2021年5月27日 | カテゴリー:-,MEET THE SONGS,世界のロック探求ナビ
タグ: ハード・ロック
定番からニッチ盤まで、僕らのロック・ミュージックを紹介している「MEET THE SONSG」、本日取り上げさせていただくのはこちら、
言わずと知れたブルーズ系HRのクラシックにして最高峰、LED ZEPPELINの69年デビュー作、『LED ZEPPELIN I』です。
ロックの歴史を動かした大名盤は、どれだけ時が経とうとも色あせることはありません。
ロック史に残る大名盤として今後も語り継がれることでしょう。
英国のラジオ局が ”究極ロック・バンド” のメンバーを決めるリスナー投票を行なったところ、シンガー、ギタリスト、ベーシスト、ドラマーの各部門のトップをLED ZEPPELINのメンバーが独占し、「究極のロック・バンドは存在していた」という結果がでたこともあるそうです。
ジミー・ペイジがヤードバーズ時代から温めてきた沢山のアイディアに、ブルース、ハードロック、アコースティックサウンドを合体させ、究極のメンバーと共に世に放った渾身のデビュー作、その気になる収録曲をご紹介いたします。
ポップで明るいシンプルなロックンロールナンバーです。随所で各パートにスポットライトがあたるインパクト抜群の自己紹介といったところでしょうか。シンプルなリフにパワフルなドラムが際立ちます。ブレイクでのベースは渋いの一言。3分弱というコンパクトな楽曲ですが、彼らの実力、魅力が詰まった濃厚な一曲です。
ジミー・ペイジがYARDBIRDS時代から温め続けた楽曲を練り直した、怪しげなムード漂うサイケデリックなハード・ロック・ナンバーです。中盤での盛り上がりをぜひ味わっていただきたい。元々即興演奏の要素が強い曲であるため、ライブではアドリブやアレンジが飛び交い、アルバムでは6分半程度のこの曲がステージでは10分、20分を越え、最長で40分にも及ぶことがあったそうです。
イントロから圧巻です。すべて持っていかれます。ストレートな曲調に乗るロバート・プラントの歌い回し、シンプルかつ凄まじいインパクトを放つジミー・ペイジの印象的でへヴィなリフも心地よい、LED ZEPPELINを代表する名曲です。
ハード・ロックの扉をこじ開けたLED ZEPPELIN、ロックの軌跡をたどるうえでも欠かせない重要作だということは間違いないでしょう。
既にご存じの方もそうでない方も、気になってしまった方はぜひ、以下から関連記事へ探求の旅をどうぞ!
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スタッフが日替わりのテーマに沿って作品をご紹介する「日々是ロック」。今日はツェッペリンの『II』リリース50周年ということで、ツェッペリンから世界のハード・ロック名作をカケハします!
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2枚組DVD、デジパック仕様、NTSC方式、日本語字幕あり、スリップケース付き仕様、帯・解説付仕様、16Pカラーブックレット2冊付き、定価6300
盤質:傷あり
状態:並
帯有
帯に折れあり、スリップケースに色褪せあり
DVD2枚組、デジパック仕様、スリップケース付き仕様、PAL方式、リージョン23456
盤質:全面に多数傷
状態:並
若干折れあり、スレあり、破れあり
ブルース・ロックからハード・ロックへの流れの中で、圧倒的な音圧で他のバンドをなぎ倒し、一気にシーンの先頭へと躍り出た怪物デビュー作。冴え渡るJimmy Pageのギター・リフ、Robert Plantの超絶シャウト・ヴォーカル、鋼のようなリズム隊。たった4人で生み出しているとは信じられない鋼鉄のサウンドで迫る傑作。
全米、全英で同時にチャート1位を獲得したセカンド・アルバム。ヘヴィかつメタリックなサウンドは、ハード・ロックの雛型と言われ、ビルボード・アルバム・チャート最高位は堂々の1位(69年)!セッション・ミュージシャンとしてのキャリアを持つJimmy Pageのリフ、John Paul Jones、John Bonhamのリズムがとても奥深い作品です。轟音の「Whole Lotta Love」がトップ5入りするヒットとなりました。「Bring It on Home」は、イギリスの白人ブルースの激しさと迫力が鬼気迫る、英国ロックの歴史的大傑作です!
イギリスを代表するロック・バンドによる、名曲「天国への階段」を収録した71年リリースの4thアルバム。ジャケットにクレジットや情報が一切記載されなかったため、「Four Symbols」「The Runes」「ZOSO」「Stairway Album」など様々な名称で呼ばれ、話題を集めることにもなりました。1st、2ndで確率したハードサウンドと、3rdで見せたアコースティックな一面との融合を試みた今作は、彼らのサウンドを名実ともにロック史に燦然と輝くものへと昇華させており、「この作品の登場によりロックの進化が早まった」とも言われるまさに伝説的な作品となっています。中でも彼らを語るうえで欠かすことができないT4「Stairway To Heaven(天国への階段)」は、エレクトリックギターとアコースティックギター、まさにハード・サウンドとアコースティック・サウンドの融合が究極の完成形をみたと評される名曲で、すべてのロックファンによる名曲投票を行えば間違いなく上位にランクインすることでしょう。アルペジオとリコーダーが奏でるどこか懐かしさと寂しさを感じさせる静かな冒頭から、エレクトリック・12弦ギター、エレクトリック・ピアノ、エレクトリック・ベース、ドラムが入り、壮大に広がった世界は徐々に音圧を上げクライマックスへ。高音のシャウトで最高潮に達した感情は、独唱で静かに幕を閉じます。ロック以外の音楽業界からも評価が高く、フィルハーモニー管弦楽団の終身指揮者、ヘルベルト・フォン・カラヤンは、この曲を「編曲を変えなくてもオーケストラで演奏できる」と評したそうです。ロックの教科書があれば、ロック史のターニングポイントとして誰でも記載する一枚。全てのロック・ファンに捧ぐ必聴の1作です。
2枚組、リーフレット付き仕様、定価3378
盤質:全面に多数傷
状態:並
帯有
ケースにスレあり、若干汚れあり
紙ジャケット仕様、2枚組、ジミー・ペイジ監修によるデジタル・リマスター、2つ折りのカバー・カラーブックレット付仕様、定価2600+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
イギリスを代表するロック・バンドによる76年リリースの7thアルバム。本作は、ギター、ベース、ドラム以外の楽器がほとんど使われない非常に硬質な音造りとなっており、シンプルで荒々しい演奏が存分に味わえる作品となっています。初期作品の特徴でもあるブルースを主体とした攻撃的なロックは骨の髄まで響きます。パンク・ロックが流行し始め、時代の流れに翻弄され自分達を見失ってしまうバンドも多くあった中、迷いを捨て敢えて初期の作風に戻ることで、彼らが彼らたる所以をさらに強固なものとすることに成功しました。T1「Achilles Last Stand(アキレス最後の戦い)」ではこのような特徴が顕著に表れており、ゴリゴリと突き進むベースと硬く力強いドラム、幾重にオーバー・ダビングされたギターと時にしっとりと歌い上げるボーカルに、グッと心を掴まれます。75年11月に録音を開始したスタジオは12月からローリング・ストーンズによっておさえられていたそうなのですが、オーバー・ダビングが完了する直前に期限切れとなってしまい、ストーンズに頼み込みスタジオ使用期間を融通してもらったと言われています。ヒプノシスとジョージ・ハーディーが担当したジャケット・アートワークも印象的です。使用された計10枚の写真全てに、オベリスクと呼ばれる黒い物体が写り込んでいるのですが、これは彼らの持つパワーと存在感というテーマを視覚化したもので、彼らの存在感(Presence)を示す印象的なアートワークとなっています。
ペーパーケース仕様、デジタル・リマスター、カラーブックレット封入、定価2000+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
ドラマーのジョン・ボーナムが他界し、バンドの活動に終止符を打ったツェッペリン。69年〜78年に録音された楽曲をジミー・ペイジが選曲したボーナムへの追悼盤的作品。オリジナル・アルバムから漏れた未発表音源集ながら、各楽曲は驚異のクオリティ
ペーパーケース仕様、デジタル・リマスター、定価2000+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
ペーパーケースに色褪せあり
4枚組ボックス、デジタル・リマスター、付属の三方背ケースに入れ替えられており、ボックスとブックレットは付いていません
盤質:傷あり
状態:不良
帯無
ケース不良、解説無、帯無、ケースにスレあり、カビあり
70年1月9日、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールにおけるライヴを収録。1st&2ndの主要ナンバーを中心とする全14曲。
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