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スタッフ佐藤の、コレ好きなんですよ。 第二十四回 ELP『ラヴ・ビーチ』

こんにちは、カケレコ・スタッフ佐藤です。

「スタッフ佐藤の、コレ好きなんですよ。」は、一般的にはあまり注目を集めることのない作品ながら「実は良い作品なんだけどなぁ、もっと聴かれてほしいなぁ。」とスタッフ佐藤が日頃から感じている、愛して止まない作品たちを取り上げてご紹介していこうというコーナー。

今回取り上げるのは、ELPの78年作『ラヴ・ビーチ』です。

本連載、ここのところ非プログレの作品を多く取り上げていた気がしますので、今回はプログレより夏を感じさせる一枚を取り上げたいと思います。はい、これしかないという感じですが『ラヴ・ビーチ』ですね。

ご存知ELPが78年に発表した当時としては最終作となった作品ですが、知らない人からすればこれがプログレに分類されるアルバムのタイトル&ジャケットとは思わないはず。ジャケはビーチにナンパしに来た3人組と言われたって何の違和感もありません。あ、ラヴ・ビーチってそういう意味とも取れますね!

何でも、レコード会社の意向で名付けられたものということでメンバーはこのアルバム名に否定的だったそうですが、ジャケットを見るにまんざらでもない様子も見受けられます。これだけこんがりと日焼けしていたら説得力もないというものです。

さて、スタッフ佐藤にとってのELPについては本連載の第3回で触れていますが、いわゆる5大バンドの中では最も「親しみやすいプログレ」として他の4バンドとは一線を画するスタンスを築いた存在と言っていいと思います。そこにきて本作、色んな意味でやや親しみやすくなりすぎてリスナーも反応に困ってしまったという感はどうあっても否めないところです。

キースの休養先だったフロリダ沖南東に位置するカリブの島国バハマにてレコーディングが行われた本作、中米の陽気な土地柄が影響してかバカンスムードが抜けていなかったか、前半はこれELP?と思わずにはいられない、やけに丸みのあるふわふわしたサウンドのナンバーが並びます。「Knife Edge」とかやっていた初期の尖り具合からすれば、ちょっと考えられないくらいの力の抜けよう。

このジャケを見てこのA面が流れてきた時点で、タルカスや頭脳改革のころのELPではないんだなぁ、と脱力してしまうのも無理はないのですが、しかし、従来のELP像を一旦奥へ引っ込めた上でよくよく聴いてみると、内容自体は決して悪いものではないと思うんですよね。むしろA面のポップ・ソング集と後半に据えられた大作組曲の対比も鮮やかなアルバムとしての構成も、意外にありなんじゃないかと思わせられます。まあ間違いなく考え過ぎと言われそうですが。でも本当、全然嫌いじゃないんですよ、コレ。

Love Beach

これまでのELPは軽快な曲の中でも例えれば鋭いナイフを懐に隠し持っているような危なさを秘めていた気がしますが、このタイトル曲はそういった要素が全く感じられないポワンとしたポップ・ソング。なんせ「Love Beach」ですしね。でも柔らかなシンセが彩るほんのりファンタジックなサウンドが単純に気持ち良かったりします。意外と好きです。

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For You

ちょっとAOR調も見え隠れする劇的なバラード・ナンバー。まったくと言っていいほど従来のELPらしさはありませんが、こちらも単純にいい曲なものだから反応に困ります。ウェットンが歌ったらエイジアの曲と言われても納得しちゃいそう。

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Memoirs of an Officer and a Gentleman

B面を丸ごと使ったこの組曲で、ようやくELPらしさが復活。レイクが持ち前の伸びやかな歌声を響かせると、エマーソンも水を得た魚のようにスケール感のあるキーボードプレイで応じます。過去作ほどの派手に盛り上がる展開はありませんが、終盤、行進曲調の勇ましいリズムにシンセが幾重にも重なっていくドラマティックな展開は、これぞELPと思わず拳を握る素晴らしさ。名曲だと思います。

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  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / HIGH VOLTAGE FESTIVAL: RECORDED LIVE 25TH JULY 2010

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    • VICP62115

      紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、情報シール有、定価2205

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      帯有

      情報記載シールなし、紙ジャケに若干圧痕あり

    • VICP62115

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      (税込959円)

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    • VICP75058

      廃盤、紙ジャケット仕様、HQCD、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック1曲、定価2800

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  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / PICTURES AT AN EXHIBITION

    ムソルグスキー「展覧会の絵」をモチーフとした完全未発表楽曲によるライヴ録音、痛快極まる72年作!

    NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成され、ギターレスのトリオという変則的な編成ながらそのハンディを全く感じさせない音楽性でプログレッシブ・ロックの1つのスタイルを築いたイギリスのグループの71年3rd。その内容はEL&Pの人気を不動のものにしたライブ作であり、タイトル通りムソルグスキー作曲、ラヴェルのオーケストレーションによる組曲「展覧会の絵」を強引にキーボード・ロックでねじ伏せた名盤となっています。アンコールにはチャイコフスキーの「くるみ割り人形」をクラヴィネットで弾き倒す「Nutrocker」を収録。クラシックとロックを融合させたその特異な音楽性は現在のプログレシーンまで脈々と受け継がれ多くのフォロワーが登場していますが、その元祖にして完璧な完成度を誇る傑作です。

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    NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成され、ギターレスのトリオという変則的な編成ながらそのハンディを全く感じさせない音楽性でプログレッシブ・ロックの1つのスタイルを築いたイギリスのグループの73年5th。自身のレーベル「マンティコア」よりリリースされた、70年代英国ロック屈指の名盤であり、それまでの彼らの集大成を最高の形で結実させた傑作です。ヒューバート・パリー作曲の「聖地エルサレム」で荘厳に幕を開け、ヒナステラ作曲の超絶曲「トッカータ」などこれまでの彼らの音楽性に沿った個性的な楽曲が並ぶものの、本作から全編に本格的にシンセサイザーが導入されており、より彩り豊かな英国叙情を伝えています。極めつけは30分にも及ぶ3楽章から成る「悪の経典#9」の完璧なロックシンフォニー。全ロックファン必聴の名作です。

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    NICEのKeith Emerson、KING CRIMSONのGreg Lake、ATOMIC ROOSTERのCarl Palmerによって結成され、ギターレスのトリオという変則的な編成ながらそのハンディを全く感じさせない音楽性でプログレッシブ・ロックの1つのスタイルを築いたイギリスのグループの74年ライブ作。彼らの絶頂期を収めたライブ盤となっており、名盤「タルカス」の表題曲、「恐怖の頭脳改革」収録の大曲「悪の経典」などをスリーピースとは思えない重厚なサウンドで演奏しており、Keith Emersonの超絶なオルガンさばきとGreg Lakeの伸びやかな歌声、そしてCarl Palmerの手数の多いドラムを堪能することが出来ます。

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / WELCOME BACK MY FRIENDS TO THE SHOW THAT NEVER ENDS

    74年ライヴ作

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / IN CONCERT

    1977年8月22日、モントリオール・オリンピック・スタジアムにて総勢70人のオーケストラを率いて行われたコンサートの音源を収録

    1977年8月22日、モントリオール・オリンピック・スタジアムにて70人のオーケストラを率いて行われたコンサート。

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / WORKS VOLUME 1

    メンバーのソロワークをフィーチャーした77年リリース作

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / WORKS VOLUME 2

    3人のソロワークをフィーチャーした77年作

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / BLACK MOON

    92年発表の再結成第一作

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / KING BISCUIT FLOWER HOUR PRESENTS

    74年と77年のライヴ音源、全14曲

    • SRCS8449/50

      2枚組、定価2913

      盤質:無傷/小傷

      状態:良好

      帯有

      ケース不良、1枚は盤に傷あり、ケースに割れあり(欠損あり・開くと外れます)若干帯中央部分に色褪せあり

  • EL&P(EMERSON LAKE & PALMER) / LIVE IN POLAND

    97年のポーランドでのライヴを収録

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