2020年3月6日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,日々是ロック
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こんにちは。スタッフ佐藤です。
今日は、リズムワークを超えて主張しまくる爆音のベースプレイが堪能できる作品をチョイスしてみました!
リード楽器を食わんばかりに豪快に暴れまわるKYな名演の数々をお楽しみください♪
「リード・ベース」とも称される存在感みなぎるベースプレイは、この爆音だからこそ映えるというもの。R&Bが増幅してブルース・ロックとなり、そこにサイケやジャズのエッセンスを取り入れて進化&深化したブリティッシュ・ハード・ロックの一つの礎。英国が誇る最強トリオによる歴史的傑作ですね!
爆音ならこの人ジョン・エントウィッスルも忘れてはなりません。一見4人の中でも比較的落ち着いた佇まいながら、出てくる音の強烈さはメンバー中屈指。相方キース・ムーンと共に、暴力的なまでに叩きつけてくる活気みなぎるビートにノックアウト。ニューヨーク・タイムズ誌に「史上最高のロック・ライブ・アルバム」と賞された伝説のライブ盤!
プログレ代表は、もちろんジョン・ウェットンです。プロデビュー翌年の彼が、遠慮会釈なしに爆音ベースを披露しまくってますね。元コロシアムのジェイムズ・リザーランドによるサイケな熱量を帯びたギターワーク、ド派手なブラスにも痺れるジャズ・ロック!
アメリカで轟音ハード・ロックと言ったら、カケレコではこのバンドを一押し!サバスをも凌駕せんばかりのヘヴィネスとガレージ・サイケ由来の初期衝動。全楽器が爆音ですが、図太すぎるベースの音圧に注目。これぞずばり元祖ヘヴィ・メタル!
ユーロ・ロック・シーンにその名を轟かせる爆音ベーシストJanik Topが復帰し、従来以上の音圧で迫りくるMAGMAの76年作。B面すべてを使った大曲「De Futura」における、凶悪で破滅的な轟音の渦…!まさに戦慄。低音好きなら必聴です。
我らが日本からはこの名盤をチョイス。噴煙を巻き上げ荒れ狂うような凶暴なファズに、地鳴りの如く歪みまくったベース&タイトに暴れ回るドラム!メンバー3人共が混血という出自のことを除いてみても、ある意味で日本人離れした、ケタ外れにヘヴィ&ブルージー&スモーキンな演奏が圧巻です。70年代初頭の日本でこれほどのサウンドが鳴らされたとは改めて驚き!
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THE WHO最盛期の一瞬間を捉えた、70年2月14日、英国リーズ大学でのライヴ盤がこちら。かのニューヨーク・タイムズ誌に「史上最高のロック・ライブ・アルバム」とさえ賞された今作は、彼らのデ代表曲が猛烈な熱気と共に満載に披露されています。ビュー・シングル「I Can’t Explain」、『WHO SELL OUT』から「TATOO」、大人気曲「SUBSTITUTE-恋のピンチヒッター」、英国的旋律が優しい「HAPPY JACK」、間違った性に生まれてしまった少年の歌「I’M A BOY」、そして世代を超えた若者の永遠のアンセム「MY GENERATION」等々、世界最高級のロック・バンドの最盛期の熱狂的な演奏を永遠に封じ込めた、最高級のライヴ盤!
25周年エディション、リマスター&リミックス、未発表バージョン8曲、定価2427+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯無
帯無、軽微な黄ばみあり、ケースにスレあり
68年8月発表の、スタジオ盤とライヴ盤を合わせた、彼らの唯一の二枚組みアルバムであり、最大の意欲作。スタジオにおける実験性や革新性と、怒濤の如く白熱した演奏が詰まったアルバムです。プロデュースは引き続きFelix Pappalardi。より脱ブルース色を狙ったロック・アルバムとなっており、時代の風を受けたカオスティックなジャケット共々、いかにも68年当時らしいサイケデリックな実験色の濃い楽曲を多く収録しています。今日においても決して解り易いとは言えない本作が、全米第1位を記録し得たことは、ロック史上特筆すべきことでしょう。内容の方はスタジオ編、ライヴ編が各1枚づつという2枚組。ライヴ感覚旺盛な後半ではERIC CLAPTONのギター・リフがカッコイイ超名曲「CROSSROAD」(伝説のブルースマン、ROBERTJOHNSON作)、前者のスタジオ編では人気曲「WHITE ROOM」が聴きどころ。ジャジーでブルージーなインプロヴィゼーションが冴え渡る屈指の大名盤です!
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