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BLACK SABBATHやBUDGIEでおなじみロジャー・ベインのプロデュース作品にフォーカス!

スタッフ増田です。

ハード・ロック・ファンの間ではその名をよく知られている英国のプロデューサー、ロジャー・ベイン(Rodger Bain)。

彼の仕事として特に有名なのが英国のハード・ロック・バンドBLACK SABBATHやBUDGIE、それからNWOBHMの元祖としておなじみJUDAS PRIESTの初期作品。

英国ヘヴィメタルの元祖と言える三大バンドを手がけた彼ですが、実はヘヴィなバンドだけではなく他にも英国ロックの様々な作品に名を残しているんです。

今回はそんな彼のプロデュース作にフォーカスしてみましょう。

BLACK SABBATH/BLACK SABBATH(1970)

まずはLED ZEPPELINやDEEP PURPLEと並ぶ英国の伝説的ハード・ロック・バンド、BLACK SABBATHの記念すべきデビュー作。

ベインは60年代半ばからプロデュース業に関わっていたようですが、ギタリストのトニー・アイオミの話によると、当時まだ20代そこそこのベインは「自分達と同じくらい未熟で、レコーディングの経験もほとんどないように見えた」とか。

しかしながら当時では考えられないくらいに凶悪でヘヴィ、アングラ臭プンプンのこの作品を世に通したというだけでも大したものです。ちなみに「Black Sabbath」の冒頭を飾る鐘や雨の音はベインのアイディアだとか。

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BUDGIE/BUDGIE(1971)

続きましてはサバスに比べるとやや知名度は低いものの、メタリカやヴァン・ヘイレンがカヴァーするなどメタル・ミュージシャンからの評価も高い名バンド、BUDGIEの71年デビュー作。

サバスと並ぶくらいの強烈にヘヴィなギター・リフと重戦車のような勢いが見事ですが、やはりこのサウンド・メイクはベインのサバスでの経験も生きているのでしょうか。

サバスも同様ですが、ただただ激しいだけではなく哀愁漂うメロディをフィーチャーした叙情的なナンバーがあるのも良いんですよね。

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WILD TURKEY/BATTLE HYMN(1971)

こちらは初期JETHRO TULLのベーシスト、グレン・コーニックとEYES OF BLUE~BIG SLEEPのギター/ヴォーカリストが結成したハード・グループのデビュー作。

残念ながらマイナーに終わってしまったグループですが、こちらもキレのあるギター・リフに哀愁あるメロディ、そして淡い叙情性に満ちたアコースティカル・パートも聴かせる英ハードの好盤です。

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DIRTY TRICKS/DIRTY TRICKS(1975)

75年にPOLYDORよりリリースされたデビュー作。

こちらもマイナーですが、引きずるようなヘヴィなリフやハイトーン・シャウトがエネルギッシュなヴォーカルなど、英ハード好きにはたまらない腰のあるサウンドを聴かせています。隠れた名作。

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BARCLAY JAMES HARVEST/EVERYONE IS EVERYBODY ELSE(1974)

ハード・ロックの印象が強いベインですが、意外にもこんな英国プログレの名作も手がけています。

叙情的で繊細なメロディとオーケストラを導入した荘厳なアレンジを特徴的とするこのグループ。しかし本5thはHARVESTレーベルを離れPOLYDORへ移籍した第一弾となる作品で、オーケストラ・サウンドを封印しバンド・サウンドを押し出した作風へと変化しています。

やはりというか何というか、BJHとベインの間にはやや音楽性の違いがあったようなのですが、それでも本作はバンドの新たな側面を打ち出したとして高い評価を得ました。

オーケストラの代わりにシンセサイザーを用いて壮大さを演出する「Child Of The Universe」など、ハード・ロック的なダイナミズムの導入にはベインの影響が感じられます。

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HANNIBAL/HANNIBAL(1970)

サバスの1stなどを手がけたキーフのジャケットでもおなじみのこの70年唯一作もベインのプロデュース。

淡くむせぶサックスにハモンド、哀愁いっぱいのヴォーカル。COLOSSEUMやCRESSIDA好きにはたまらない逸品です。

INDIAN SUMMER/INDIAN SUMMER(1971)

こちらもキーフジャケですね。71年にNEONレーベルよりリリースした唯一作。

クラシカルで荘厳なハモンドにタメの効いたメロディアスなギターが素晴らしい・・・。ブリティッシュ・ロック好きのツボをこれでもかと付いてくる名作。

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PHILLIP GOODHAND-TAIT/I THINK I’LL WRITE A SONG(1971)

最後はこんなシンガーソングライター作品をご紹介。LOVE AFFAIRに曲を提供しヒットさせるなど、60年代からソングライターとして活躍していた英ミュージシャンの71年2ndです。

スワンピーだけど土臭さというよりは英国的な叙情美が香るメロディが印象的で、何とバックには後にCAMELを結成するアンディ・ラティマー、アンディ・ウォード、ダグ・ファーガソンが参加!

ベインは70年のデビュー作と本作で彼をサポート。サバスやBUDGIEがただヘヴィなだけでなく時に叙情的でアコースティカルな表情も覗かせるのは、こんなフォーク作品に携わってきたのも関係しているかもしれません。

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