2014年1月16日 | カテゴリー:MEET THE SONGS,世界のロック探求ナビ
タグ: ロック&ポップス
今日のMEET THE SONGSは、ルー・リード の代表作、社会的メッセージを前面に出した『ニューヨーク』をピックアップ!
70年にヴェルベット・アンダーグラウンドを離れてから昨年亡くなるまで、多くの作品を発表し続けてきたルー・リード。その中でも代表作の89年作『ニューヨーク』は、ソロ作通算19作目の作品になります。
ルー・リードは80年代後半、第1回ファーム・エイドやアムネスティのチャリティ・コンサートなど社会的な活動へ参加するようになります。そんな活動のもと、大都会ニューヨークの暗部を生々しく描き、ドラッグ、エイズ、戦争、環境問題、幼児虐待など社会的なメッセージを前面に出した本作を発表。
退廃的な雰囲気は薄いですが、ギターを中心とした、シンプルなロックンロール・サウンドをバックに語るように歌うルー・リードの声は貫禄たっぷり。ニューヨークを見続けてきたルー・リードのメッセージをじっくり味わいたい作品です。
それでは、早速「Romeo Had Juliette」をお聴き下さい!軽快で流れるようなロック・ナンバー。
次は97年にデヴィッド・ボウイと一緒にパフォーマンスもした曲、「Dirty Blvd.」をどうぞ。
最後はルー・リード流カントリーの「Sick Of You」をお聴き下さい!
いかかでしたか?
「MEET THE SONSG」は、月曜日から金曜日まで毎日、定番からニッチ盤まで僕らのロック・ミュージックを紹介しています。
また明日、お会いいたしましょう。
5枚組ボックス、各CDはペーパーケース仕様、ボーナス・トラック合計10曲
盤質:無傷/小傷
状態:良好
4枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり、若干圧痕あり
73年発表、初期LOU REEDの最高傑作として名高い作品。ALICE COOPERやPINK FLOYDの『WALL』を手掛けた、ボズ・エズリンによる演劇歌劇風な作風。廃頽の街、ベルリンを舞台に、主人公と女性、ともう一人の男の三角関係がもつれて行くというストーリー。女性は誰の子かも分からない子供を産み、ドラッグに溺れてしまう。後半へ行くほど次第に狂気と緊張感が高まって行き、悲鳴や泣き声がストリングや炸裂音とともに螺旋を描いて昇ってゆく様を聞いていると、思わず普段は気にすることのない、深い世界の深淵を覗き込むかのような錯覚に襲われ、眩暈を覚えるかのような恐ろしさがあります。あまりにも表現力に富んでいるので、精神的に不安定な気分の方には正直お薦め出来ないほど。特異な妖気を放った大傑作です。
紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック2曲、内袋付仕様、定価2200+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
帯に若干汚れあり
コマンチ族とカイオワ族の両親を持つ生粋のネイティヴ・アメリカンで、同郷のレオン・ラッセルの薦めでLAに来て活躍した燻し銀ギタリストと言えば?冴え渡るスライド、哀愁とコクのある歌声&メロディ。ウルル〜
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790円
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米ホワイト・ブルースの最高峰!名演ぞろいですが、特に「Alberts Shuffle」は、あのクラプトンも度肝を抜かれたマイク・ブルームフィールドの名演が光る名曲!ほとばしる激情のギターをどうぞ!
MIKE BLOOMFIELD/AL KOOPER/STEVE STILLS/SUPER SESSION
CK63406(COLUMBIA)
490円 (税込539円)
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