ビートルズの最高傑作と言えば? 一番好きなアルバムは?
となると、なかなか一つに絞れませんが、ロックの進化において最も影響を与えた作品と言えば『サージェント・ペパーズ〜』でオーケーではないでしょうか。
『サージェント・ペパーズ〜』影響化で、60年代末には英国で数多くのサイケ・ポップが生まれました。
そちらは、このジュークボックスをご覧頂くとして、
レイト60sサイケ・ポップのマジカルでドリーミーな世界☆
http://kakereco.com/kakereco_jukebox.php?id=47
ユーロ編はこちらをご覧頂くとして、
http://kakereco.com/kakereco_jukebox.php?id=237
北米にもまばゆいサイケ・ポップがたくさんございます。
是非、探求ください!
あのレオン・ラッセルと後にSSWとして傑作を出すマーク・ベノとのデュオだって!? しかも、しかもキラキラ&アーシーなサイケ・ポップだって!?
ジャケから分かるとおりのビートリッシュなレイト60sサイケ・ポップなんですが、BRAIN POLICEなんてバンド名のとおり、カラフルなだけでないグニャグニャとした「混沌」が脳内ジャックしちゃうところが、いかにもサイケ本場英国産。
このジャケでこの音!? どんなセンス!? 音はゾンビーズやブロッサム・トウズあたりのファンは度肝を抜かれるクオリティなのに・・・ジャケが残念!
米ワシントン出身、ゾンビーズ『オデッセイ&オラクル』やバーズ『名うてのバード兄弟』が好きなら、このレイト60s米サイケ・ポップは「おぉっ!」となっちゃうはず☆
まるでスタックスのソウル・バンドをカート・ベッチャーがプロデュースした感じ!?オクラホマ大学の学生で結成され、67年からLAに出て活動し、71年までに3枚のアルバムを残したサイケ・ポップ・グループ。68年のデビュー作。
ホリーズにファズ・ギターを加えて、『サージェント・ペパーズ』的コーラスをまぶすと?米西海岸出身のサイケ/フォーク・ロック・バンド、68年作の1st。
ファズまみれ米西海岸レイト60sサイケ・ポップ!キャッチーかつ混沌としたファズ・ギター、バタバタ&ポコポコなリズム隊など、英国のJULYあたりを彷彿させる変態的なサイケ・ポップが最高!
無機的なんだけどグルーヴィーなドラムがカッコいいし、そこにフリーキーに炸裂するファズ・ギターのテンションときたら!歌メロはゾンビーズみたいにキャッチーだったり、このデトロイト産サイケ、凄くいいっす。
69年のニューヨークでこんなサージェント・ペパーズ・シンドロームな変テコサイケポップがリリースされていたとは!MOVE〜IDLE RACE〜初期ELOあたりのファンは悶絶しちゃうはず☆
問題。レオン・ラッセル×『サージェント・ペパーズ』と言えば・・・はいっ!ASYLUM CHOIR!ブブー。と言えば、ASYLUM CHOIRですが、その周辺メンバーとともにプロデュースしたニッチなサイケ・ポップ作と言えば?
サンシャイン・ポップ・デュオGAS COMPANYとして活動していたGreg DempseyとKathy Yesse(後にKathy Dalton名義でソロ作をリリース)とのデュオ。Gregが友人だった、ということで、Leon Russellのプロデュースで録音された68年唯一作。ジェシ・エド・デイヴィス、マーク・ベノ、カール・レイドルなどオクラホマ人脈が参加。陰影あるジャケと後のスワンプ人脈からアーシーなサウンドをイメージしますが、聞こえてくるのは、『サージェント・ペパーズ』シンドロームのカラフルなサイケ・ポップ。R&B〜ソウル・フレイヴァーのしなやかでグルーヴィーなリズム、さすがレオン・ラッセル!といえる瑞々しい管弦楽アレンジ、心躍るハーモニー。サンシャイン・ポップのピースフルさとスタジオ偏執狂的なプロフェッショナリズムとが絶妙にバランスしたサウンドはただただマジカル。米サイケ・ポップ/ソフト・ロックの傑作!
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