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ヴィンテージとモダンの絶妙なる融合、センス溢れるイタリア新鋭BAROCK PROJECTを特集!

先ごろ17年作『DETACHMENT』がリリースされ、先日にはついに待望の来日公演も実現。日本でも認知度が高まってきている注目のイタリア新鋭BAROCK PROJECT。

70年代プログレの質感を受け継ぐヴィンテージなサウンドと、現代のバンドらしいエッジの効いたモダンなサウンドを絶妙なバランスで取り入れたセンス溢れる音作りを特徴とします。

今回は、そんな要注目の新鋭BAROCK PROJECTの変遷を作品紹介とともに振り返ってまいります!

BAROCK PROJECTは、04年に活動を開始したイタリアのプログレッシヴ・ロック・グループ。キーボーディストであるLuca Zabbiniのプロジェクト・バンドとして発足し、現在までに5枚のアルバムをリリースしています。

結成当初のメンバーは、84年生まれのキーボーディストLuca Zabbini、ヴォーカルのLuca Pancaldi、ベースのG.B. Giorgi、ドラムスのGiacomo Calabriaという4人編成。

彼らは、07年のアルバムデビュー以前より精力的にライヴ活動を行っており、後の作品にも影響が色濃く現れているELPやGENESIS、自国のバンドではNEW TROLLSなど70年代プログレの楽曲を卓越した演奏力でカヴァーしています。下の動画は05~07年のライヴより。

「LOS ENDOS」(GENESIS)

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「BARBARIAN」(ELP)

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「CONCERTO GROSSO N2」(NEW TROLLS)

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そんなBAROCK PROJECTですが、07年についにアルバム・デビューを果たします。1st『MISTERIOSE VOCI』は、PFMを思い出さずにはいられないこれぞイタリア!な爽やかでヌケの良いメロディセンスと、レパートリーとしていたELPやGENESISを見事に消化した疾走感とドラマティックさを合わせ持つキーボード主体のアンサンブルが一体となった、抜群にキャッチーな傑作に仕上がっています。決してヴィンテージなプログレ観に偏りすぎず一貫して凛としたモダンな質感が通底している点も聴きやすさに一役買っているように思えますよね。上のライヴ映像でもわかるようにもともと地力はあったとは言え、1stにしてこの揺るぎないオリジナリティと完成度の高さは驚異的!

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09年にリリースされた2nd『REBUS』は、新たにギタリストのMax Scarciが加わった5人組でレコーディングされており、それを反映するかのようにギターのパワフルなプレイがキーボードと拮抗してサウンドの広がりが増した力作。前作でもギターはフィーチャーされていましたが、今作ではハードエッジなギターがバンドサウンドに前作以上のキレを加えており、ロマンティックに広がるキーボードと劇的な対比を生み出しています。BAROQUEとROCKをかけたものと思われるバンド名通りと言えるバロック調の格調高い演奏を聴かせるナンバーも素晴らしく、ここでのQUEENすらよぎる華美なコーラスワークなど、前作同様聴きどころを満載した一枚となっています。やはり傑作!

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そして12年にリリースされた3rd『COFFEE IN NEUKOLLN』がまたまた傑作。前作リリース後にドラマーとギタリストが脱退、キーボードのLuca Zabbini、ヴォーカルのLuca Pancaldi、ベースのG.B. Giorgiの変則3ピースバンドとなっていますが、そんなこと露ほども感じさせないBAROCK PROJECTならではの音世界が広がってきます。ヨーロピアンな情感を纏いより艶やかさを増したキーボードを中心に紡がれるアンサンブルはもはや盤石というべき素晴らしさ。在りし日のプログレを偲ばせるヴィンテージサウンドと現代のバンドとしてのモダニズムを絶妙な配分で織り込んでいくこのハイセンスは、奇才Fabio Zuffanti率いる大御所バンドFINISTERREにも肩を並べる完成度と言えるのではないでしょうか。前作同様バロックなアプローチも抜群に決まっていますね~。

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そして15年には、Lucaがここまでの最高傑作と自負した4th『SKYLINE』を発表。本作からは紙ジャケ化を含む国内盤もリリースされ、徐々に日本でも人気を上げていきます。今作で新たなドラマーとギタリストを迎えた4人編成となっており、さらにカバーするなど憧れのバンドだったニュー・トロルスのVittorio De Scalziが3曲目にゲスト参加。爽快なアカペラの多声コーラス・ワークではじまり、アコギとエレキによる弾むようなバッキング、透明感あるリリカルなピアノ、ファンタスティックなキーボードが豊かに広がるアンサンブルの何と素晴らしいこと!前のめりに突っかかるようなリズムのキメとともに、ハモンド・オルガンがうねりを上げるところは、往年のプログレのDNAを継ぐ幻想性とともに、現代的なエッジが絶妙にバランスしててカッコ良いし、ガツンと歪んだギターとハモンドが突っ走るところなんかは70年代ハード・ロックも継いでてグッとくるし、管楽器風のトーンのキーボードが高らかに鳴り響いたかと思うとクラシックそのままの流麗なピアノが流れてメロディアスなパートにスイッチしたり、溢れんばかりのアイデアとそれを軽々とこなす演奏も特筆ものだし、とにかくワクワク感いっぱい。前作を超えるのは容易ではないと思われましたが、さらに突き抜けたサウンドが広がっていてただただ仰天です。

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そして2017年には『DETACHMENT』をリリース。今作でも変わらずのキャッチーでドラマチックなメロディメイクと、変拍子を交えながら疾走感いっぱいに駆け抜けていくテクニカルな演奏の組み合わせが痛快そのもの。エマーソン譲りの速いタッチで派手に畳み掛けるシンセ、ここぞというパートでアグレッシヴに噴き出すハモンド、クラシックの素養滲むロマンティックなタッチのピアノなど、各鍵盤を自在に操り70年代プログレへのリスペクトに溢れたプレイを聴かせるLuca Zabbini、改めて並ではない才能を感じさせます。一方ハード・ロック調の重量感あるプレイを主とするギターが現代的なエッジあるサウンドを担当。ポップに洗練された親しみやすいモダン・プログレの中に絶妙にヴィンテージ質感を織り込むセンスの良さが今作でも光ります。またリズム隊も特徴的で、民族舞曲に通じるリズミカルな躍動感を持つプレイを随所で織り交ぜることでイタリアらしい祝祭感を生み出しているのが特筆。得意とする荘厳で格調高いバロック調スタイルを取り入れたナンバーの完成度にも一層磨きがかかっています。メリハリの効いたスピード感ある展開で一気に聴かせる、文句なしの快作!

BAROCK PROJECT/DETACHMENT

来日公演でも素晴らしい演奏を聞かせてくれた注目の伊シンフォ・バンド17年作。エマーソンに迫る才気ほとばしるkey、ハード・ロック調のエッジの効いたギター、民族舞曲に通じるリズミカルな躍動感を織り交ぜたリズム隊。何と素晴らしいバンド!

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降り注ぐイタリアの陽光をいっぱいに浴びたようなドラマティックでありながら終始オプティミスティックな空気が支配するシンフォニック・ロックは、00年代以降の新鋭プログレとしてはもっとも聴きやすい部類に入るものと言えるかもしれません。イタリア新鋭プログレの入門バンドとしても最適なBAROCK PROJECT、ぜひ今後の動向にも注目してみてください☆

BAROCK PROJECTの在庫

  • BAROCK PROJECT / REBUS

    注目のイタリア新鋭グループ、09年作、キーボードとピアノが躍動し、次々とスリリングに畳みかけるダイナミックなクラシカル・プログレ

    Keith Emersonから強く影響を受け、クラシックからジャズまで豊富な音楽的バックグラウンドを持つキーボード兼コンポーザーのLuca Zabbini率いるグループ。09年作2nd。バロックなピアノ&ストリングス、エッジの立ったスリリングなギター、タイト&スピーディーなリズム隊、エネルギッシュかつエモーショナルなヴォーカル、アグレッシヴなフルートによる鮮烈なクラシカル・プログレ。コロコロとスピーディーに転がるフレーズからしっとりと格調高いフレーズまで自在にクラシカルなフレーズを操るピアノはテクニック、センスともに抜群。長いトンネルから視界が一気に開けた時のような、光に溢れた明瞭なサウンドは躍動感いっぱい。これでもかとスリリングに畳みかけるパートのダイナミズムと切れ味は圧巻です!クラシカルなキーボードのファンは必聴!

  • BAROCK PROJECT / COFFEE IN NEUKOLLN

    イタリア新鋭シンフォニック・ロックバンドによる12年作3rd、メロディアスなポップ感覚とバロックな格調高さを共存させたハイセンスなプログレ!

    イタリア出身新鋭シンフォニック・ロックバンドによる12年作3rd。スピード感いっぱいに弾けるように展開するファンタジックなアンサンブルに、ドラマティックかつ洗練されたポップセンスを感じさせるメロディーが気持ちよく響くシンフォニック・ロック。アンサンブルを彩るキラキラしたアコギやフルートのリリカルな音色からは、イタリアン・ロックらしい溢れ出すような瑞々しさを存分に感じることができます。しかし聴きどころはやはり重厚に鳴るストリングスやコラール風の合唱、荘厳なオルガンなどを用いた本格派バロック・サウンドが展開されるところで、そこにヴォーカルが切々と歌声を響かせると一気に匂い立つようなロマンが現れてきます。流麗なギターが活躍するプログレ・ハード風のアンサンブルも随所で聴かれ、一曲の中でも静と動を巧みに同居させる曲展開が見事。現代イタリアン・シンフォの新たな潮流を感じさせる充実の一枚です。

  • BAROCK PROJECT / SKYLINE

    バンド自身がここまでの最高傑作と自認する2015年作4th、往年のプログレやハード・ロックやクラシックを見事に料理しきった傑作!

    クラシック音楽やキース・エマーソンに影響を受けたキーボード奏者&コンポーザーのLuca Zabbini率いるグループ。Luca自身がこれまでの最高傑作と評する2015年作4thアルバム。新たなドラマーとギタリストを迎え4人編成となっており、ゲストとして、なんとあのニュー・トロルスのVittorio De Scalziが3曲目に参加して録音されています。爽快なアカペラの多声コーラス・ワークではじまり、アコギとエレキによる弾むようなバッキング、透明感あるリリカルなピアノ、ファンタスティックなキーボードが豊かに広がるアンサンブルの何と素晴らしいこと!このオープニングを聴いて、ムーン・サファリを思い出すリスナーはきっと多いはず。前のめりに突っかかるようなリズムのキメとともに、ハモンド・オルガンがうねりを上げるところは、往年のプログレのDNAを継ぐ幻想性とともに、現代的なエッジが絶妙にバランスしててカッコ良いし、ガツンと歪んだギターとハモンドが突っ走るところなんかは70年代ハード・ロックも継いでてグッとくるし、管楽器風のトーンのキーボードが高らかに鳴り響いたかと思うとクラシックそのままの流麗なピアノが流れてメロディアスなパートにスイッチしたり、溢れんばかりのアイデアとそれを軽々とこなす演奏も特筆ものだし、すごいワクワク感いっぱい。EL&Pやジェスロ・タルへの愛情たっぷりなパートなんかもニンマリだし、往年のプログレ・ファンにも激レコメンド。前作も素晴らしい出来でしたが、さらに突き抜けた傑作!

  • BAROCK PROJECT / VIVO: LIVE IN CONCERT

    イタリア出身、クラシカルなキーボード・プログレ新鋭バンド、渾身の2015年ライヴ盤

    クラシック音楽やキース・エマーソンに影響を受けたキーボード奏者&コンポーザーのLuca Zabbini率いるグループ。15年11月のミラノ公演を収録したライヴ・アルバム。2015年リリースの4th『SKYLINE』時のメンバー4人に、新加入したベーシストを加えた5人編成で行われています。CD2枚組で、CD1は1st〜3rdアルバム曲+GENESISのカバー「Los Endos」、CD2は、4th『SKYLINE』収録曲+アルバム録音時の未発表曲1曲で構成されています。バロック音楽とともにEL&PやジェネシスのDNAを受け継いだクラシカルなキーボード・プログレ・サウンドが、クリアな音像でダイナミックに鳴り響いています。

  • BAROCK PROJECT / DETACHMENT

    イタリア出身、クラシカルなキーボード・プログレ新鋭バンド、17年作。

    クラシック音楽やキース・エマーソンに影響を受けた技巧派キーボード奏者&コンポーザーのLuca Zabbini率いる新鋭イタリアン・プログレ・グループ、17年作5th。今作でも変わらずのキャッチーでドラマチックなメロディメイクと、変拍子を交えながら疾走感いっぱいに駆け抜けていくテクニカルな演奏の組み合わせが痛快です。エマーソン譲りの速いタッチで派手に畳み掛けるシンセ、ここぞというパートでアグレッシヴに噴き出すハモンド、クラシックの素養滲むロマンティックなタッチのピアノなど、各鍵盤を自在に操り70年代プログレへのリスペクトに溢れたプレイを聴かせるLuca Zabbini、やはり並ではない才能を感じさせます。一方ハード・ロック調の重量感あるプレイを主とするギターが現代的なエッジあるサウンドを担当。ポップに洗練された親しみやすいモダン・プログレの中に絶妙にヴィンテージ質感を織り込むセンスの良さが今作でも光ります。またリズム隊も特徴的で、民族舞曲に通じるリズミカルな躍動感を持つプレイを随所で織り交ぜることでイタリアらしい祝祭感を生み出しているのが特筆。得意とする荘厳で格調高いバロック調スタイルを取り入れたナンバーの完成度も高いです。メリハリの効いたスピード感ある展開で一気に聴かせる快作!

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