【世界のロック探求】 PILOTからはじまる世界のニッチ・ポップ探求

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カケレコ店長の田中です。

澄んだ青空の向こうに山の緑がクッキリと映えるここ埼玉県寄居町。もう少しすると、紅葉がはじまり、それが過ぎると遠くに見える群馬の赤城山には白い雪が積もります。

鮮やかに色を変えながら、冬に向かって澄み切っていくこんな季節にピッタリのキャッチーでヌケの良いニッチ・ポップを聴きたいな、ということで、セレクトしてみましたよ。

プログレ・ファンだけのものにしておくにはもったいないユーロの作品もピックアップしてまいりますね。

それでは、まずは英国ものの定番から聴いていきましょう。

キャッチーでヌケが良い！といったら、このグループが筆頭ですね。

• 「Magic」が有名ですが、こっちの曲のワクワク感も凄い！流れるように美しいメロディと歌心いっぱいのギターとが抜群のアンサンブルを奏でる完璧なブリティッシュポップ・チューンですよね！

  

  PILOT/MAGIC

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デヴィッド・ペイトンによるキャッチーで憂いいっぱいのメロディと突き抜けるハイ・トーン。
いつ聴いてもグッときますよね。
イアン・ベアンソンのギターもメロディアスで名演だしなぁ。

10回ぐらい連続再生しても飽きずに聴けちゃいますよね。

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次は、英ニッチ・ポップのちょっとディープなところを。

• ルックス悪い?、でも、たまらないな?、これぞニッチ・ポップだよなぁ☆ ELO meets PILOTみたいな1曲目、悶絶だなぁ。試聴どうぞ！

  

  HUDSON-FORD/WORLDS COLLIDE

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HUDSON-FORDは3枚のアルバムをリリースしていますが、どれもキャッチーなメロディと英国らしいアンサンブルに溢れた佳曲揃いの名作なんですよね。

冴えないジャケ^^もいかにもニッチ・ポップで良いんですよね?。

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それでは、英国を後に、ユーロ探求へとまいりましょう。

まずはオランダからKAYAK！

一般的にはプログレ・ファンに愛されているバンドですが、ELOやQUEENあたりが好きなポップ・ファンにもオススメなのです。

• イエス直系のキャッチーなプログレを競うカケレコ・コンクール、オランダ金賞受賞作っ！

  

  KAYAK/KAYAK

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ザ・フーやイエス直系のゴリゴリ・ベース！
カッコ良いですよね。

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次は、イタリアの国民的グループI POOH！

詩情溢れる70年代の作品がプログレ・ファンに大人気ですが、80年代の作品もキャッチーでヌケが良くって最高なんですよね。
イタリアではアリーナを満員にする国民的グループですね！

• 「Cantero’ per te（邦題：あなた色のうた）」の爽快さときたら。地中海の青空へと広がるキャッチーすぎるメロディ＆コーラス、気持ちよさそうにバックでメロディを奏でまくるギター。名曲ですね。

  

  I POOH/STOP

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う?ん、ライヴで一緒に歌いたい?。

昨年の感動的な来日公演のレポートはこちら。
http://kakereco.com/blog/?p=4136

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お次はスペインからこの一枚をピックアップしましょう。

後にジャズ・ロック/フュージョン・シーンで活躍する腕利きのミュージシャン達が、70年代初期に残したビートルズ・カバーのインスト作なんですが、これが瑞々しすぎる傑作なのです。

• これは久々に痺れました！スペイン・ジャズ・ロックの重鎮たちが72年に産み落とした全曲ビートルズのカバー・アルバム。イージーリスニングな感じは微塵もなく強烈な躍動感とキラメキ！カケレコが自信を持ってオススメします！！

  

  PETER ROAR / LUCKY GURI / CHARLES BENAVENT / MAX SUNYER / SALVADOR FONT/WE ARE DIGGING THE BEATLES

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この「ストロベリーズ・フォーエヴァー」、最高ですよね！？
原曲にも負けていない！と自信を持っていえちゃう名演。引き締まったドラムの音色が好きだなぁ。

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ラストにアメリカから2つ、ニッチな愛すべき作品をご紹介しましょう。

• カントリー・パワー・ポップ！？これが70年代か・・・。90年代のギター・ポップだよ、と言われれば信じてしまう尖りっぷり！

  

  NEWS/HOT OFF THE PRESS

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う?ん、まるでキーボードのようにサウンドの中心をどっかりと占拠するペダル・スティール。そんなのお構いなしに手数多くエネルギッシュに爆走するドラム。

尖ってますよね?。

さぁ、ラストはこれでいきましょう。トッド・ラングレンの名曲「I saw the light」が大好きな人にはたまらないニッチなポップ・マエストロ！

• こ、これはトッド・ラングレンもびっくりのポップ・マエストロ！ コリン・ブランストーンをちょっぴり彷彿させる鼻にかかった愛すべきヴォーカルも最高だなぁ。

  

  PETER ELIZALDE/WINTER PLAYGROUND MYSTERY

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アメリカ在住だけど出身はペルーなのかぁ。ポール・マッカートニー直系で有名なWE ALL TOGETHERといい、ペルーあなどれませんね。

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ということで、PILOTを出発点に、キャッチーでヌケが良いニッチ・ポップをセレクトいたしました。

「世界のロックをカケハす」をテーマに、月・火・木・金と週4日間、スタッフが世界のロック・ミュージックをナビゲートしてまいりますよ?。ご期待ください。