2024年3月8日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
こんにちは。カケハシ・レコードの大濵です。
今回は、The Byrds の65年作、2枚目のアルバム『Turn! Turn! Turn!』を紹介します。
全米1位を獲得した彼らの代表曲「Turn! Turn! Turn!」やボブ・ディランの楽曲などが収録されており、
フォークロックにおける金字塔的アルバムです。
本作は、前作と同様に、12弦ギターのサウンドと美しい3声のコーラスが素晴らしく、初期のバーズらしさが感じられます。
また、メンバーそれぞれの個性が主張されたアルバムとなっています。
このアルバムの魅力の1つは、ロジャー・マッギンが弾く12弦エレクトリック・ギターです。
ここで、タイトル曲「Turn! Turn! Turn!」を紹介します。
ロジャー・マッギンがアルペジオで弾くキラキラとしたギターの音と爽やかなハーモ二ーで見事にアレンジされています。
ロック的なリズムでアレンジされた曲ですが、落ち着いていて品格があります。
そして、このアルバムで、オリジナル曲を3曲聴かせて活躍しているジーンクラークの声も、特徴的です。
3曲目の「Set You Free This Time」のイントロは、彼の哀愁のある渋い歌声で始まり、味わいのあるバラードとなっています。
このアルバムは、前作に引き続き、12弦ギターと美しいハーモニーを楽しむことができ、メンバーそれぞれの良さを感じられる作品となっています。
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