MEET THE SONGS 第53回　LINDA PERHACS の『PARALLELOGRAMS』　　

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今日のMEET THE SONGSは、透明感溢れる声が幻想的な世界に誘う、フィーメイル・アシッド・フォークの傑作 LINDA PERHACSの『PARALLELOGRAMS』をピックアップ！

カルフォルニア出身の女性SSW、リンダ・パーハックスによる70年作。
『エデンの東』や『理由なき反抗』などのテーマ曲を作曲したことで知られる、レナード・ローゼンマンがプロデュースを務めています。
レコーディングのきっかけは、歯科衛生士として働く彼女のもとに、患者としてレナード・ローゼンマンが訪れていたことというから驚きですね。

彼女はこの作品のみを残し音楽業界から姿を消してしまい、CDで再発されたのは2005年と長い時間がかかりましたが、その間も謎に包まれた幻の傑作として根強い人気を誇ってきた本作。リンダの透明感溢れるハイトーンボイスが重なるコーラスワークに、一音一音爪弾かれるアコギが作り出す美しい世界はまさに幻想的。清らかながら妖しい世界に誘われるアシッド・フォークの傑作です。

それでは早速お聴きください。波のようにゆらめくアコギが響く美しいナンバー「Dolphin」です。

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途中でパーカッション、ゆらめくような効果音が響き渡る「Parallelograms」は、さらに幻想的な世界に誘われるサイケ・ナンバー。

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こちらはパーカッションがエキゾチックな「Moons and Cattails」。

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2014年春には、実に44年ぶりに2ndアルバムをリリース予定ということで、どんな作品なのか楽しみですね。

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いかかでしたか？

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また明日、お会いいたしましょう。