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MEET THE SONGS 第33回 MAJIC SHIP の『MAJIC SHIP』  

今日のMEET THE SONGSは、ハード・サイケの傑作MAJIC SHIP の『MAJIC SHIP』をピックアップ!

67年のサマー・オブ・ラヴで頂点を迎えたフラワー・ムーブメントですが、ヴェトナム戦争は泥沼化、人権運動も激化という厳しい現実が若者たちを直面します。
「ラヴ&ピース」の夢は打ち砕かれ、フラワー・ムーブメントは収束へと向かいます。

ロック・シーンにおいてもサイケデリック・ブームは下火になりロックは多様化。
そのひとつの流れとして、サイケからより大きくエッジの効いたサウンドが発展し、ハード・ロックの時代が訪れようとしていました。

NY出身の5人組によって69年に録音された本作は、気怠くメランコリックなメロディーに太いファズ・ギターがブルージーに鳴り響く、サイケからハード・ロックへの過渡期を感じさせるハード・サイケの傑作です。

それでは、ファズ・ギターがさく裂するオープニングの「Sioux City Blues」をお聴きください。

試聴 Click!

ニール・ヤング作の「Down By The River 」とスティーヴィン・スティルス作の 「What It’s Worth」をつないだ名カヴァー!

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ちなみに本作の中でも、穏やかなフォークロックナンバーがありますが、ギタリストPHILLIP PHOLIMENIはMAJIC SHIPの後FOXというグループを組みフォーク・ロックをやっています。

FOXが71年から73年に録音したものがこちら。

FOX 「 Packin’ It In 」

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いかかでしたか?

「MEET THE SONSG」は、月曜日から金曜日まで毎日、定番からニッチ盤まで僕らのロック・ミュージックを紹介しています。
また明日、お会いいたしましょう。

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  • MAJIC SHIP / MAJIC SHIP

    NY産サイケ・ハード、70年作、NEIL YOUNG「Down by the River」の名カヴァーは必聴

    NY州ロングアイランド出身の5人組サイケ・ハード・バンドが70年に発表した傑作。一音目の鳴り出しからゾクゾクするようなバースト・ファズが炸裂するM1、気怠いアコギのストロークが印象的なミディアム・テンポのバラードM2、そして特筆はM7に収められたNEIL YOUNG「Down by the River」の名カヴァー。個人的にはオリジナルを凌ぐ名演ではないかと!ハードな曲調でのハイトーン・ヴォーカルもさることながら、味のある豊かな中音域ヴォーカルも聴き所。染みるコーラスも絶品です!

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『レコード・コレクターズ2002年7月号〜特集・サイケデリックの狂乱〜』掲載作品の在庫

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