2021年8月4日 | カテゴリー:-,MEET THE SONGS,世界のロック探求ナビ
定番からニッチ盤まで、僕らのロック・ミュージックを紹介しているMEET THE SONSG、本日取り上げさせていただくのはこちら、
英国新鋭アヴァン・ポップ/チェンバー・プログレ・グループ、LOST CROWNSの19年デビュー作、EVERY NIGHT SOMETHING HAPPENSです。
LOST CROWNSは英プログレ・デュオSTARS IN BATTLEDRESSで活動するRichard Larcombeを中心に、KNIFEWORLDのベーシストCharlie Cawoodやサックス奏者Josh Perlといった英国アヴァン・プログレ・シーンの気鋭ミュージシャンが集ったグループです。
HENRY COWやSOFT MACHINEなどのカンタベリー・ロックに、フランク・ザッパが複雑に絡み合ったようなアヴァン・ポップ・プログレを聴かせてくれます。
ご紹介したのはT-3の「Sound As Colour」、変拍子と不協和音全開な鍵盤で緊張感たっぷりのサウンドにハラハラしっぱなしなうえ、幾重にも重なったどこか現実感のないヴォーカルにベルなどのちょっとチープなSEが加わり雰囲気抜群、気を抜くと迷路に迷い込んでしまうかもしれません。
チェンバー・ロック好きの方、要チェックの一作です。
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