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盲目の天才ミュージシャンPete JonesによるプロジェクトTIGER MOTH TALES特集!

先日、4thアルバム『STORY TELLERS: PART TWO』をリリースしたTIGER MOTH TALES。

現在あのキャメルのメンバーとしても活動する、イギリス出身の新鋭マルチ・ミュージシャン/コンポーザーPete Jonesによるソロ・プロジェクトです。

今回は、Pete Jonesの経歴とTIGER MOTH TALESとしてリリースされた4枚のアルバムの魅力に迫ってみたいと思います。


まずは、最新作『STORY TELLERS: PART TWO』より、1曲お聴きください☆

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いかがでしょうか。
まるであの『Foxtrot』から飛び出してきたかのような、気品高くも躍動感いっぱいのファンタスティック・チューンに唸らされますよね!

この圧倒的な完成度のサウンドを単独で作り上げる、Pete Jonesって一体何者!?


■音の魔術師!? マルチ・インストゥルメンタリストPete Jonesとは

ノッティングガムを拠点に活動する英国人ミュージシャンPete Jonesによるソロ・プロジェクトTIGER MOTH TALES。Peteはヴォーカル、キーボード、ギター、ドラム(プログラミング)、サックス、クラリネット、リコーダーなど多彩な楽器を弾きこなす才能溢れるマルチ・インストゥルメンタリストです。

ただ、そのサウンドを聴く限りでは全く気づきませんが、実は彼、全盲のミュージシャンなのです。

80年に生まれたピートは、1歳のときに病気によって視力を完全に失ってしまいます。以来、主に聴覚を頼りにして生活を送っていたというピートは、幼いころより自然と音楽に親しみ、4歳のときにはピアノを弾き始めていたといいます。

学生時代には、学校での演劇行事や学園祭、学内コンサートなどでの音楽活動を行い少しずつその才能を伸ばしていきます。
88年に開催されたBBC主催によるクリスマス・ソング・コンテストのジュニア部門で優勝したことが、本格的に音楽を志すきっかけになったそうです。

進学した音楽学校ではピアノとリコーダーを専攻し、いくつかのバンドにキーボード/ヴォーカリストとして参加。

それからは、フィル・コリンズ、ポール・マッカートニー、ジョージ・マイケル、クイーン、ジェネシス、ビートルズ、カーペンターズなどのアーティスト/バンドに多大な影響を受けながら、自身のサウンドの追求を進めていきました。

■デュオ・バンド2 TO GOでの成功

そして学校卒業後の19歳の時に、友人の女性ヴォーカリストEmma Paineとともにデュオ・バンド「2 TO GO」を結成。

BBCのスター発掘番組で数度にわたりファイナリストまで残るなど実績を重ね、以後10年間にわたって英国のクラブやイベントでのステージで最も成功を収めているデュオとして人気を不動のものにしました。動画はそのスター発掘番組でのパフォーマンスの模様。

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■TIGER MOTH TALES発足、そしてCAMELの一員に

2010年頃より、2 TO GOでの活動と並行して本格的なソロ活動も開始。同年に初のソロ・アルバム『Look At Me Now』を発表します。

本作が一定の成功を収めたことでソロ・ミュージシャンとしても注目を集めることになったピートですが、彼の活動を特定の音楽ジャンルへと絞ろうとするプロデューサーらと対立、ジャンルにとらわれない自由な音楽活動を行いたかった彼はレーベルから独立します。

2013年に、ソロ・プロジェクトTIGER MOTH TALESを発足。プロジェクト名は彼の憧れのミュージシャンであるスティーヴ・ハケットの楽曲「Tiger Moth」にちなんだものです。

さらに、2016年にはなんとCAMELのキーボーディストに抜擢されます。17年に行われたCAMELの来日公演にも参加しており、その勇姿を目にされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。



■アルバム紹介

TMT発足と同年の13年に1stアルバム『COCOON』をリリース。

「ファンタジー」そのものと言っても過言ではない、幻想美に包まれたリリカルなメロディが躍動するサウンドは、シンフォ・ファンのハートを鷲掴みにするのに十分な魅力を放っていました。

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続く15年リリースの2nd『STORY TELLERS: PART ONE』は、前作を上回るファンタスティックでドラマチックなサウンドメイクが全編を覆う傑作。2作目にして一部の隙もない細部まで完成されたシンフォニック・ロックを作り上げ、ブレイクを果たします。

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前作から2年を経た2017年に届けられた3rdアルバム『DEPTH OF WINTER』


前作で聴かせたコンポーザー&プレイヤーとしての実力はもはや揺るぎないものでしたが、今作も期待を裏切らないどころか大きく上回ってくる圧倒的な完成度。

Hygge

キャメルのロマンティックな叙情美とBIG BIG TRAIN的な洗練されたメロディアス・プログレが出会いを果たしたような、ただただ極上のシンフォニック・ロック。ソロ・ミュージシャンらしいハンドメイドな手触りもちゃんと残っているのがまたいいんですよねぇ。

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Migration

こちらはトラッド風の荘厳なテーマが印象深いややポップながら重厚感もあるナンバー。得意とするリコーダーが冴え渡っていますね。80年代前後のジェネシスも彷彿させるリズミカルなサウンドからは、フィル・コリンズの影響が感じられます。

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■待望の18年作4th『STORY TELLERS: PART TWO』

そして2018年、前作より1年弱でリリースされた待望の4thアルバムが、『STORY TELLERS: PART TWO』です。
タイトルからもわかるように2ndアルバムの続編として制作されており、彼が子供の頃に親しんだおとぎ話や小説をモチーフにしたコンセプト・アルバムとなっています。

初期ジェネシス、スティーヴ・ハケット、そしてキャメルからの影響を、自身の美声ヴォーカルも生かしつつ叙情的かつロマンチックなサウンドメイクで包み込むスタイルは、同系統のグループ数あれど全く他の追随を許していません。

冒頭で取り上げた「Toad of Toad Hall」の他に2曲がYoutubeにアップされていますので、聴いてみましょう♪

Hundred Acre Wood

ピアノとクラリネットが紡ぐ、優しくノスタルジックな旋律が胸に沁みるインストゥルメンタル。先のジェネシス直系ナンバー「Toad of Toad Hall」に続いてこの芳醇なサウンドが来るのだから、その作風の幅広さがわかりますよね。

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Match Girl

タイトル通り「マッチ売りの少女」を題材にしたセンチメンタルなヴォーカル・ナンバー。ストリングスも交え80年代以降のキャメルに通じる洗練された叙情美でしっとり聴かせます。うっとりするほどにロマンチック。

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こちらはアルバム収録曲ではありませんが、ジェネシスの名曲「Musical Box」のカバー。

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TIGER MOTH TALESの魅力、実感していただけたでしょうか。
TMTとして、そしてCAMELの一員として、今後どのようなサウンドを作り出していってくれるのか、その活躍が見逃せない注目アーティストです!


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90年代以降のプログレシーンを盛り上げる北欧スウェーデンやイタリアに負けじと、本場イギリスからも、イエスやジェネシスやクリムゾンなど往年のグループのDNAを継いだ好グループが出てきております。注目の作品をセレクトいたしましょう。


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TIGER MOTH TALESの在庫

  • TIGER MOTH TALES / STORY TELLERS: PART ONE

    初期ジェネシス、キャメル、クイーンの系譜にある英国ファンタスティック・ロック新鋭、2015年作2nd、何という才能、プログレ・ファン必聴の大傑作

    80年、英国はノッティンガムシャー生まれで、1歳の頃に病気により視力を失った盲目のマルチ・ミュージシャン&コンポーザー、Peter Jonesによるプロジェクト。4歳の時にピアノをはじめて以来、8歳の時にBBCのジュニア作曲コンテストで優勝するなど、作曲を本格的に学び、ポップ・デュオとしての活動を経て、子どもの頃から好きだったジェネシスやクイーンをはじめ、BIG BIG TRAINやFROSTなどプログレ新鋭にも強く影響を受け、プログレッシヴ・ロックを指向して生まれたプロジェクトがTIGER MOTH TALESです。2014年末にリリースされたデビュー作から半年ほどで早くも届けられた2015年作の2nd。ブライアン・メイが乗り移ったようなエモーショナルなリードから、カイパなど北欧プログレにも通ずるリリシズム溢れるリードまで、歌心に溢れたエレキ・ギターを中心に、キーボードがコロコロと愛らしいフレーズから勇壮なフレーズまで幻想的に彩り、さらに管弦楽器が透明感溢れるトーンで瑞々しく鳴り、全体としてファンタジー小説に心躍るような音世界が次々と紡がれていきます。ピーター・ガブリエルを彷彿させるヴォーカル、叙情極まる美メロもまた感動的。初期ジェネシス、キャメル、クイーン、アラン・パーソンズ・プロジェクト、カイパなどのDNAを継ぐ、ファンタスティック・ロックの正統派。アンサンブルも歌もどこまでも美しく、童心に返ったように無垢な気持ちが溢れてきます。何という才能。これはプログレ・ファン必聴、というかメロディを愛する全音楽ファン必聴と言える大傑作!

  • TIGER MOTH TALES / DEPTHS OF WINTER

    現CAMELの英マルチ・ミュージシャン&コンポーザーPeter Jonesによるプロジェクト、待望の3rdアルバムとなる17年作!80sキャメルをモダンかつゴージャスに再現したかのようなイマジネーション溢れまくりの大傑作シンフォ、すごい才能です…!

    1980年に英国はノッティンガムシャーに生まれ、1歳の頃に病気により視力を失った盲目のマルチ・ミュージシャン&コンポーザーPeter Jonesによるプロジェクト、待望の3rdアルバムとなる17年作!16年よりCAMELのメンバーとしてツアーにも参加する彼。前2作で聴かせたコンポーザー&プレイヤーとしてのレベルの高さはもはや揺るぎないものでしたが、いやはや今作も凄い完成度です。まるで80年代以降のシリアスなテーマ性を持ったキャメルを、ゴージャスなサウンドプロダクションで再現したかのような、モダンかつロマンティックで雄大なシンフォニック・ロックが眼前に広がるこの感じ…何というイマジネーション。BIG BIG TRAINあたりに通じるモダンでスタイリッシュな音像も活きていて、往年のプログレと現代のバンドらしいモダンなセンスがこれほど不可分に結びついたサウンドはそうそうないでしょう。これでもかとファンタジックなフレーズを紡ぎ出すキーボード、アンディ・ラティマーばりにドラマチックに泣くギター、芳醇に響くクラリネット&リコーダー、そして端正に歌い上げる美声のヴォーカル。彼一人で各楽器をこれだけ自在に操る才能にはただただ脱帽。各パートが次々と展開していく、映画を観ているような情報量の多い音像は前作からの持ち味ですが、それを複雑に感じさせない淀みなく流れるような緻密な構築性にも舌を巻きます。改めてとんでもない才能を見せつけられる思いのシンフォ傑作です。

  • TIGER MOTH TALES / STORY TELLERS: PART TWO

    現キャメルの英マルチ奏者/コンポーザーPete Jonesによるプロジェクト、初期ジェネシス・ファン&キャメル・ファンには問答無用でおすすめの18年作4th!

    1980年に英国はノッティンガムシャーに生まれ、1歳の頃に病気により視力を失った盲目のマルチ・ミュージシャン&コンポーザーで、現在はキャメルのキーボーディストとしても活躍するPeter Jonesによるプロジェクト。15年リリースの2ndアルバム『STORY TELLERS: PART ONE』の続編となる18年作4thがついにリリース。オルガンとアコースティックギター、彼の伸びやかな美声をメインに紡がれる比較的落ち着いた爽やかな演奏でスタートし、やや作風変わったかな?と思いきや、シームレスに突入していく2曲目から来た来た来ました…!音の粒子を繊細に散りばめたサウンドメイクの中、彼方から幻想的なギターとシンセが立ち上がってくるこの感じ。やはり並ではない才能を感じさせます。トニー・バンクスかと思うファンタジックで華やかなシンセ&オルガンとピーガブ風のユーモラスなシアトリカル・ヴォーカルが素晴らしすぎる『FOXTROT』に入っていてもおかしくない完成度の3曲目で、もうワクワクしっぱなし!そうかと思うと、アンディ・ラティマーばりの堂々たる泣きっぷりの哀愁ギターが大炸裂するナンバーも聴かせ、さすがキャメルの一員たる存在感も発揮しています。これを全て自身で作曲&演奏していることに、改めて驚きを禁じえません。さらに特筆は、TMT以前に彼が在籍した2 TO GOでデュオを組んでいた美声女性ヴォーカリストEmma Paineのゲスト参加。2曲で、2 TO GO時代を彷彿させる美しいデュエットも聴くことができ大変感動的です。ギターがこれでもかと叙情的に歌うシンフォニックで劇的なエンディングも見事だし、今回もTMTでしか味わえないファンタスティック&マジカルな音世界が堪能できる傑作に仕上がっています。初期ジェネシスやキャメルのファンには問答無用でおすすめ!

  • TIGER MOTH TALES / COCOON

    ジェネシスの他、BIG BIG TRAINなど新鋭プログレにも影響を受けた英国のマルチミュージシャン、スケールの大きな14年デビュー作

    80年、英国はノッティンガムシャー生まれで、子どもの頃から好きだったジェネシスやクイーンをはじめ、BIG BIG TRAINやFROSTなどプログレ新鋭にも強く影響を受けて音楽制作をはじめたマルチ・ミュージシャン&コンポーザーPeter Jonesによるプロジェクト。2014年のデビュー作。霧が晴れ陽光が降り注ぐ瞬間のような幻想性とともに晴れ晴れしさのあるヴィンテージなキーボードとスティーヴ・ハケットゆずりのリリカルなエレキギターで幕開け。北欧のムーン・サファリにも通じるファンタジックなアンサンブルから一転、ズンズンとヘヴィに突き進むギターリフが入るとともに、ドラムも力強さを増し、モダンなタッチの重厚なシンフォへと展開。その暗闇を抜けると、再び光りが差したようにメロディアスなリードが溢れ、ジェネシスばりのキメとともにフィナーレへ。オープニング・ナンバーから渾身の展開に引き込まれます。演劇的なヴォーカル・ワーク、クイーンばりのコーラス・ワーク、そして、古き良きジャズ・フィーリングが後半に壮大なシンフォニック・ロックへと帰結していく8曲目など、英国的な諧謔センスも織り交ぜるアレンジセンスも見事。イタリアのファビオ・ズッファンティや近年大活躍のオランダのクリスに続く才能と言っても過言ではない注目の新鋭。これは力作です。

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