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プログレ名曲のカバーが聴けるアルバム特集!

スタッフ佐藤です。

先日初CD化を果たしたマイケル・クアトロのデビュー作に収録されていた「In The Court Of The Crimson King」のカバー、素晴らしい完成度のアレンジと演奏で感動してしまいました。

当然ながら、5大バンドを中心とするプログレの名曲をカバーしている作品って古今東西に多数存在するんですよね。

今回は、カケレコ在庫をメインにプログレ有名曲のカバーが楽しめる世界のプログレ作品を見ていきたいと思います♪


まずは件のマイケル・クアトロによるクリムゾン・カバーをお聴きいただければと思います☆
ギターはあの凄腕!

In The Court Of The Crimson King (『マイク・クアトロ・ジャム・バンド/ペインティングス』)

この「クリムゾン・キングの宮殿」カバー、原曲に忠実な中にもクラシカルなエレガンスがたっぷり注入されていて素晴らしいじゃないの…。

なんと、スージー・クアトロのお兄さんのデビュー作で、ギターはテッド・ニュージェントが弾いてるって!?

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英国出身のいぶし銀ドラマーが率いたこのバンドでは、後に自身も在籍するザッパのナンバーをカバー!

Willie The Pimp (『AYNSLEY DUNBAR/BLUE WHALE』)

一打一打の武骨な重量感と手数多いジャジーなスタイルを兼ね備えた職人的ドラミングがやっぱり素晴らしいなぁ。

Paul Williamsがビーフハートばりのダミ声で歌う、ザッパ「WILLIE THE PIMP」のいぶし銀カバーがカッコ良すぎる!

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フランスからはこの謎過ぎるグループをご紹介。

Echoes (『SIXTING MUSIC/RENDERING PINK FLOYDS』)

70年代にリリースされたフランスのグループによる作品ということ以外はほとんどが謎に包まれた、ピンク・フロイド・カバー作品。

原曲に忠実ながらもよりメロウなタッチで描かれるフロイド・ナンバーの数々は一聴の価値ありです。

ややチープな質感が堪らない「Echoes」をお聴きください♪

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我らが日本からはこの伝説的バンドのクリムゾン・カバーにご登場願いましょう!

21st Century Schizoid Man (『フラワー・トラヴェリン・バンド/エニウェア』)

全裸でバイクにまたがり疾走するカッコ良すぎるジャケットでお馴染み!

フラワー・トラヴェリン・バンドの70年デビュー作。

カバーするのは泣く子も黙るクリムゾン『21st Century Schizoid Man』ですが、これがサイケデリックな解釈を施したドえらくカッコいいカバーに仕上がってるんですよね。

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もちろん新鋭アーティストもナイスなカバーを多数発表しています。各国からセレクトしましょう。

The Great Escape (『FLEESH/SCRIPT FOR A NEW SEASON (MARILLION TRIBUTE)』)

ブラジルの注目デュオによるMARILLIONトリビュート作。

原曲に忠実なアレンジでありながらも、ギターのドリーミーな響きと麗しの女性voが織り上げる幻想美溢れる演奏は、カバーであることを忘れさせるほどの完成度。

ここまで再現度の高い演奏を2人だけでこなしてしまうとは恐るべし。

名作『Brave』収録「The Great Escape」のカバーをお楽しみください☆

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The Hermit(『WATCH/SEVEN』)

現イタリアのジェネシス系シンフォ・バンドの筆頭格と言える彼らの17年作7th!

3~7分台の楽曲にジェネシス憧憬の叙情美とドラマ性、ポップな聴きやすさをセンス良く詰め込む手腕はさすがの一言です。

試聴音源が用意できませんでしたが、スティーヴ・ハケットのカバー曲「The Hermit」にはなんと御本人がゲスト参加!なんというサービス精神…。

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The Chinema Show (『REGENESIS/HERE IT COMES AGAIN…』)

こちらはジェネシス愛に溺れるあまり、完コピをやっちゃった英グループ。

ちょっとサウンド・プロダクション面で小じんまりしちゃってる感はありますが、演奏技術の確かさとジェネシス愛はビシビシ伝わってくる!

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Facelift (『DELTA SAXOPHONE QUARTET/DEDICATED TO YOU…BUT YOU WEREN’T LISTENING』)

4本のサックスのみで挑むソフト・マシーンの世界。

ソフツ特有の浮遊感と緻密さとがバランスしたサウンドを見事に描ききっているリスペクト度の高さは特筆に値します。

ヒュー・ホッパーをフィーチャリングした『Third』の名曲「Facelift」をどうぞ!

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気になる作品を見つけていただけましたでしょうか。
「カバー」をテーマにした探求記事も合わせてお楽しみください☆☆


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  • AYNSLEY DUNBAR / BLUE WHALE

    後にザッパ・バンド、ジャーニー他多数のバンドで腕を振う実力派ドラマー、71年作。

    リヴァプール出身、BLUESBREAKERS、ZAPPA BAND、JOURNEY、JEFFERSON STARSHIPなど名だたるグループを渡り歩いた名ドラマー、彼が70年に結成し数か月間活動したバンドBLUE WHALE名義でリリースされた71年作。ヴォーカルはJUICY LUCYのPaul Williams、キーボードはRETALIATION時代からの盟友Tommy Eyreです。そのサウンドは『VALENTYNE SUITE』あたりまでのCOLOSSEUMを彷彿させるブルージーな哀愁をたっぷり湛えた激渋ジャズ・ロック。一打一打の武骨な重量感と手数多いジャジーなスタイルを兼ね備えた職人的ドラミングに乗って、キレのあるオルガンとギターがスリリングなインプロヴィゼーションを繰り広げるアンサンブル。そこにJUICY LUCYでも印象的だった雄々しくアクのあるヴォーカルがブルージーに歌い込むサウンドは、派手さは皆無ながら迫力は満点。注目はやはり、ザッパの『HOT RATS』収録ナンバー「WILLIE THE PIMP」のカバーでしょう。生来のダミ声を生かしてビーフハートそっくりに歌うPaul Williamsと野太いフルートが濃密に絡むグッとテンポを落としたテーマ部、そして痺れるほどカッコいいタイトなドラミングの上でギター、オルガン、ブラスが丁々発止で掛け合うインプロ・パートで構成された、いぶし銀なカバーが楽しめます。本作制作の数か月後に渡米しザッパ・バンドに加入する事を考えても大変興味深い一曲です。上述のとおりCOLOSSEUMファンには是非聴いて欲しい作品!

  • SIXTING MUSIC / RENDERING PINK FLOYDS

    フランスのグループによる謎に包まれたPINK FLOYDカバー作、70年代録音

    PINK FLOYDのカバー・アルバム。フランスのグループということ、70年代にリリースされたということ以外は謎に包まれた作品。ほとんど原曲に忠実な演奏ですが、PINK FLOYDのリリカルな部分にスポットを当てたようなメロウな雰囲気が印象的。「MONEY」「SPEAK TO ME/BREATH」など『狂気』収録曲の霧に包まれたようなメロウネス、より浮遊感と叙情性を増した「ECHOES」が素晴らしい。

  • REGENESIS / HERE IT COMES AGAIN…

    初期GENESISの完全コピーバンド、98年作

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