2020年10月30日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
こんにちは。スタッフ増田です。
ここ最近、ニッチな70年代デンマーク産プログレの再発が続々と登場しております。
スウェーデンやフィンランドに比べるとあまり「北欧」というイメージのないデンマーク。「人魚姫」や「マッチ売りの少女」でおなじみアンデルセンの故郷デンマーク・・・。
そんな、今まであまり語られてこなかったデンマーク・シーンに触れるなら今!?ぜひチェックしてみて下さい~!
バーズやCSN&Yとともに、ジェスロ・タルやツェッペリンにも影響を受けたデンマークのグループだって!?
米西海岸フォーク・ロック的なエッセンスも感じさせつつ、そこへ炸裂する骨太なギターがオリジナリティ抜群。ほのかに滲み出る哀愁もたまりません!
デンマークPOLYDORからリリースされた71年1stと72年2nd&3rdの3タイトルを収録した2枚組!
こちらはデンマークの最初期プログレ・グループ、活動期間の68~72年にリリースした全音源を収録したコンプリート盤。
英国的な湿っぽい哀愁と奥ゆかしい雰囲気に満ちた、素朴で繊細なサウンドが素敵だなあ。
ダウナーなサイケ感と洗練されたジャズ/フュージョン、北欧らしい幻想性が一つになったサウンドが個性的・・・。
カンタベリー界隈にもちょっぴり通ずる、淡く幽玄な秘宝盤79年作!
なんとそんなデンマーク産プログレをまとめて堪能できるコンピレーションも登場しております!
SAVAGE ROSE、SECRET OYSTER、BURNIN’ RED IVANHOE、ACHE、OLD MAN & THE SEA・・・などなど、こう見ると隠れた名グループも多いですね。
ユーロ・ロック・ファンは要注目の逸品です!
いかがでしたか?こちらの記事もどうぞ!
デンマークのサイケ/プログレ・バンド、79年唯一作。霧に包まれたような幻想性、ダウナーなサイケデリック感、そしてジャズ/フュージョンの洗練味…。時には妖しいシタールの音色も取り入れ、ひっそりと幽玄に繰り広げられるアンサンブルは実に個性的。北欧らしい哀愁を孕んだメランコリックなメロディも魅力的です。Robert WyattやKevin Ayersなどのカンタベリー界隈にもちょっぴり通じそうな、淡い浮遊感に満ちた北欧プログレの隠れ名品。
69年結成のデンマーク出身プログレ/フォーク・ロック・バンド、POLYDORよりリリースした71年1st『CULPEPER’S ORCHARD』および72年2nd『SECOND SIGHT』&3rd『GOING FOR A SONG』の3タイトルを収録。バーズ、CSN&Yといった米西海岸フォーク・ロックへの憧憬とともに、ジェスロ・タルやレッド・ツェッペリンといった英プログレ/ハード・ロックの影響も感じさせる、繊細さと骨太さが絶妙にブレンドされた作風が持ち味。フォーキーなアコギをバックにパワフルな轟音ギターが炸裂するインパクト抜群の1st、ワウ・ギターをフィーチャーし土臭く温かみ溢れるサイケ・プログレを聴かせる2nd、米西海岸への憧憬を全面に押し出しつつ、どことなく北欧らしい「いなたさ」が滲み出る3rdと、作品ごとに違った魅力があるのも◎。北欧ロックはもちろん、米憧憬のブリティッシュ・ロック好きにもおすすめの良バンド!
デジパック仕様、2枚組、デジタル・リマスター、1st〜3rdの3タイトル+アルバム未収録曲1曲+「RAGNAROCK FESTIVAL 1973」でのライヴ音源2曲を収録
68年に結成されたデンマークのプログレ・グループ、70年1st『WIDE OPEN N-WAY』&72年2nd『NEIGHBOUR’S SON』のスタジオ盤2作に加え、ボーナス・トラックとして69年と71年に発表されたシングル曲を収録したコンプリート盤。英国ロックからの影響を感じさせる湿っぽく哀愁に満ちたサウンドが特色で、靄がかったような浮遊感に包まれた音像はどこかサイケデリックな香りも。フォークやジャズのエッセンスも織り交ぜつつ各楽器が緻密に絡み合うアンサンブルは間違いなくハイレベルなのですが、あまりにも粛々としているせいかちょっぴり「煮え切らなさ」も感じてしまう、けれどもそこが魅力でもある70年代北欧ロックの名盤です。
67〜74年の北欧デンマーク産サイケ/プログレにフォーカスしたニッチなコンピレーションが登場。「北欧のジャニス」アニセット・コッペル擁するSAVAGE ROSE、ジャズ・ロックの名バンドSECRET OYSTERとその前身BURNIN’ RED IVANHOE、オルガン・ロック名盤で知られるACHE、OLD MAN & THE SEAにMIDNIGHT SUN…などなど、それぞれ単体では知られていつつも、「デンマーク」という括りではあまり捉えられてこなかったかもしれない、隠れたユーロ・ロック・シーンの空気を堪能できる逸品となっています!
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