2017年8月18日 | カテゴリー:カケレコBGM
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おはようございます。スタッフ佐藤です。
本日朝のカケレコBGMは『Steve Hillage / L』をかけています♪
雨模様の空を遥か突き抜けるコズミックなギターのうねりがたまりません☆
Lunar Musik Suite
It’s All Too Much
David Allenを中心に結成され、個性的な浮遊感を持ったサイケデリックなスペース・ロックを確立したプログレッシブ・ロックシーンを代表するバンドGONG。その全盛期を支え続けた名ギタリストによる75年デビュー作。Pierre Moerlin、Tim Blake、Didier Malherbe、Gili Smythといった当時のGONGメンバーが集結し、加えて名キーボーディストDave StewartやHENRY COWのLindsay Cooperといった豪華なサポートを受けて製作された本作は、GONGはもちろん、後の彼の音楽性に通じる浮遊感を持ったサイケデリック・ロック色を強く見せており、STEVE HILLAGE主導のGONGという見方も出来る快作です。
David Allenを中心に結成され、個性的な浮遊感を持ったサイケデリックなスペース・ロックを確立したプログレッシブ・ロックシーンを代表するバンドGONG。その全盛期を支え続けた名ギタリストによる76年2nd。Todd Rundgrenのプロデュースで製作されバックにはDon CherryやUtopiaメンバーが参加した本作は、Donovanの名曲「The Hurdy Gurdy Man」で幕を開けGeorge Harrisonの「It’s All Too Much」で幕を閉じる非常にポップな印象のアルバムとなっています。しかしながら音楽的には独特のサイケデリックな音像を持ちオリエンタル・エスノ・フレーバーも感じさせながら彼らしいサウンドを提示。
78年作の4thソロ。80年代以降への活動へとつながる、テクノ、アンビエント的な要素が強まった作品。ただ、プロデューサーがニック・メイスンというのが関係しているかは分かりませんが、フロイドと同じく、無機質的なフレーズを奏でてもどこか牧歌的な英国臭さが漂うサウンドには非常に好感が持てます。「FISH RISING」などに比べて評価のあまり思わしくない作品ですが、クオリティは文句無しの名作。
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