY RIDER

本日ご紹介する「除湿アルバム」はTHE BYRDSの69年作『BALLADS OF EASY RIDER』。

65年にディランのカヴァー「Mr.Tambourine Man」で大ヒットを記録。サイケな作風を経て、68年には名盤『ロデオの恋人』でカントリー・ロックという新たな音楽性を打ち出したTHE BYRDS。

彼らをカントリー・ロックに導いた風雲児グラム・パーソンズは『ロデオの恋人』制作後にバンドを脱退してしまうものの、残された彼らはその後もアメリカの広大な大地に根付いたコクたっぷりのルーツ・テイストを追求していきます。

特に映画『イージー・ライダー』のテーマソングを収録した本作は、ジャケット通りの荒野と青空が目に浮かぶような乾いたサウンド溢れる名作。

「Jesus Is Just Alright」など古き良きゴスペルや賛美歌のカヴァーも取り入れながら洒脱で繊細に、かつ哀愁たっぷりに繰り広げられるカントリー・ロックの世界に浸っていれば、気分は一気にアメリカンに。

じめじめした湿気もどこかへ行ってしまいそうな、味わい深さいっぱいの一枚です。(増田)

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6月19日(水):RY COODER / CHICKEN SKIN MUSIC

今日は、ライ・クーダーの『チキン・スキン・ミュージック』です。

アメリカのルーツ・ミュージック探求者にして、スライド・ギターの名手、ライ・クーダー。ローリング・ストーンズ『レット・イット・ブリード』への参加でも知られていますね。

こちらは初セルフ・プロデュースによる76年作。ブルースやフォークを消化しつくしたライは、今作でメキシコ音楽やハワイアンに接近しました。

ゆるやかなグルーヴが心地よいドラム、芳醇なマンドリンやボトルネック・ギター、哀愁のホーン、そして、ライ・クーダーのリラックスしながらもコクの深いギター。

アメリカ大陸の、乾いた風に吹かれるようなアルバムです。(みなと)

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6月20日(木):LITTLE FEAT / LITTLE FEAT

今日のアルバムはリトル・フィートの記念すべき1st『Little Feat』にいたしましょう!

アメリカの古き良きルーツ・ミュージックへの敬愛が滲む、芳醇かつ実直なサウンドにはいつ聴いても胸を打たれます。

「Truck Stop Girl」あたりのピアノが効いた哀愁あるナンバーも素敵ですが、スライドの名手ローウェル・ジョージと共に、昨日ご紹介したライ・クーダーもゲストとして味のあるギターを提供する「44 Blues/How Many More Years」(ハウリン・ウルフのカバー)に、濃密で旨味たっぷりなのにしつこくない、リトル・フィートというバンドの「バランスの良さ」を感じます。

全体としては、西海岸らしい爽やかさも含んだ適度な乾き具合がとても心地いい作品です。(佐藤)

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6月21日(金):MILTON CHESLEY CARROLL / MILTON CHESLEY CARROLL

最終日の今日は、少しマイナーな作品をご紹介。テキサスの田舎町、ワクサハチ出身のSSW、ミルトン・チェズレイ・キャロルです。

昨年やっとCD化された(!)今作は、「除湿」効果があるかは不明ですが、カントリー・タッチのスティール・ギターやドブロが、軽やかで乾いた、非常に心地よい音を聴かせてくれます。

また、少し掠れたアクの少ないテナーボイスが味わい深く、オリジナル曲は勿論、エルトン・ジョンやジェシ・ウィンチェスターなどカバー曲も抜群のセンスでテキサス風に演奏しております。

ジェイムス・テイラー作「Highway Song」なんて、ミルトンバージョンの方がいいんじゃないだろうか…と思ってしまう程です。(みなと)

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BYRDSの在庫

  • BYRDS / LIVE AT THE FILLMORE FEBRUARY 1969

    69年のフィルモア・ウェスト公演を収録

  • BYRDS / MR.TAMBOURINE MAN

    全米No.1に輝いたディランカバー「ミスター・タンブリン・マン」を引っ提げての65年デビュー作!

    65年の記念すべきデビュー作。ビートを効かし、マジカルな12弦ギターのアルペジオと豊かなコーラス・ワークで彩ったディランのカバー「ミスター・タンブリン・マン」は全米1位の大ヒット。独自のフォーク・ロック・スタイルは、ビートルズにも影響を与えるなど、その後のミュージック・シーンに大きな影響を及ぼします。Gene Clarkによるビートリッシュな楽曲も魅力的。90年代ギター・ポップにも通ずる歴史的傑作。

  • BYRDS / TURN ! TURN ! TURN !

    全米No.1シングル「ターン・ターン・ターン」収録、独自のフォーク・ロック・スタイルを打ち出した65年作2nd

    65年の2nd。「ターン・ターン・ターン」がシングル・チャートで全米NO.1を獲得。大ヒットの連発により一層の人気を得、彼等のフォーク・ロック・スタイルは大きなセールス・ポイントになりました。本作からバーズはディランやビートルズの影響から脱しし始め独自のバーズ・サウンドを形成していきます。

  • BYRDS / NOTORIOUS BYRDS BROTHERS

    プロデュースを担当するゲイリー・アッシャーの手腕が発揮された68年作5th

    アメリカを代表するフォーク・ロック・グループ。バーズ版『Sgt.Peppers』とでも言えそうな68年の傑作5thアルバム。プロデュースはゲイリー・アッシャー。

  • BYRDS / SWEETHEART OF THE RODEO

    68年作、天才グラム・パーソンズが加入し制作されたカントリー・ロックの金字塔6th!

    グラム・パーソンズが加入し、68年に制作された6thアルバム。ナッシュビルで録音された、カントリー・ロックの幕を開けた作品であり、アメリカン・ロック史上に残る傑作。とにかく出色なのが、グラム・パーソンズ作の2曲、「Hickory Wind」「One Hundred Years From Now」。特にヒッコリー〜の方は、彼の代表作とも言える名曲で、胸に迫るヴォーカルと哀愁いっぱいのメロディ、ペタル・スティールが郷愁を誘います。「One Hundred〜」の方も素晴らしく、名手クラレンス・ホワイトのギターが冴え渡るスピード感溢れるカントリー・ロックの名曲。ディランのカヴァーも相変わらず絶品ですし、ロジャー・マッギン作の曲から溢れるリリシズムもさすが。堂々たる傑作ですね。

  • BYRDS / DR. BYRDS AND MR. HYDE

    69年作

  • BYRDS / FARTHER ALONG

    ロンドン・レコーディングの71年作、事実上のラスト・アルバム

    ロジャー・マッギン、ストリング・ベンダーを操る天才ギタリストのクラレンス・ホワイト、バーズ史上最高とも言えるリズム隊、スキップ・バッティンとジーン・パーソンズという鉄壁の4人編成で71年に録音された11枚目で、再結成作を除けばラスト・アルバム。哀愁溢れるカントリー・ロックの佳曲ぞろいで、ビートルズ『アビーロード』にも通ずるバンド有終の美を飾った名作。

  • BYRDS / BYRDS PLAY DYLAN

    ディラン・ナンバーのカバーを集めた編集盤

  • BYRDS / MR.TAMBOURINE MAN (BYRDS’ FAVORITES)

    ディラン・カバー編集盤

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RY COODERの在庫

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LITTLE FEATの在庫

  • LITTLE FEAT / BEST OF LITTLE FEAT

    06年編集ベスト

  • LITTLE FEAT / LITTLE FEAT

    ローウェル・ジョージら初期マザーズのメンバーによって結成された、米ルーツ・ロック・バンド、記念すべき71年デビュー作

    ZAPPAのバック・バンドのメンバーによって結成された、米ルーツ・ロックの祖、記念すべき71年デビュー作。制作中に左手に大怪我をしたLowell Georgeが、Ry Cooderとボトルネック・ギターでやり合う、エネルギッシュなHowlin’ Wolf原曲の「44Blues〜How Many More Years」名演は聴きどころ。プロデューサーはLowell Georgeの友人であるRuss Titelman。後のニューオリンズ・サウンドへと繋がる、多様な引き出しを秘めた、彼らの処女作品です。

  • LITTLE FEAT / SAILIN’ SHOES

    ローウェル・ジョージを中心に初期マザーズのメンバーらが結成したルーツ・ロック・バンド、72年作

  • LITTLE FEAT / DIXIE CHICKEN

    バンドの評価を不動のものとした73年リリース3rd、これぞ名盤!

    70年代のアメリカ西海岸を代表するロック・バンド、LITTLE FEATが73年に発表した3rd。前作『SAILIN’ SHOES』発表後に訪れた解散の危機を乗り越え、新メンバーを加え6人組となって制作された作品。Lowell Georgeはかねてよりニューオリンズ・サウンドへと傾倒していただけに、ニューオリンズ出身の新メンバーを迎えて制作した本作は彼の制作意欲が一気に開花した作品ともいえる。初期の一連の作品がそうであるように、本作もまた、Lowell Georgeの綴るリリックの、渋く味わい深い世界感を堪能できる。

    • 20P22089

      定価1820+税

      盤質:無傷/小傷

      状態:並

      帯有

      若干カビあり、帯裏面に若干破れあり

    • WPCR2552

      解説:小倉エージ、定価1,700+税

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      帯有

      帯中央部分に色褪せあり

    • WPCR18241

      MQA-CD/UHQCD、アナログテープを基にした2019年192kHz/24bitデジタル・リマスターを176.4kHz/24bitに変換して収録、解説・歌詞・対訳付き仕様定価2800+税

      盤質:傷あり

      状態:

      帯有

      ケースツメ跡あり、帯はテープでケースに貼ってあります

      1800円

      1440円
      (税込1584円)

      396円お得!


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  • LITTLE FEAT / FEATS DON’T FAIL ME NOW

    74年作4th

  • LITTLE FEAT / LAST RECORD ALBUM

    75年作5th

  • LITTLE FEAT / TIME LOVES A HERO

    ドゥービーズやタワー・オブ・パワーの面々が参加した77年作

  • LITTLE FEAT / AS TIME GOES BY: BEST OF

    86年編集ベスト、全20曲

  • LITTLE FEAT / AIN’T HAD ENOUGH FUN

    ヴァン・ダイク・パ−クスをゲストに迎えた95年作

  • LITTLE FEAT / HOTCAKES AND OUTTAKES: 30 YEARS OF LITTLE FEAT

    70〜98年までから選曲された57曲アンソロジー+ワーナー以前の最初期録音/デモ/アウトテイクなどレア音源25曲の全82曲を収録

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図表や代表作品のジュークボックスなどを織り交ぜ、ジャンル毎の魅力に迫ります。