2015年7月15日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
タグ: ロック&ポップス
シカゴのオリジナル・メンバーで「25 Or 6 To 4」などの代表曲を書いたロバート・ラムが、人生を変えたレコード10枚を英音楽サイトMUSICRADARに紹介しているのでピックアップいたしましょう。
それではお楽しみください!
原文はこちら
http://www.musicradar.com/news/tech/chicagos-robert-lamm-the-10-records-that-changed-my-life-608631
68年のデビュー作。R&B、ブルース、ゴスペル、カントリーといったアメリカ南部ロックを消化した芳醇なサウンドは絶品の一言。音と音の「間」のなんと雄弁なこと。まさに完璧なグルーヴ。メロディ・ラインの美しさも特筆もの。Eric Clapton、George Harrisonなど、本作により音楽性が変わるほどの衝撃を受けたミュージシャン多数。ロック史を変えた全ロック・ファン必携の大名盤。アメリカン・ロック史上に輝く金字塔。
BEATLES解散後、それぞれのメンバーが各々のソロ活動へと入って行く中で、最も己とは何かというような真摯な問の中に自らの表現を掘り下げていったのが、JOHN LENNONでした。このアルバムは解散後間もなく、70年に発表された、JOHNと永遠の伴侶であるオノ・ヨーコと共に紡ぎ上げたJOHNのむき出しの心の叫び。「神は、苦悩の重みを測る観念に過ぎないもの」として敢然と世俗の宗教、信条を否定した彼は、愛する人、ヨーコがいればそれこそが僕の現実だと強く歌い上げて行きます。BETALESの死、愛する母親の死を乗り越えて、表現者として新たな境地の扉を猛然と叩き続ける、真摯な一人の男の姿がどこまでも透徹なまなざしを抱いた作品です。
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