2020年1月23日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ,日々是ロック
タグ: プログレ
こんにちは。スタッフ増田です。
1973年1月23日はYESでおなじみリック・ウェイクマンの代表作ソロ作『ヘンリー八世の六人の妻』のリリース日。という事で本日はこの名盤を起点に、多種多様なキーボードが入り乱れるキーボード・プログレを巡ってまいりましょう!
全盛期のイエスをクラシック寄りに一気に寄せると?ピアノ、オルガン、ムーグによるクラシカルなフレーズが躍動するキーボード・プログレの決定版!
YESでウェイクマンの後任を務めたkey奏者、パトリック・モラーツ擁するREFUGEE。各種キーボード群が目まぐるしく行き交う演奏は、さながらキーボードの万華鏡!
多彩なキーボード・プログレといえば、このバンドも欠かせませんね。ピアノにオルガン、アナログ・シンセにメロトロン・・・緩急自在のツイン・キーボードが魅せる、躍動感に満ちたアンサンブルが絶品!
こちらは伊ヘヴィ・シンフォの傑作『YS』で知られるIL BALLETTO DI BRONZOのkey奏者による77年ソロデビュー作!『YS』にも通ずるアヴァンギャルドさと気品を兼ね備えた、怒涛のキーボード・ロックを聴かせていて素晴らしいです。
イタリアからこちらもおすすめ!Claudio Baglioniの作品でも知られるkey奏者の73年ソロ。瑞々しく多彩なキーボードが躍動し、優美なオーケストラが鳴り響く・・・優しくファンタスティックで透明感いっぱいの一枚。
まるでイエスとEL&Pのエッセンスが共存!?東欧のキース・エマーソンMarian Varga率いるバンドの75年作ですが、東欧のみならず、ユーロが誇るキーボード・プログレの一大傑作ですね。
最後はこちら。米NO.1ヒットも放ったオーストラリアのバンドMEN AT WORKの最初期キーボーディストが、MAW結成以前にリリースしていた74年ソロ作。気品あるピアノやオルガンをメインにしたロマンあふれる歌ものプログレが素晴らしい!
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クラシカルな美旋律に彩られたドラマティックなキーボード・プログレをピックアップ!往年の名作から90年代以降の新鋭作品までセレクトいたしましたよ~。
COLOSSEUMのDave Greenslade、Tony Reeves、KING CRIMSONのAndrew McCulloch、SAMURAIのDave Lawsonというテクニシャンが集結し、ギターレスのダブル・キーボードの強みを生かしたプログレッシブ・ロックを聴かせたイギリスのグループの73年2nd。前作と布陣を同じくして製作された彼らの最高傑作と名高い本作は、前作からさらにダブル・キーボードのアプローチが洗練され、ピアノ、オルガン、アナログ・シンセサイザー、メロトロンが多彩な表情を見せる名盤です。メロディーに溢れるポップ・テイストにも磨きがかかり、デビュー作から一貫する英国然とした質感も健在。よりスケールアップした名演で迫る傑作となっています。
イギリスを代表するプログレッシブ・ロックバンドYESの全盛期を支えたキーボーディストであり、そのクラシカルで大仰なキーボードワークで「こわれもの」や「危機」の多難な楽曲を彩ってきたアーティストの73年ソロデビューアルバム。時期的にはYESの「海洋地形学の物語」がリリースされ初めての脱退を宣言した時期ですが、その内容は、「ヘンリー8世の6人の妻」の名前をタイトルにした6曲で構成されたコンセプト作品であり、ピアノやオルガンをはじめ、メロトロンやRMIキーボード、モーグ・シンセサイザーをふんだんに使用。YES以上に彼のクラシカルなキーボードワークを堪能できる名盤です。
SHM-CD、14年デジタル・リマスター、定価1714+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
軽微なケースツメ跡あり
Keith Emerson率いるThe Niceのリズム隊であったLee Jackson、Brian Davisonが、EL&P結成のためThe Niceを解消したKeith Emersonの代わりに、MAINHORSEのメンバーのスイス人Patrick Morazを引き入れて結成したキーボード・トリオの74年作。その内容はPatrick Morazの技巧が冴え渡るクラシカルなキーボード・プログレであり、The Niceと同じリズム隊を擁しながら、The Niceとは違ったタイトなプレイを連発。後にYESの「Relayer」に参加することになる、プログレッシブ・ロック界屈指のテクニシャンPatrick Morazのオルガン、ピアノ、モーグ・シンセが堪能できる名盤となっています。
紙ジャケット仕様、8曲入りボーナス・ディスク付2枚組、SHM-CD(Disc1のみ)、デジタル・リマスター、オリジナル・インナースリーブ付仕様、定価4000+税
紙ジャケット仕様、05年版マスター使用、内袋付仕様、定価2800+税
盤質:傷あり
状態:並
帯有
特典帯付(紙ジャケに巻いてあります)、軽微なカビあり
Claudio Baglioniの作品でも知られるキーボード奏者、Toto Torquatiの73年2nd。ソロ名義の作品ながら繊細なアレンジが行き届き、プログレッシヴ・ロック然としたアンサンブルが楽しめます。優美に響き渡るオーケストレーションから幕を開け、ヘヴィーなリフを刻むギターが導入部を先導。透明感溢れるピアノの旋律が引き継ぎ、幾重にも重なるシンセサイザーと共に煌びやかなアンサンブルを奏でます。正に聴き手を惹きつける多彩な音色の変化が楽しめる絶妙のアレンジ。朗々と歌い上げるヴォーカルと、カッチリ締まっているリズム隊もポイント。コーダとしてオーケストラ・テーマが再び登場、全体の構成も練られています。イタリアらしい優雅さが満喫出来る一枚。
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