【カケレコ中古棚探検隊】中古棚よりストレンジなポップ名盤たちをピックアップ☆

2014年2月5日 | カテゴリー：世界のロック探求ナビ

タグ：　サイケロック＆ポップス

毎回、中古棚よりコレは！という名盤を発掘してご紹介するこのコーナー。今回は、一筋縄ではいかないひねくれたメロディーと凝りに凝ったアレンジが魅力のストレンジ・ポップ名盤を探求してまいります！

まずはストレンジ・ポップの代名詞と言うべきこのバンドから行ってみましょう☆

10cc / びっくり電話

ストレンジ・ポップの代表格といえば何と言っても彼ら。曲構成の妙技と凝りに凝りまくった音の仕掛けの数々は本当に舌を巻く素晴らしさ！プログレファンに勧めるとしたら「ポップス界のジェントル・ジャイアントだよ」って言っちゃってOK？？

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英国代表が10ccなら、アメリカからはこの方にご登場願いましょう。普段は遊び心いっぱいのひねくれメロディーばっかり書いてるのに、その気になればはっとするような美しいメロディーを書けちゃうところがほんと天才的ですよね～

トッド・ラングレン / ミンクホロウの世捨て人

ポップの魔術師による、第二のサムエニと言いたい愛すべきトッド・スタンダードが満載な一枚がコレ☆オープニングのこの曲なんて、もう目が眩むようなマジカルなポップ名曲！

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さて、ストレンジ・ポップと言ったらこの人も外せませんね。変テコポップ感覚と浮世離れした彼岸的な音使いから醸し出される妖しい魅力。マイク・オールドフィールドやオリー・ハルソールなど、名だたるミュージシャンに常に囲まれているところからも、人間的にも魅力ある人だったんでしょうね。

ケヴィン・エアーズ / おもちゃの歓び

プログレ界きっての自由人と言えばやはりこの方ですよね。底抜けに陽気でサイケデリック、でも同時にそこはかとなく滲み出すダークな哀愁。まるで人生そのものを奏でているようだと思いません？

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そのエアーズが60年代に参加したこの作品もストレンジな感性が全開な1枚ですよね。68年という時代を鑑みるに、ストレンジポップの始祖的作品と言えるかも？

ソフト・マシーン / 1st

60年代末期らしい熱気が渦巻くパワフルでキレキレな演奏、そして類まれなる知性と才能を持つラトリッジ/ワイアット/エアーズのストレンジな感性が見事な化学反応を起こした名作ですね！

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そんなSOFT MACHINEの歴史的デビュー作より1年前に、ストレンジどころか狂気にさえ満ちたロック史上の傑作がアメリカの地で生まれようとしていました。04年にリリースされたヴァージョンは、その狂気に代わり抜けのよいアメリカらしいサウンドに包まれていますが、シームレスに展開するめくるめくポップの奔流はやはり圧巻と言うほかない出来。