2016年8月5日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
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スタッフ佐藤が気になった中古CDをちょこっとご紹介しようというこのコーナー。
今回気になったのは、ジャパニーズ・プログレの金字塔とも言える名作、新月のデビュー作です。
「日本のジェネシス」と呼ばれることも多い新月ですが、普通「~のジェネシス」という形容で呼ばれるのはジェネシスのサウンドを忠実に再現したタイプのバンドが多いですよね。新月が素晴らしいのは、ジェネシス的なファンタジーやデリケートに紡がれる音楽性を、日本的な和の表現へと落し込み再構築した手法にあるように思います。その結果として、和の精神が息づく紛れもないジャパニーズ・プログレでありながらも、同時にジェネシス的叙情美がにじみ出てくるような感覚を憶えるんですよね。
一曲目「鬼」は間違いなくジャパニーズ・プログレの5指には入る名曲でしょう!
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