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【カケレコ中古棚探検隊】古豪vs新鋭!イタリア新旧プログレ合戦!?

こんにちは。カケレコ・スタッフ増田です。

先日行われた「ザ・ベスト・オブ・イタリアン・ロック VOL.5,6」、皆さんはご参加されたでしょうか?
私は残念ながら行けなかったのですが、70年代に活躍した古豪たちが再び再結成し、精力的に活動してくれるのは大変ありがたいですね。

そんなベテラン勢がエネルギッシュなイタリアン・プログレ界隈ですが、新鋭も負けていませんよ!
というわけで、今回はカケレコ中古棚より新旧イタリアン・プログレのオススメ作品をピックアップ。
さらに、古豪vs新鋭の紅白形式でお送りしたいと思います!

まず最初は「輝きのシンフォニック」対決!
古豪からはイタリアン・ロック界の重鎮、レ・オルメの作品です。

【古豪】LE ORME/FELONA E SORONA

長いキャリアを持つレ・オルメの中でも最高傑作と名高い73年5th。
フェローナとソローナという男女の愛をテーマにした壮大なコンセプトアルバムで、テーマにふさわしく情熱的で煌びやかなキーボード・ロックを繰り広げます。
変拍子でアグレッシブに畳みかけるスリリングな側面もありつつ、儚げに歌い上げるヴォーカルや、どこか牧歌的な暖かみのある穏やかなパートもあり、その対比が美しいアルバムです。

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対する新鋭は、レ・オルメのカヴァーバンドからスタートした彼らの作品!

【新鋭】LOGOS/L’ENIGMA DELLA VITA

レ・オルメのカヴァーバンドとして結成されたLOGOSの2014年オリジナル作。
落ち着いたトーンながら、暖かな陽光溢れるキーボード、情緒豊かなヴォーカル、デイヴィッド・ギルモアを彷彿とさせる哀愁のあるギターも相まって、非常に聴き心地のいいシンフォニック・ロックです。
ヴィンテージなオルガン・サウンドも味わい深くてグッド!

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次は「ドラマティック宇宙シンフォ」対決!
まずは新鋭シンフォニック・バンド、RANESTRANEの13年作です。

【新鋭】RANESTRANE/A SPACE ODYSSEY PART I: MONOLITH

ロヴェッショ・デッラ・メダーリャのバックとして来日もした伊新鋭グループによる、『2001年宇宙の旅』を題材にした13年作。
その題材の通り宇宙的でドラマティックな広がりを持つサウンドですが、リリカルなアコギやフルート、エモーショナルな伊語のヴォーカルはイタリアらしく叙情たっぷり。
マリリオンのS.ホガースとS.ロザリーの参加にも注目!

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対する古豪は、強力なツイン・キーボードが特徴のこちらのバンド。

【古豪】CORTE DEI MIRACOLI/CORTE DEI MIRACOLI

イタリアのシンフォ・バンド、76年作。
Bancoにも匹敵するクラシカルなキーボードにスペーシーさを加えた壮大なサウンドながら、煌びやかなポップ・フィーリングもあり、爽やかなヴォーカル・パートも相まって軽やかで聴き心地の良いアンサンブルに仕上がっています。
アグレッシブさとロマンティックさを兼ね備えた、キーボード・シンフォ好盤です。

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まだまだ行きますよ。次は「メランコリック&ヘヴィー」対決!
古豪チームからは、イタリアン・クラシカル・ロックの傑作中の傑作。こちらの作品です。

【古豪】QUELLA VECCHIA LOCANDA/IL TEMPO DELLA GIOIA

美麗ヴァイオリンをフィーチャーしたイタリアン・シンフォニック・ロックバンドの74年2nd。
クラシカル要素をふんだんに取り入れたダイナミックなサウンドですが、ピアノにヴァイオリン、アコギからヴォーカルに至るまで、一つ一つの旋律が切なくメランコリックな情感に満ち溢れています。
ジャズやハード・ロックを取り入れたスリリングな展開もありつつ、全体を包み込むイタリア的叙情が美しく、非常に均整の取れたアルバムです。

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それに対抗するは、なんとあのムゼオ・ローゼンバッハのヴォーカルを迎えたバンドの2010年作。
完全なる新鋭と言っていいのか微妙ですが……!

【新鋭】IL TEMPIO DELLE CLESSIDRE/IL TEMPIO DELLE CLESSIDRE

キーボード奏者を中心に、ムゼオ・ローゼンバッハのヴォーカルStefano Galifiも参加して06年に結成されたグループの2010年デビュー作。
70年代プログレの遺伝子を受け継いだキーボードとヘヴィなギターに導かれる、ドラマチックながらもどこかダークな雰囲気を漂わせるメロディ。
不穏さを煽るようなメロトロンや格調高いオルガンも表情豊かで、クラシカルかつ叙情溢れるイタリアン・ロック・サウンドを見事に作り上げています。
もちろんStefano Galifiのエモーショナルな歌唱も絶好調!必聴の一枚です!

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最後は「千変万化アヴァンギャルド」対決!
古豪はこちらのアヴァンギャルド・ジャズ・ロック、72年の唯一作。

【古豪】GRUPPO D’ALTERNATIVA/IPOTESI

PFMやBANCOと同時期にこれほどのグループが居たとはやはりイタリア恐るべし。
クリムゾンを思わせる切れ味鋭いギターに複雑なオルガン、フルートが緻密に絡み合う、攻撃的なアンサンブル。
かと思えば繊細なヴォーカルが美しいアコースティカルなパートもあり、実験性と優雅なリリシズムが拮抗した非常にスリリングな展開を聴かせます。これは素晴らしい。

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対する新鋭は、大注目のこのバンド、16年のデビュー作!

【新鋭】PROMENADE/NOI AL DIR DI NOI

ザッパやジェントル・ジャイアントもびっくり!?次から次へと急旋回するジェットコースターのような展開。
各パートが怒涛の超絶テクニックでかっ飛ばすも、サウンドはサーカスのように明るい雰囲気に満ちていて痛快!
非常にイタリアらしく表情豊かな、カケレコ注目のオススメ作です!

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いかがでしたか?イタリアン・プログレはまだまだここに載せられなかった充実のラインナップが揃っています。
ぜひ、新旧問わずイタリアン・プログレの広大な海に足を踏み入れてみて下さいね!


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