2021年9月8日 | カテゴリー:MEET THE SONGS,世界のロック探求ナビ
定番からニッチ盤まで、僕らのロック・ミュージックを紹介しているMEET THE SONSG、本日取り上げさせていただくのはこちら、
後にICEBERGを結成するギタリストMax Sunyerが在籍したことでも知られるバンド、TAPIMANがデビュー前の71年に録音していた音源の発掘編集盤です。
疾走感あふれるこれぞハード・ロックなT1や、ジャジーでファンクなパーカッションにサイケなギターが絡みつくT5などを筆頭に粗削りながらブルージーなギターを軸とした抜群のサイケ・ハード・ロックを聴かせてくれるアルバム前半はサイケ、ハードファンに刺さること間違いなしです。
一転して牧歌的な良メロピアノ・ロックなT6や、英国的な憂いも感じる美メロのT8など、しっかり聴かせてくるアルバム後半にも抜群のセンスを感じます。
T8にはブラックサバスの「Planet Caravan」のカバーを収録、アシッド・フォーク×ブルージーなアレンジも一聴の価値ありです。
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