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スタッフ厳選☆今週の3枚!!~北欧シンフォの新たな傑作WOBBLERの5thや実力派米ブルース・ロック・バンドRHINOCEROSの全作入りBOXなどをご紹介!

こんにちは、スタッフ佐藤です。

この「スタッフ厳選☆今週の3枚!」のコーナーでは、新作を中心に「これは聴いてもらいたい!」と思った激カケレコメンドな作品を毎週3枚取り上げてまいります。

本コーナーを参考にロック探求をさらにお楽しみいただければ嬉しく思います♪

まずは何といっても、北欧シンフォの雄が放ったこの素晴らしい新作からご紹介せねばなりませんっ!

その1. WOBBLER/DWELLERS OF THE DEEP

00年代以降のノルウェーを代表するシンフォニック・ロック・グループが、3年ぶりに放った2020年作5th。

1曲目から何という高揚感!行進曲のように勇壮なリズム・セクションに乗って、クラシカルなオルガンとシャープなトーンのギターが疾走し、メロトロンと透明感あるコーラスがあふれ出す。この攻撃性と哀愁が入り混じるオープニングで早くも傑作を確信します。

メロトロンが特徴的だった以前に比べオルガンの活躍度が大きく増していて、全編で良い音で鳴りまくっていて堪りません。

ジョン・アンダーソンを強く意識した高らかでデリケートなヴォーカルが歌う北欧由来の厳かで神秘的なメロディも素晴らしく、これはまるでYESと北欧トラッドが出会ったかのようなサウンドと言えちゃいそうです。

最終曲の後半ではANGLAGARDばりの緊張感あるヘヴィ・シンフォになだれ込んでいき、初期の彼らが持っていた暗鬱さが顔を出すのもうれしいところ。

これはYESファンやクラシカルなオルガン・ロック好きの方にも聴いて欲しい快作!カケレコメンドです!

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続いては、凄い経歴のメンバーたちが結成したブルース・ロック・バンドの全作BOXをご紹介しましょう!

その2. RHINOCEROS/ELEKTRA ALBUMS 1968-1970

DOORSなどを手掛けた名プロデューサーPaul A. Rothchildを発起人とするブルース・ロック・バンドRHINOCEROSの68年1st、69年2nd、70年3rdの全3作品を収録!

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メンバーの経歴が凄くて、BUFFALO SPRINGFIELDに在籍したDoug Hastings(G)、ELECTRIC FLAGのMichael Fonfara(Key)、IRON BUTTERFLYのDanny Weis(G)とJerry Penrod(B)、そして初期MOTHERSのドラマーBilly Mundiという猛者が集っています。

ソリッドでタメの効いたギター、そのギターと張り合うド派手なオルガン、そしてソウル・フレイヴァーもたっぷりの力強いヴォーカルらによるグルーヴィでダイナミズムたっぷりのアンサンブルがもうただただ見事です。

名盤「SUPER SESSION」や、英国でいえばFREEがお好きな方には是非聴いて欲しいバンド!

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最後は、英米ロック影響下のこの知る人ぞ知るデンマークのグループをチョイス♪


その3. CULPEPER’S ORCHARD/MOUNTAIN MUSIC – THE POLYDOR RECORDINGS 1970-1973

69年結成のデンマーク出身プログレ/フォーク・ロック・バンド、POLYDORよりリリースした71年1st『CULPEPER’S ORCHARD』および72年2nd『SECOND SIGHT』&3rd『GOING FOR A SONG』の3タイトルを収録。

バーズ、CSN&Yといった米西海岸フォーク・ロックへの憧憬とともに、ジェスロ・タルやレッド・ツェッペリンといった英プログレ/ハード・ロックの影響も感じさせる、繊細さと骨太さが絶妙にブレンドされた作風が持ち味です。

フォーキーなアコギをバックにパワフルな轟音ギターが炸裂するインパクト抜群の1st、ワウ・ギターをフィーチャーし土臭く温かみ溢れるサイケ・プログレを聴かせる2nd、米西海岸への憧憬を全面に押し出しつつ、どことなく北欧らしい「いなたさ」が滲み出る3rdと、作品ごとに違った魅力があるのも◎。

北欧ロックはもちろん、米憧憬のブリティッシュ・ロック好きにもおすすめの良バンド!

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2020年9月以前の「今週の3枚」はこちらのアーカイブ記事にてお楽しみください☆


スタッフ厳選☆今週の3枚!!【2020年1月~9月アーカイブ】

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「これは聴いてもらいたい!」というカケレコメンドな作品を毎週3枚ご紹介。2020年1月~9月に取り上げた作品はこちらでチェックどうぞ♪

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  • WOBBLER / DWELLERS OF THE DEEP

    現ノルウェーを代表するシンフォ・グループ、まるでYESと北欧トラッドが出会ったかのようなサウンドを繰り広げる20年作5th!

    現ノルウェーを代表するシンフォニック・ロック・グループ、前作より3年ぶりとなった2020年作5th。行進曲のように勇壮なリズム・セクションに乗って、クラシカルなオルガンとシャープなトーンのギターが疾走し、メロトロンと透明感あるコーラスがあふれ出す。この攻撃性と哀愁が入り混じるオープニングで早くも傑作を確信します。特にオルガンは全編で良い音で鳴りまくっていて堪りません。ジョン・アンダーソンを強く意識した高らかでデリケートなヴォーカルが歌う北欧由来の厳かで神秘的なメロディも素晴らしく、これはまるでYESと北欧トラッドが出会ったかのようなサウンドと言えちゃいそうです。YES影響下の飛翔感あるファンタジックな演奏で突き進む2曲目も、温かなアコギとメロトロンが彩るアコースティカルな3曲目も素敵です。ラストもYES調の始まりますが、後半ではANGLAGARDばりの緊張感あるヘヴィ・シンフォになだれ込んでいき、初期の彼らが持っていた暗鬱さが顔を出すのもうれしいところ。これはYESファンやオルガン・ロック好きの方にも聴いて欲しい快作!問答無用のカケレコメンド!

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