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スタッフ厳選☆今週の3枚!!【2020年1月~9月アーカイブ】

【6月28日~7月4日】

まずは、今週イタリアから届けられた注目の2タイトルから紹介してまいりましょう。

その1. OAK (OSCILLAZIONI ALCHEMICO KREATIVE)/GIORDANO BRUNO

イタリア出身、80年代から主にスタジオ・ミュージシャンとして活動してきたマルチ・プレイヤーJerry Cutilloが93年に結成したシンフォ・バンドによるデビュー・アルバム。18年の作品ですが、リリース当時はLPとのセットでのみ手に入ったCD版が、このたび単独リリースされました。

ストリング・シンセとチャーチ風のオルガンが荘厳に溢れ出すオープニングで、早くも傑作の予感がぷんぷん。

クラシカルなタッチの気品高いピアノとフルート、そして枯れた哀愁を帯びたアコギらが織りなす中世ロマンを湛えたアンサンブルも素晴らしく、全編にわたり薫り高き本格派シンフォニック・ロックを鳴らします。

さらに特筆なのがあまりに芳醇なJerry Cutilloのイタリア語ヴォーカル。往年のカンタゥトーレ達に通じる、まるで語り部のように一語一語をジェントルに歌いこむスタイルには、イタリアン・ロック・ファンなら必ずやグッと来るはず。

豪華ゲスト陣の参加も聴き所で、彼とドラマチックなデュエットを披露するSonja Kristina、変わらぬ素朴ながら味わいある歌声を聴かせるRichard Sinclair、渋くむせぶサックスが貫禄たっぷりのJacksonと、レジェンドたちもさすがの好演を提供しています。

これは文句なしの完成度を誇るクラシカル・シンフォの名品!

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その2. IKAN METHOD/BLUE SUN

こちらもイタリアより、人気バンドROME PRO(G)JECTの元ドラマーLuca Grossoを中心とするプロジェクト・グループ、20年デビュー作。

FISH期MARILLIONやIQといった英国ポンプ/ネオ・プログレからの影響を公言する通り、その瑞々しくドラマチックなサウンドは80’s英国にタイム・スリップしたかのよう!

キャッチーなメロディを紡ぐ英詩ヴォーカル&コーラス、スティーヴ・ロザリーを思わせるエモーショナルな泣きのギター、壮大に広がる分厚いシンセ。一部の曲では荘厳なメロトロン風音色も溢れ出すなど、往年のプログレ・ファンの心をこれでもかとくすぐる完成度の高いアンサンブルが見事です。

GENESIS影響下の80~90年代ネオ・プログレ好きはもちろん、KANSASなどのハード&キャッチーなプログレ好きにも強くオススメしたい力作!

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最後は、米マイナー・サイケ・ハード・バンドによる秘蔵音源集をピックアップ!

UMBRA/UMBRA

71年から72年にかけて米コロラド州デンバーで活動したサイケ・ハード・バンドが当時残した秘蔵発掘音源!

週末のライヴで資金を稼ぎ、自宅にスタジオを構築。SONY製のオープンリールデッキを駆使し、自分たちの手で録音/編集を行ったという全8曲を収録。

驚くべきはその実験精神!アルバムの冒頭からテープ逆再生によるスペーシーなSEを登場させたり、配管パイプを吹いてフルートのような音を出したりと、自由奔放なアイディアは宅録ならでは。ブルージーなディストーション・ギターを中心としたヘヴィ&サイケデリックなアンサンブルも聴き応え十分です。

ただならぬサイケ・ハードをお探しの方は是非。


【6月21~27日の3枚】

最初にご紹介するのは、アメリカ随一のアヴァン・プログレ・バンドが放った20年作!

その1. FRENCH TV/STORIES WITHOUT FINGERPRINTS

84年の結成以降、バンド創始者であるベーシストのMike Saryを中核に活動する米テクニカル・アヴァン・プログレの名バンドによる2020年作13th。

16年作/17年作に続き参加するジャパニーズ・プログレ・バンドTEEのギタリスト米田克己とドラマーMark L. Perry(3曲でプレイ)、前作に参加した米ジャズ・ロック・バンドVOLAREのキーボーディストPatrick Strawser、そして00年代FRENCH TVの3作品でプレイしたJeff Gard、そしてMike Saryという布陣で制作された2枚組アルバムです。

まず耳に飛び込んできるのが、パワフルに打ち下ろす硬質なドラミングと、生き物のようにうねりながら予測不能な変態フレーズを紡ぎ出すベースによる一癖も二癖もあるリズム・セクション。相変わらずリズムを追っているだけでも楽しくてしょうがいない、一瞬一瞬で変化していくプレイが圧巻です。

そのリズムと渡り合うのが、フュージョン的な滑らかさの中に少し緊張感を伴ったギター。シンセをメインとするキーボードはスペイシーな音を散らしてアンサンブルに絶妙な浮遊感を生み出します。

そのサウンドは、スウェーデンのSAMLA MAMMAS MANNA、Frank Zappa、そしてカンタベリー・ミュージックを混ぜ合わせたような奇怪さと芳醇さを備えた素晴らしいもの。

RIO系/レコメン系を愛するプログレ・ファンならこりゃ必聴ものですよ~!

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ここからは、BIG PINKレーベルから今月リリースされた新作リイシュー2枚をピックアップ☆

EDDIE MOTTAU/NO MOULDING

60年代より活動、ジョン・レノンに重用されツアー帯同や『Walls & Bridges』、『Rock’n’Roll』などの作品で演奏した、ボストン出身SSW/ギタリストによる76年の2ndアルバム。

上品さすら感じる優しげな響きのアコースティック・ギターと、心地よい涼風のように軽やかな歌声で、爽やかさ100%のフォーク・ロック&カントリー・ブルースを奏でます。

伸びやかなプレイでアコギに寄り添う芳醇なベースも絶品。次々と紡ぎ出される切ないメロディにもグッと来っぱなしです。

とにかくこのまったく気負った感じのないナチュラルな音の出し方・歌い方がこのミュージシャンの持ち味と言えるかもしれません。

傑作と誉れ高い1st『No Moulding』にも負けない、こちらも温かく情感豊かなフォーク・ロック名品。

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RANDY PIE/HIGHWAY DRIVER

今年に入って各タイトルが立て続けにリイシューされ注目が集まるジャーマン・グループRANDY PIEの、74年2ndアルバムが登場しました。

RANDY PIEは、Achim Reichelが参加していた事で知られるビート・バンドRATTLESやプログレ・バンドGASHのメンバーによって結成された独ファンキー・ロック・グループ。

濃厚なストリングス・シンセやソウルフルな女性コーラスなど、当時の米国ディスコ/ファンク・サウンドの影響を大胆に取り入れた個性的なグループですが、初期2作はロック・ファンにもしっかりオススメできる名盤となっています。

本作の注目は元FRUMPYのkey奏者で、ソロでもオルガン・ロックの名盤を残したJean-Jacques Kravetzの全面参加。彼による流麗なエレピを中心に、ジャジーなサックスやフルート、グルーヴィーなベースが絡むアンサンブルは「本格ジャズ・ロック」の香りがプンプン。

エレピにシンセにクラビネットにピアノにと二台のキーボードが大活躍する「It’s A (Civilised) World」なんてもう悶絶モノの格好良さ!

「西ドイツ産ファンク/ディスコ・サウンド」という所にB級感を感じる方もいるかもしれませんが、演奏水準は間違いなく一級品です。ただクラシック大国ドイツのお国柄か、シンセやオーケストレーションを取り入れると異様に壮大で格調高くなってしまったり…そんな所も愛すべきジャーマン・ロックの名作です。

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【6月14日~20日の3枚】


タサヴァラン・プレジデンティ/ランバートランド

WIGWAMと並んで北欧フィンランドを代表するバンドによる73年作3rdアルバム。

英国ロック影響下のブルージーかつジャジーなサウンドを提示した前作から一転、ギタリストJukka Tolonenが主導権を握り一気にプログレ度を高めたのが本作です。

ギターとサックスを主体とするエネルギッシュながらも透明度の高いアンサンブルを軸にしつつ、幻想的なフルートやアコースティック・ギター、そして民族音楽からのロマンあふれるフレーズも散りばめられた独自のスタイルを聴かせてくれます。

フィンランドにおいてもっとも早期に「北欧プログレッシヴ・ロック」としてのアイデンティティを確立したと言って良い、北欧シーン屈指の重要作となっています。

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国内盤リリース情報はこちら!



続いては、フレンチ・プログレの潮流にも大きな影響をもたらした、60sフレンチ・サイケ伝説の一枚をピックアップ!

POPERA COSMIC/LES ESCLAVES

ヴァンゲリスと共作したことでも知られる仏作曲家Francois Wertheimer、72年作『永却の光』などでプログレ・ファンにもお馴染みのWilliam Shellerらが手掛けた、69年リリースのフレンチ・カルト・サイケ盤。

呪術的な詠唱、壮大なオーケストレーション、ファズ・ギターにオリエンタルなシタール&タブラーが混沌と入り乱れる、ファンキー&グルーヴィーにして前衛的&アーティスティックな音世界はとにかくぶっ飛んでます。

とはいえ決して聴き辛くはなく、優美な管弦楽器やシアトリカルな男女ヴォーカルを取り入れ、1曲ごとにコロコロと表情を変えるユーモアたっぷりのサウンドはまるでアングラ映画を観ているかのようなワクワク感でいっぱい。

Jean-Michel JarreやのちのGONG、MAGMAに影響を与えたというのも納得の、プログレッシヴな実験的フレンチ・サイケ重要作です!

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ラストは、チェンバー・ロック新鋭の再入荷盤をオススメ!

OLIVE MESS/CHERDAK

02年にデビューしたバルト三国ラトヴィア出身の新鋭チェンバー・ロック・グループによる、08年2ndアルバム。

基本となるのは、シャープな変拍子リズムの中でギターやピアノがアカデミックかつ緊張感溢れるフレーズを応酬させる、ダークかつ鮮烈なチェンバー・ロック。

そんなアヴァンギャルドな硬質さは持ちつつも、同時に叙情性や哀愁を大事にした美しく情緒ある音色をたっぷりと織り交ぜているところもまた素晴らしいんですよね。

プログレではあまり注目されないラトヴィアのグループながら、意外にも芳醇で取っつきやすいチェンバー・ロックを鳴らしていてこれはオススメ!

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【6月7日~6月13日の3枚】

その1.CELESTE/FLASHES FROM THE ARCHIVES OF OBLIVION

メロトロン溢れる76年の名作で知られ、2019年にはまさかの2ndアルバムを発表したイタリアの名グループ。本作は2020年編集の未発表音源を含む20曲収録アーカイヴ音源集。

73年~77年までの音源で構成されており、試聴音源にも上げている1st『Principe Di Un Giorno』収録曲の女性ヴォーカルによる英語バージョンや、73年録音の未発表音源、76/77年のデモ音源などを中心に収録されています。一部音源は2010年の4CDボックスと重複しますが、多くは未発表の発掘音源です。

そんな中でも出色なのが、あのサンレモ音楽祭参加曲として録音された「Guardare In Fondo A Noi」で、穏やかで繊細な作風の彼らのイメージとは一味違うイタリア然としたドラマチックで熱いバラードに仕上がっています。これはまごうことなき名曲ですので、イタリアン・ロック・ファンには是非お聴きいただきたいです。

19年作2ndの日本版ボーナストラックだった「Mare Di Giada」の収録も心憎いサービスです。寄せ集め感の一切ない大変充実した内容のアーカイヴ集となっていてオススメ!

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続いても、イタリアから渾身の一枚が届けられましたのでご紹介☆

その2. UBI MAIOR/BESTIE UOMINI E DEI (DALL’8 MAGGIO / FROM MAY 8TH)

98年にミラノで結成され05年にデビューした彼らの、2020年作4thアルバム。

P.F.M、LE ORME、BANCOなど自国のレジェンド・バンドからの影響と、00sバンドらしいスタイリッシュなサウンドメイクが絶妙に調和した、これでもかとドラマチックな高まりを見せるシンフォニック・ロックを聴かせます。

タイトで重みあるリズム・セクションに、気品あふれるピアノ、ヴィンテージ・テイスト豊かな薫り高きオルガン、一音一音にありったけのエモーションを乗せたギターらが劇的に紡ぐアンサンブル。そこに乗る少しハスキーな声質を多彩に変化させながら歌うシアトリカルなヴォーカルがまた存在感抜群!

まさに演劇を見ているように場面が次々と移り変わりストーリーが描き出されていくようなサウンドです。

まるでLE ORMEのクラシカルで少しダークな質感、BANCOの浪漫と熱情、P.F.Mの詩情豊かさなどをすべて合わせたような、最上級のイタリアン・ロック・サウンドと言いたい一枚となっています!

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ラストは、フランスからの初CD化タイトルでまいりましょう。

その3. MORAVAGINE/MORAVAGINE

フルート/ピッコロ担当、サックス/フルート担当の管楽器奏者2人を擁するギターレス6人編成、フレンチ・ジャズ・ロック・グループによる76年唯一作。

基本となるのは、涼しげな音色でリリカルに舞い上がるフルート、ひたすら愛らしいピッコロ、歌心ある饒舌なプレイが魅力のサックスなど管楽器の活躍をメインとするラテン・フレイヴァーも醸し出すジャズ・ロック。でもそんな陽気な雰囲気の中でも気品ある佇まいを崩さない演奏は、さすがフランスのグループと言えます。

一方でピアノのプレイはある意味とてもフランスらしい感性を持っていて、ミステリアスかつアヴァンギャルドに紡がれるピアノのフレーズに反応して、パーカッションが乱舞し、サックスが熱量いっぱいの即興で合わせる、コンテンポラリーな展開に突入する時のスリルもまた堪りません。

ダイナミックにテンポチェンジする緩急自在なドラミングと芳醇なダブルベースの響きが印象的な、ジャズそのものと言えるリズム隊も聴き物。

今回が初CD化ということで、まさしくフレンチ・ジャズ・ロックの隠れた名作と呼ぶべき逸品です。

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【5月31日~6月6日の3枚】

その1. PAUL GEREMIA/PAUL GEREMIA

68年デビュー、アメリカ東海岸に位置する最小の州ロードアイランド出身のフォーク・ロック/カントリー・ブルースSSWによる71年2ndアルバムが本作。

6弦・12弦ギターの卓越したプレイに加え、ピアノやハーモニカも操るマルチ・プレイヤーぶりを発揮した1枚です。

ワンストロークにしっかり存在感があるアコースティック・ギターの伴奏をバックにして、少しハスキーで郷愁に満ちた歌声で切々と歌うフォーク・ロック曲から、イギリスのTerry Reidを思わせるコクのあるヴォーカルが素晴らしい洒脱なカントリー・ブルース曲まで、幅のある表現力で聴かせるヴォーカルと緻密にして温かみにも溢れたギターがとにかく素晴らしいです。

ドブロと絡む渋いブルースハープ、いかにもカントリー系というちょっとバタバタしてて泥臭いリズム隊もまた良い味わいを出しています。

これは聴けば聴くほど旨味が染み出してくる一枚でしょう。

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続いてもBIG PINKの最新リイシューより、オランダのサイケ・ポップ・グループをチョイス♪

その2. CATS/45 LIVES

67年にデビューしたオランダのサイケ・ポップ/ソフト・ロック・グループが、あのモータウンのサブレーベルRARE EARTHより70年にリリースしたベスト・アルバム!

この1曲目「Marian」から流麗なストリングスに乗ってヴォーカルが伸びやかに歌う名曲で、サイケ・ポップ/ソフト・ロック・ファンなら早くも心を奪われること間違いなし。

煌びやかだけどしつこくない絶妙なアレンジ、素直で愛らしいメロディ、爽やかなコーラスワークなどが心地よく噛み合った、同時期の英米グループと比較しても全く遜色ない完成度のナンバーが並びます。

これはLEFT BANKEファンからZOMBIESファンまでオススメしたい逸品。RARE EARTHが目を付けたのも納得の好バンド!

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ラストは、怖いジャケもインパクト大なイタリアン・ロック作品をピックアップ。

その3. MAGIA NERA/MONTECRISTO

結成は60年代末までさかのぼる、イタリアン・ロック・グループによる20年作。

70年代初頭にニュートロルスのヴィットーリオが主宰したレーベルMAGMAからアルバムをリリース予定だったにもかかわらず結局作品を残さず解散した幻のイタリアン・ロック・バンドで、17年にデビューアルバムを発表した彼らの再始動後の第2目となっています。

「巌窟王」として知られる小説『モンテ・クリスト伯』を題材にした作品で、ギターとオルガンが激しくも哀愁たっぷりに躍動する、劇的かつロマンティックなクラシカル・ハード・ロックは、70年代当時を思わせる熱気をたっぷりはらんでおり魅力的。

邪悪な表情を滲ませるシアトリカルなヴォーカルも濃厚な聴き応えで最高です。

オリジナル・メンバーによる作品ながら、当時から50年が経過したとは思えないほどアグレッシヴでド派手なサウンドが痛快なオススメ作品となっています。

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5月の「今週の3枚」は次ページでお楽しみください☆

2019年12月以前の「今週の3枚」は下記ページにてチェックどうぞ!


スタッフ厳選☆今週の3枚!!【2019年7月~12月アーカイブ】

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