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netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』連動 Soleil Zeuhlレーベルの新鋭たち

本記事は、「netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』第64回 XING SA / Creation De L’univers (France / 2010) 」に連動しています

フレンチ・プログレッシブ・ロックを代表するグループであるMAGMAの音楽性に対して用いられてきた「Zeuhl」は、現在ではプログレッシブ・ロックのサブ・カテゴリーのひとつとなり、世界各国からフォロワー・グループを誕生させています。ただし、やはりその震源地はMAGMAが活動するフランスにあるでしょう。特に、「Zeuhl」の音楽性に特化したパリのレコード・レーベルSoleil Zeuhlの存在は、MAGMAフォロワーたちにとって心強いものがあります。ここでは、Soleil Zeuhlレーベルからリリースされたユニークなアーティストたちの作品をまとめていきます。

ONE SHOT / Vendredi 13 (2001)

ギタリストJames MacGaw、キーボーディストEmmanuel Borghi、ベーシストPhilippe Bussonnet、ドラマーDaniel Jeand’heurによって90年代末に結成されたのがONE SHOTです。ドラマーDaniel Jeand’heur以外の3名は、MAGMAのメンバーとしても活動経験を持ちます。ONE SHOTは、Soleil Zeuhlから2001年作『Vendredi 13』、そして2011年作『Live In Tokyo』を発表しています。MAGMA直系のサウンドを生み出す彼らは、Soleil Zeuhlのレーベル・カラーを象徴するグループであると言えるでしょう。

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THOLLOT / Contact (2002)

MAGMAから影響を受けたマルチ・プレイヤーFrancois Thollotは2002年、Soleil Zeuhlから『Ceux D’en Face』と『Contact』の2枚のスタジオ・アルバムを発表しました。『Ceux D’en Face』は、Francois Thollotが全ての楽器をプレイした作品となっており、チェンバー・ロックのテイストが強い作風。一方、THOLLOT 名義でリリースされた『Contact』には同じくSoleil Zeuhl に所属するONE SHOTのベーシストPhilippe BussonnetとドラマーDaniel Jeand’heurが参加し、楽曲のダイナミズムに貢献しています。

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PIENZA ETHNORKESTRA / Indiens D’Europe (2006)

MAGMAのメンバーとしても活動するONE SHOTのギタリストJames MacGaw、同じくONE SHOTのドラマーDaniel Jeand’heur、そしてエレクトリック・ハーディ・ガーディ奏者Thierry Bruneauという驚きの編成によって結成されたのがPIENZA ETHNORKESTRAです。James MacGawは、PIENZA ETHNORKESTRAではベースを担当。彼らは2006年、ファースト・アルバムにしてライブ・アルバムである『Indiens D’Europe』を発表しました。

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BBI / BBI (2008)

OFFERINGのドラマーJean Claude Buire、XAALのギタリストLaurent Imperato、そしてMAGMAのメンバーとしても活動するONE SHOTのベーシストPhilippe Bussonnetによって結成されたのがヘヴィー・ジャズ・ロック・グループBBIです。彼らは90年代にスタジオ・レコーディング音源を残すも未発表となっており、2008年になってSoleil Zeuhlから初めて蔵出しされました。

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NEOM / Arkana Temporis (2009)

ギタリストYannick Duchene、エレクトリック・ピアノを奏でるキーボーディストCarole Sauvage、ベーシストWilliam Pwaelzik、ドラマーChristophe Gratienによって2005年に結成されたのがNEOMです。彼らは2009年、Soleil Zeuhlからデビュー・アルバムとなる『Arkana Temporis』をリリースしました。4つのパートに分かれた、40分を超える組曲「Act I」と、やはり10分を超える大曲「Act II」を収録しています。

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SCHERZOO / 1 (2011)

ドラマーFrancois Thollotが率いるのが、2005年に結成されたSCHERZOOです。彼らの生み出すサウンドは、MAGMAから影響に加えてUNIVERS ZEROを彷彿とさせるチェンバー・ロック、あるいはカンタベリー・ロックなどの音楽性まで巻き込んだもの。マルチ・プレイヤーであるFrancois Thollotは、ソロ・アーティストとしてもSoleil Zeuhlから2002年作『Ceux D’en Face』と同年作『Contact』の2枚のスタジオ・アルバムを発表しています。

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CORIMA / Quetzalcoatl (2012)

Soleil Zeuhlに所属するアーティストたちはMAGMAと同じフランス出身者が多くを占めていますが、そんな中でアメリカから登場した新世代のMAGMAフォロワーが、日系人ミュージシャンもメンバーに擁するCORIMAです。CORIMAは、「アステカ文明」をコンセプトに置いた2012年作『Quetzalcoatl』でSoleil Zeuhlからアルバム・デビューを果たし、2016年には「天照大神」をアルバム・タイトルに冠した『Amaterasu』を発表しています。

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SETNA / Guerison (2013)

2007年に『Cycle I』を発表し、プログレッシブ・ロック・シーンに登場したのがSETNAです。彼らは2013年のセカンド・アルバム『Guerison』において、MAGMAから影響を受けたスピリチュアルな音楽性にカンタベリー・ロックのテイストをブレンドし、個性豊かなジャズ・ロックを作り上げました。『Guerison』には、70年代中期のMAGMAを支えたキーボーディストBenoit Widemannや、MAGMAのメンバーとしても活動するONE SHOTのギタリストJames MacGawらが参加しています。

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THE ARCHESTRA / Arches (2013)

多くのプログレッシブ・ロック・リスナーの目をベラルーシへと向けさせたのがチェンバー・ロック・グループRational Dietです。彼らは2010年作『On Phenomena And Existences』を発表後に分裂し、THE ARCHESTRAとFIVE-STOREY ENSEMBLEが新たに誕生しました。ヴァイオリニストのKirill Krystiaが中心となるのがTHE ARCHESTRAであり、2013年に『Arches』を発表。FIVE-STOREY ENSEMBLEも2013年にファースト・アルバム『Not That City』を発表しています。

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CAILLOU / Caillou (2013)

ドラマーPhilippe Gleizesを中心として、キーボーディストMatthieu Jerome、ギタリストRudy Blas、ベーシストCharles Lucasによって結成されたのがへヴィー・ジャズ・ロック・グループCAILLOUです。Philippe Gleizesは、再始動を果たしたOFFERINGのメンバーとしても知られています。MAGMAやONE SHOTにも引けを取らない、ダークなサウンドが魅力です。

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UNIT WAIL / Retort (2013)

ギタリストFranck William Fromyを中心に、キーボーディストVincent Sicot VantalonとEmmanuel Pothier、ベーシストAdrian Luna、ドラマーPhilippe Haxaireによって結成され、2012年に『Pangaea Proxima』でSoleil Zeuhlからアルバム・デビューを飾ったのがUNIT WAILです。ギタリストFranck William Fromyはプログレッシブ・ロック・グループSHUB-NIGGURATHのメンバーであり、SHUB-NIGGURATH もまたSoleil Zeuhlから過去の作品が再発されています。

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VAK / Aedividea (2015)

パリで2008年に結成されたのが、ヴォーカリストAurelie SainteCroix、ギタリストThomas Bourgenot、ベーシストJoel Crouzet、ドラマーVladimir Mejstelman、キーボーディストAlex Michaan、そしてフルート奏者Juliette Drignyから成るVAKです。彼らは、2011年から2014年にかけて2枚のミニ・アルバムを録音しており、それらの楽曲を1枚のアルバムにコンパイルした2015年作『Aedividea』がSoleil Zeuhlからリリースされました。

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XING SA / Creation De L’univers (2010)



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