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【プログレ温故知新】イタリアン・ロック・ヴォーカル 【定番】BANCO -> 【新鋭】IL TEMPIO DELLE CLESSIDRE

【定番】BANCO -> 【新鋭】IL TEMPIO DELLE CLESSIDRE

「歌」を聴かせるプログレと言えばやはりイタリアン・プログレ。熱い叙情に満ちたヴォーカルは聴き手の心をわしづかみにする魅力を放っています。そこで定盤からはBANCO DEL MUTUO SOCCORSOの1st、そして新鋭からはIL TEMPIO DELLE CLESSIDREの2nd『ALIENATURA』をご紹介いたします。

イタリアン・ロックと聞いて皆さんはどのようなものを想像されるでしょうか。バロックな荘厳さ、ドラマティックなメロディ、情熱に満ちたカンツォーネ・ヴォーカル・・・。

もしこれらをすべて兼ね備えたグループがいるとしたら、それはもうイタリアン・ロックの代名詞と言ってもいいですよね。それがまさにBANCOなんです。

BANCOはVittorioとGianniのNocenzi兄弟を中心に結成され、72年にデビューし3枚のアルバムを発表。その後P.F.M.に続いてELP主催のマンティコア・レーベルより世界進出を果たしました。80~90年代にはよりポップな作風を取り入れた力作をリリースしていますが、日本においては初期3枚の人気が高く、P.F.M.と共にイタリアン・ロックを代表するグループとして知られています。

ご紹介する1stは、兄弟によるオルガンとピアノのツイン・キーボードを中心とした重厚感とスピード感を併せ持つバロッキーなアンサンブルに、ヴォーカリストFrancesco Di Giacomoによるオペラ風の伸びやかな美声が乗る荘厳かつドラマティックなプログレ。では彼らのサウンドの本質がよく現れたこの曲をお聴きください。

試聴 Click!

理性と凶暴性が拮抗する火花の散るようにスリリングなアンサンブルをバックに、Giacomoが朗々たる歌声を聴かせる前半パートと、ピアノに導かれて現れる情熱的かつドラマティックな歌唱が冴え渡る後半パートとの対比が見事な一曲です。これぞイタリア。何度聴いても胸が熱くなる素晴らしい曲ですね。

他にもこれぞプログレシッヴ・ロック!と言うべき変幻自在な演奏と巧みな構築性が光る2nd『DARWIN!』、前衛色を取り入れてよりアーティスティックなアプローチで聴かせる3rd『IO SONO NATO LIBERO』と初期は作品ごとに異なる魅力を放つ傑作が揃っていますので、おすすめです。

さて、Giacomo氏を始め70年代イタリアン・ロックには個性的な歌唱を聴かせるヴォーカリストが多く存在し、それが他国のシーンにはない特別な魅力となっていたのは間違いありませんが、それは30年余が経過した現在のイタリアでもやはり同様だと言えます。そんな中でも一際素晴らしい歌声を披露しているのが、06年結成のへヴィ・シンフォ・グループIL TEMPIO DELLE CLESSIDREです。

このバンドは、2010年にリリースした1stアルバムが当時のプログレとしては大きな話題を呼び、人気バンドとして認知されるようになりました。それはバンドによる往年のイタリアン・へヴィ・シンフォを踏襲した演奏の素晴らしさもさることながら、ヴォーカルを往年の名バンドMUSEO ROSENBACHのヴォーカリストStefano “LUPO” Galifiが務めていたことによります。「LUPO=狼」の名の通り、朗々とした中に時として獣が牙を向くような凶暴さを見せる独特のヴォーカル・スタイルは、へヴィ・シンフォというサウンドにこれ以上ないというほどマッチするんですよね。どこか背徳感を漂わせるその声質は、作品そのもののカラーにさえ強い影響を与えています。

そんな素晴らしい歌唱を聴かせたGalifiが脱退し、前作より3年ぶりにリリースされた第2作がご紹介する『ALIENATURA』になります。
はたしてどんなサウンドを聴かせているのか、まずは本作からのナンバーをお聴きください。

試聴 Click!

ヴォーカルには、Galifiの声質・唱法にかなり近い朗々とした響きを持ちつつも、低いトーンでの表現力が豊かな実力派を起用。演奏も技術向上によってよりダイナミズムを増しており、へヴィな中にもドラマティックで深遠な描写を織り交ぜた独自の音世界を見事現出しています。これは現代のへヴィシンフォ勢はもちろんのこと、往年に活躍したへヴィシンフォ・バンドたちにも負けない極めて高いクオリティを放つ傑作!

イタリアン・ロックの歌い手達の素晴らしい歌唱を堪能していただけましたでしょうか。情熱と叙情に溢れるヴォーカルの宝庫イタリアを是非これからも探求してみてください。きっとあなたの心の琴線をかき鳴らす歌声に出会えることと思います。

BANCOの在庫

  • BANCO / LIVE IN MEXICO CITY 1999

    PFMと並ぶイタリアン・プログレの雄、黄金期編成による99年のライヴ盤、全17曲

    PFMと並びイタリアのプログレッシヴ・ロックを代表するバンコ。ヴィットリオ・ノチェンツィを中心に今なお活動する彼らだが、その哀愁を帯びた声の不世出の名ヴォーカリスト、故フランチェスコ・ディ・ジャコモと、彼らの地中海性を担っていた名ギタリスト、故ロドルフォ・アルテーゼを加えた、今では再現不能の黄金期編成による99年のライヴ盤。新旧代表曲を歌い込むジャコモと壮大なキーボードが並び立つ、真のバンコの姿を伝える名演!(レーベル紹介文より)

  • BANCO / NO PALCO

    02年、2万人を動員した地元ローマでの30周年記念ライヴを収録

  • BANCO / TRANSIBERIANA

    ご存じイタリアン・ロックの雄、四半世紀ぶりのスタジオ・アルバムとなった2019年作!

    ご存じ、PFMと共にイタリアン・ロックを代表する名バンドによる「シベリア鉄道」を題材にした2019年作!スタジオ・アルバムとしては94年作『IL 13』以来実に25年ぶりとなります。唯一のオリジナル・メンバーであるキーボード名手Vittorio Nocenzi、近年のMetamorfosiにも在籍するドラマーFabio Moresco、DORACORで活動するギタリストNicola Di Gia、そして14年に急逝したヴォーカリストFrancesco Di Giacomo氏の後任という大役を務めるTony D’Alessioら6人編成で制作された本作、ずばり傑作!凛と格調高いタッチのピアノと一音一音に存在感のこもったオルガン、キレのあるプレイでスピード感をもたらすギター、そして熱く歌いこむドラマチックな表情と優雅で繊細な表情とを自在に行き来するヴォーカル。さすがの洗練されたモダン・イタリアン・ロックを聴かせてくれます。でもそれで終わらないのが素晴らしいところで、最初期バンコに漂っていた少し前衛的でミステリアスな雰囲気が全編をうっすら覆っている感じが堪りません。その質感をもたらしているのは勿論キーボード。現代的な重量感あるロック・サウンドを繰り出す演奏陣の中で、クラシックに根差した息をのむようにアーティスティックな音運びが冴えわたっており、衰えは一切感じません。ヴォーカルは、ジャコモ氏とは全く異なるタイプながら、イタリアン・ロック然とした堂々たる歌唱を聴かせていて感動的。FINISTERREやUNREAL CITYといった新鋭の音に接近しながらも、バンコらしい芸術性の高さは遺憾なく発揮された一枚となっています。

  • BANCO / BANCO DEL MUTUO SOCCORSO

    PFMと共にイタリアン・ロックを象徴するグループ、記念すべき72年1st

    Vittorio Nocenzi、Gianni Nocenziを中心に結成され、Francesco Di Giacomoの迫力のある歌声とツイン・キーボードのアンサンブルを個性にイタリアを代表するプログレッシブ・ロックグループへと飛躍。シーンに衝撃を与えP.F.M.に続いて世界デビューを果たしたバンドの72年デビュー作。その内容はオルガンやピアノを中心としたクラシカル且つダイナミックなロック・アンサンブルと、表情豊かなカンツォーネが雑妙に交じり合ったプログレッシブ・ロックであり、イタリア然としたエネルギッシュなサウンドが素晴らしい1枚。デビュー作らしいハードさと勢いを持った傑作です。

  • BANCO / DARWIN !

    72年2nd、爆発的にエネルギッシュ!イタリアン・ロック必殺の傑作!

    Vittorio Nocenzi、Gianni Nocenziを中心に結成され、Francesco Di Giacomoの迫力のある歌声とツイン・キーボードのアンサンブルを個性にイタリアを代表するプログレッシブ・ロックグループへと飛躍。シーンに衝撃を与えP.F.M.に続いて世界デビューを果たしたバンドの73年2nd。前作のハードな音楽性とテンションはさらに高められ、前作以上に複雑に構築された楽曲がカオティックに進行していきます。核となるピアノ、オルガンといったキーボード群に加えてモーグ・シンセサイザーが大幅に存在感を示すようになり、イタリアのほの暗い陰影をドラマティックに演出。セクションによってはアヴァンギャルドとすら言えるほどの攻撃性が凄まじい名盤です。

  • BANCO / IO SONO NATO LIBERO

    これまで以上にイタリアらしい芸術的な感性が発揮された73年発表の3rd

    Vittorio Nocenzi、Gianni Nocenziを中心に結成され、Francesco Di Giacomoの迫力のある歌声とツイン・キーボードのアンサンブルを個性にイタリアを代表するプログレッシブ・ロックグループへと飛躍。シーンに衝撃を与えP.F.M.に続いて世界デビューを果たしたバンドの73年3rd。その内容は、前作で爆発的なテンションを聴かせた攻撃性、アヴァンギャルドなサウンドをオリジナリティーに落とし込み、クラシカルな気品を持ったシンフォニック・ロックにまとめた名盤です。勢いで押し続けるような作風からバランスの取れたトータルなサウンドへの移行が見受けられ全体的にスッキリした印象を持ちますが、それによってへヴィーなセクションと静寂に包まれるセクションの対比が明確に描かれています。

  • BANCO / BANCO (1975)

    PFMに続きELPのマンティコア・レーベルよりリリースされた75年ワールドデビュー作

    75年にMANTICOREレーベルよりリリースされた世界デビュー作。1stと3rd『自由への扉』からの楽曲に新曲1曲という構成。1st収録の代表曲「R.I.P」の英語バージョン「Outside」や、3rd収録の胸を打つ名曲「Non Mi Rompete(私を裏切るな)」の英語バージョン「Leave Me Alone」など収録。

  • BANCO / AS IN A LAST SUPPER

    76年作の6thアルバム『COME IN UN’ULTIMA CENA(最後の晩餐)』の英語バージョン

    76年作の6thアルバム『COME IN UN’ULTIMA CENA(最後の晩餐)』の英語バージョン。MANTICOREレーベルからの世界リリースの第二弾。これまでの彼らのダイナミックなサウンドはそのままに、より明快でコンパクトな作風を採用した名盤となっており、大曲の存在こそ無いものの彼ららしいスケールの大きなシンフォニック・ロックは健在。クラシック楽器の使用も巧みであり、タイトにまとめられた中に高密度でアイデアを閉じ込めた、非常に聴きやすい1枚。

  • BANCO / COME IN UN’ULTIMA CENA

    P.F.Mと共にイタリアを代表するプログレ・グループ、聴きやすさを増した76年発表の傑作

    Vittorio Nocenzi、Gianni Nocenziを中心に結成され、Francesco Di Giacomoの迫力のある歌声とツイン・キーボードのアンサンブルを個性にイタリアを代表するプログレッシブ・ロックグループへと飛躍。シーンに衝撃を与えPREMIATA FORNERIA MARCONIに続いて世界デビューを果たしたバンドの76年作。その内容は、これまでの彼らのダイナミックなサウンドはそのままに、より明快でコンパクトな作風を採用した名盤となっており、大曲の存在こそ無いものの彼ららしいスケールの大きなシンフォニック・ロックは健在。クラシック楽器の使用も巧みであり、タイトにまとめられた中に高密度でアイデアを閉じ込めた、非常に聴きやすい1枚となっています。

  • BANCO / DONNA PLAUTILLA

    デビュー前の発掘音源、89年リリース

    1st発表以前の69年、RCAレーベルとの契約のために録音していたものの、RCAレーベルとの契約が無くなり、RICOLDIと契約したため89年にRAROレーベルがリリースするまでお蔵入りになっていた幻の音源。残念ながらジャコモは加入していませんが、アグレッシヴな展開と強靭なアンサンブルは、荒削りながら既にかなりの完成度。60年代ということを考えると、やはりただものではありません。

  • BANCO / GLI ANNI 70

    70年代Ricordi在籍時の音源を中心に編纂された、98年編纂のベスト、全19曲

  • BANCO / CANTO DI PRIMAVERA

    イタリアン・プログレの雄、79年作

    Vittorio Nocenzi、Gianni Nocenziを中心に結成され、Francesco Di Giacomoの迫力のある歌声とツイン・キーボードのアンサンブルを個性にイタリアを代表するプログレッシブ・ロックグループへと飛躍。シーンに衝撃を与えPREMIATA FORNERIA MARCONIに続いて世界デビューを果たしたバンドの79年作。コンパクトで分かりやすい作風を望む方向に向かっていた時代の影響を受けた本作は、これまでの作品よりもフュージョンなどを含むソフトなロック・テイストを押し出しています。とは言っても単なる商業路線に走った作品ではなく、Francesco Di Giacomoのボーカルに比重を置いたことによるイタリアの叙情性の増幅や、バルカン・メロディーを散りばめた作風など、プログレッシブ・ロックとの折り合いが素晴らしい好盤です。

  • BANCO / LIVE 1980

    80年ライヴ

    • AMS102DVDAMS

      DVD、ボックス型デジパック仕様、NTSC方式、リージョン不明、ブックレット付仕様

      盤質:傷あり

      状態:並

      トレー糊付け部分剥がれあり、その他は状態良好です

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IL TEMPIO DELLE CLESSIDREの在庫

  • IL TEMPIO DELLE CLESSIDRE / IL-LUDERE

    新鋭イタリアン・ヘヴィ・シンフォ・バンド、17年作3rd、モダンでキャッチーでスタイリッシュなヘヴィ・シンフォを構築した傑作、Mattias Olssonが全面参加!

    過去にはMUSEO ROSENBACHのヴォーカリストStefano LUPO Galifiが在籍したことでも知られる新鋭イタリアン・ヘヴィ・シンフォ・バンド、スタジオアルバムとしては3作目となる17年作。何と言っても本作では元ANGLAGARDで数々のプロジェクトを運営・参加するMattias Olssonが全面参加しているのが注目ポイント。ヴィンテージ・トーンのオルガンを軸に力強く鳴る輝かしいキーボード群、重厚にして華麗な伸びのあるギター、そして前作より加入し前任者に負けないどころか上回ってさえいる素晴らしい表現力のヴォーカル。イタリアン・ヘヴィ・シンフォ伝統の荒ぶるエネルギーをぶつけるような重みあるサウンドと、北欧プログレのセンスと言える洗練を感じさせるシャープな音像が一つになり、唯一無二のスタイリッシュなヘヴィ・シンフォ・サウンドが出来上がっています。音の質感自体はこれまで通り彼らのヘヴィ・シンフォニック・ロックでありながら一貫してモダンであり時にはキャッチーでもあるという凄い一枚。哀愁溢れるバラードナンバーも絶品です。これまでもハイクオリティな音を聴かせるいいバンドでしたが、ここに来て化けた印象があります。必聴!

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イタリアン・プログレの在庫

LUCA ZABBINI / ONE の商品詳細へ

ルカ・ザッビーニ/ワン

MAR213532(MARQUEE

3000円 (税込3300円)

在庫あり

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イタリアン・ロックの新鋭たちの在庫

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