2020年9月28日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
こんにちは、スタッフ佐藤です。
新作を中心に「これは聴いてもらいたい!」と思った激カケレコメンドな作品を毎週3枚取り上げる、「スタッフ厳選☆今週の3枚!」。
2020年1月~9月にご紹介したタイトルはこちらでご覧いただけます。
なお、2019年12月以前の「今週の3枚」は下記ページにてチェックしていただければ幸いです。
【関連記事】
「これは聴いてもらいたい!」というカケレコメンドな作品を毎週3枚ご紹介。2019年7月~12月に取り上げた作品はこちらでチェックどうぞ♪
【9月27日~10月3日の3枚】
FINISTERREのメンバーにして、数々のプロジェクトで並行して活動する現イタリアン・プログレ・シーンきっての鬼才Fabio Zuffanti。
彼が率いる中でも、HOSTSONATENと並び人気が高いグループLA MASCHERA DI CERAによる7年ぶりの6thアルバムがついにリリースされました!
ヘヴィに唸るベースと硬質なドラムがゴリゴリと突き進み、邪悪さが滲むオルガンがスリリングに疾走する嵐のようなヘヴィ・シンフォにオープニングからいきなり圧倒されます。嵐が過ぎ去ると、雄大に沸き上がるシンセとメロトロンをバックにフルートが切なく美旋律を紡ぐ堂々たる王道イタリアン・ロックへと着地。この冒頭3分間でMUSEOやBANCOなど往年の伊プログレ・ファンなら歓喜に震えること必至!
そこから歌い出す雄々しさの中に枯れた味わいを秘めた哀愁のヴォーカルも変わらずの素晴らしさで胸を熱くさせてくれます。
シンセ、メロトロン、オルガンが渾然一体となり荘厳に鳴り響く中を、DERILIUMのMartin Griceによるサックスが舞い上がるパートも感動的です。
これはきっと7年間募らせた期待を大きく上回る完成度のはずですよ。文句なしの傑作!
試聴は下記ページで可能です!
https://lamascheradicera.bandcamp.com/album/s-e-i
続いては、現在乗りに乗っているポーランドの若き奇才による新作をピックアップ!
ポーランドの新鋭バンドWALFADに在籍、2019年にはソロ来日公演を成功させた若き奇才アーティスト、100年前に彼の出身地で起こった「シレジア蜂起」をテーマにした壮大なる三部作の第2弾がリリースされました。
ジャケットやシリアスな題材からは重厚なサウンドを想像しますが、鉄琴の涼やかな音色と清涼感あるギターサウンドで紡ぐ極上のメロディアス・ロックが飛び出してきて、1曲目から早くも心奪われます。
少しハスキーな声で切々と感情を込めて歌うポーランド語ヴォーカルも相変わらず絶品。
そして注目の24分に及ぶラスト・ナンバーでは、マンドリンの哀愁の調べに導かれ慈愛溢れるヴォーカルがエモーショナルに歌う東欧らしい憂いに満ち満ちた前半、ハードエッジなギターを主役にドライヴ感抜群のアンサンブルへ突入する痛快な後半と、見事な構成で一気に聴かせます。
これは傑作と言えた前作に負けず劣らず素晴らしい快作!早くも完結作が楽しみになる出来栄えです。
昨年おこなったWOJCIECHへのインタビューはこちら!
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注目の新世代プログレ・アーティストの魅力に迫る「アーティスト・インタビュー」企画。今回は、来日公演が迫るポーランド・プログレの注目アーティストWojciech Ciuraj氏にお話を伺いました!
アルゼンチンから、70年代南米プログレ・ファンにはたまらない音源が登場しましたのでご紹介☆
アルゼンチンの名グループREDDのギタリストやベーシストが在籍し、70年代に活動しながらも作品を残さなかったグループ。今回が初リリースとなる04年録音作『EN STUDIOS』と、74年と72年のライヴ音源集『EN VIVO』を収録した2020年作。
『EN STUDIOS』は、もう04年録音とは思えないほどに70年代当時そのままのサウンドに驚く逸品。エッジの立ったソリッドなギターを軸にハードに畳みかけるアンサンブルとスペイン語の伸びやかなハイトーンvoのコンビネーションが絶品の1曲目。一転してアコギが淡くたゆたう南米らしいゆったりメロウな音世界にエモーショナルに歌うヴォーカルが映える2曲目。
この落差ある冒頭2曲の流れで南米プログレ・ファンなら即ノックアウト。ESPIRITUの1stや2ndがお好きな方ならきっと直撃のサウンドでしょう。
ALMENDRAにも通じるメロウ・サイケ・テイストが濃厚な70年代のライヴ音源集も一聴の価値ありです。
特に04年作はアルゼンチン・プログレとして素晴らしい出来栄えとなっておりオススメ!
【9月20日~27日の3枚】
イタリアはシチリア島出身の新鋭プログレ・グループによる20年デビュー作。
PINK FLOYDやMARILLION影響下のメロディアスかつメランコリックな作風が特色で、ナイーヴな英詞男性ヴォーカルやエモーショナルなギターを中心としたサウンドは英国バンドかと錯覚するような湿っぽさ。
良い意味で「くぐもった」スモーキーな感触のあるサウンド・メイクも印象的で、ドラマチックに激情を煽るようなパート、デジタル音響をさりげなく配したパートなど現代的な要素も取り入れつつ、それらをヴィンテージな浮遊感で包み込むことによってバランスの取れたアンサンブルを聴かせています。
フロイド・タイプの新鋭で良いものをお探しならこのグループは是非☆
ここからは、今月のBIG PINK新作リイシューよりオススメをご紹介いたしましょう。
アメリカはロサンゼルス出身のファンク・ロック/AORグループが、ジョージ・ハリスン主宰のダーク・ホース・レーベルより発表した75年作2ndアルバム。
英国のポップ・デュオSPLINTER、ジョージの師にして盟友ラヴィ・シャンカールに続く、ダーク・ホースからの第3弾アーティストとなったのが彼らでした。ジョージと共に写った写真も残ってますね。
コシのあるベースプレイが特徴のグルーヴィなリズム隊、キレのいいカッティングで演奏をリードするギター、そして抜けの良いコーラスを伴ったソウルフルなヴォーカル。
西海岸のバンドらしい青空に抜けるような解放感と爽やかさに、ソウル・ミュージック由来のコクがブレンドされたようなサウンドが抜群に心地よい一枚です!
フランスのハード・ロック・バンドによるこちらも注目タイトルですよ~。
1966~77年にかけて活動、フランスで初めて米国のレーベルと契約しヒットを放ったことで知られるハード・ロック・グループの75年最終作。
モロッコ出身のユダヤ人メンバーが多く在籍しており、LED ZEPPELIN等からの影響にエキゾチックなユダヤ音楽要素を織り交ぜたユニークなサウンドが特色です。
時代もあってキャッチーなグラム色も感じられつつ、ツェッペリン直系の力強いリフとエネルギッシュなヴォーカルを基調に、ヴァイオリンによる中東風フレーズなどのエキゾチック・テイストを程よく散りばめたサウンドは非常にバランス良く、ハイレベル。
これはQUEEN好きにもオススメできそうな名作ですね!
【9月13日~19日の3枚】
08年結成のイタリアン・プログレ・バンドによる、19年デビュー作。
IL BALLETTO DI BRONZOやMUSEO ROSENBACHといった往年の伊ヘヴィ・シンフォの空気をそのまま詰め込んだかのような、ヴィンテージ感たっぷりのアンサンブルを全編に渡り展開!
ささくれ立ったようなディストーション・ギターと重厚なオルガンが熱くせめぎ合い、スリリングなリズム隊と共にゴリゴリと畳み掛けるスタイルには、イタリアン・ロック・ファンなら興奮必至です。
ダークで緊張感みなぎる楽曲はもちろん、エモーショナルなヴォーカルが瑞々しいメロディを歌い上げる叙情的な楽曲も絶品。
いかにもな雰囲気を持ったジャケットもたまらない一枚です!
続いては、先日ボーナス・ディスク付きで一挙リイシューされたこのバンド!
後にDEEP PURPLEで活躍するGlenn Hughesの在籍で知られるグループ。70年作の2nd。
1stからメンバーが抜け、トリオ編成に。サイケデリック&プログレッシヴな1stと比べ、ハード&ブルージーなブリティッシュ・ロックを聴かせています。
アーシーでふくよかなドラム、メロディアスかつグルーヴ感いっぱいのベース、そして叙情的なアコギからコシのあるトーンのハード・エッジなエレキまで表情豊かなギター。極めつけは、ソウルフルなGlenn Hughesのヴォーカル。
英国的な陰影とアメリカン・ロック的な土臭さやヌケの良さが絶妙にブレンドしたスケールの大きなサウンドはかなり完成度高いです。それにしても圧巻のグルーヴ!これを聴いて体が揺れないロック・ファンは居ないでしょう!
最後は、英国ロックファンも要チェックの北欧プログレの逸品をご紹介♪
68年に結成されたデンマークのプログレ・グループ、70年1st『WIDE OPEN N-WAY』&72年2nd『NEIGHBOUR’S SON』のスタジオ盤2作に加え、ボーナス・トラックとして69年と71年に発表されたシングル曲を収録したコンプリート盤。
英国ロックからの影響を感じさせる湿っぽく哀愁に満ちたサウンドが特色で、靄がかったような浮遊感に包まれた音像はどこかサイケデリックな香りも。
フォークやジャズのエッセンスも織り交ぜつつ各楽器が緻密に絡み合うアンサンブルは間違いなくハイレベルなのですが、あまりにも粛々としているせいかちょっぴり「煮え切らなさ」も感じてしまう、けれどもそこが魅力でもある70年代北欧ロックの名盤です。
【9月6日~12日の3枚】
GENESISライクな作風で知られるアメリカの新鋭シンフォ・バンドMETAPHORのメンバーが、数々のプロジェクトで活躍する元ANGLAGARD・現WHITE WILLOWの才人ドラマーMattias Olssonと共に結成した新鋭プログレ・グループの20年作1st。
ソリッドでキレのあるギターワーク、幻想的なシンセや歪んだオルガン、メロトロン風キーボード等を操る鍵盤、サックスやトランペットなどの管楽器隊らが交錯するテクニカルで変拍子満載のスタイルですが、全体には暖かくマイルドな質感のアンサンブルに仕上がっているのが印象的。
まるでクリムゾンのスリルと緊張感、ジェントル・ジャイアントの緻密さやトリッキーさ、キャラヴァンらカンタベリー勢を思わせるユーモラスさが絶妙にバランスしたような、センスみなぎるテクニカル・インスト・プログレは驚くべき完成度です。
さすがMattias Olsson参加だけあって、これは抜群にハイクオリティな一枚!おすすめです♪
続いては、続々と新人が登場するポーランドより、特にイチオシのこの作品をチョイス☆
ギタリストRoman Odojが率いる、ポーランドの新鋭バンドによる2020年デビュー作。
00年代以降のMARILLIONを強く感じさせる、エレクトロニクスも交えたダークな哀愁が包み込むメロディアス・ロックを基本とします。
ビシビシとタイトに叩くドラム、縦横無尽な音運びがカッコいいベース、疾走感あるシンセとジャジーに刻むエレピが特徴のキーボード、そして演奏をリードするテクニカルで音数多いギターらによる息の合った緻密かつスタイリッシュアンサンブルが印象的。
特に主役のRoman Odojによるギターは、ホールズワースをリスペクトした超絶ソロからS.ロザリーばりのエモーショナルな泣きまでを自在に弾きこなす圧巻のプレイで全編を駆け抜けます。
エレクトロな音作りから浮かび上がる70年代風の哀愁を秘めたメロディだし、デビュー作ながら、すべてのピースがカッチリと嵌っているかのように完成されたメロディアス・ロック快作です!
最後は北欧の名バンドによるリイシューをご紹介いたしましょう。
70年代ノルウェーを代表するプログレ・グループによる、78年作の5th。昨年より1stから順番にリマスター盤がリリースされてきましたが、とりわけ入手困難だったこの5thアルバムもついにリイシューされました。
イエス系統のシンフォニック・ロックだった初期から3rdではフュージョン/ジャズ・ロック・スタイルへと路線を変え、前作ではそこにファンク色も加えるなど変遷を重ねてきた彼らですが、本作も前作路線を踏襲したファンキーなテクニカル・ジャズ・ロックを披露。
フュージョン・タッチの軽快なグルーヴ、そして時にファンキーに粘っこく、時に流れるように絡むギター&キーボード。ファンク・テイストの中にも北欧らしいシャープかつ柔らかなタッチが生きていて素晴らしいです。ハスキーなシャウト・スタイルで飛ばす女性ヴォーカルも特筆もの。
アメリカ憧憬のファンキーさに北欧バンドとしてのアイデンティティを自然に織り込んだ、相変わらずのセンス溢れるサウンドに痺れる逸品です!
8月の「今週の3枚」は次ページでお楽しみください☆
2019年12月以前の「今週の3枚」は下記ページにてチェックどうぞ!
【関連記事】
「これは聴いてもらいたい!」というカケレコメンドな作品を毎週3枚ご紹介。2019年7月~12月に取り上げた作品はこちらでチェックどうぞ♪
ポーランドの新鋭プログレ・バンドWALFADの中心メンバーにして、2019年にはソロ来日公演も果たしたギタリスト/ヴォーカリストによる20年作。第一次大戦後に彼の出身地シレジア地方で起きた「シレジア蜂起」を題材にした三部作の第2弾となります。シリアスな題材からは重厚なサウンドを想像しますが、鉄琴の涼やかな音色と清涼感あるギターサウンドで紡ぐ極上のメロディアス・ロックが飛び出してきて、1曲目から早くも心奪われます。少しハスキーな声で切々と感情を込めて歌うポーランド語ヴォーカルも絶品です。そして24分に及ぶラスト・ナンバーも注目の一曲。マンドリンの哀愁の調べに導かれ慈愛溢れるヴォーカルがエモーショナルに歌う東欧らしい憂いに満ち満ちた前半、ハードエッジなギターを主役にドライヴ感抜群のアンサンブルへ突入する痛快な後半と、見事な構成で一気に聴かせます。随所で高らかに鳴らされるトランペットも効果的です。これは傑作と言えた前作に負けず劣らず素晴らしい快作!
【カケレコ国内盤(直輸入盤 / 帯・解説付仕様)】デジパック仕様、定価2990+税
レーベル管理上、デジパックにスレや若干圧痕・角潰れがございます。予めご了承ください。
【カケレコ国内盤(直輸入盤 / 帯・解説付仕様)】デジパック仕様、定価2990+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
軽微な圧痕あり
後にDEEP PURPLEで活躍するGlenn Hughesの在籍で知られるグループ。70年作の2nd。1stからメンバーが抜け、トリオ編成に。サイケデリック&プログレッシヴな1stと比べ、ハード&ブルージーなブリティッシュ・ロックを聴かせています。アーシーでふくよかなドラム、メロディアスかつグルーヴ感いっぱいのベース、そして叙情的なアコギからコシのあるトーンのハード・エッジなエレキまで表情豊かなギター。極めつけは、ソウルフルなGlenn Hughesのヴォーカル!英国的な陰影とアメリカン・ロック的な土臭さやヌケの良さが絶妙にブレンドしたスケールの大きなサウンドはかなり完成度高いです。それにしても圧巻のグルーヴ!これを聴いて体が揺れないロック・ファンは居ないでしょう。
デジパック仕様、ボーナス・トラック2曲+70年ラジオセッション音源+71年ライヴ音源を収録した3枚組エディション
70年代ノルウェーを代表するプログレ・グループによる、78年作の5th。前年リリースの『INNER VOICE』を踏襲するファンキーなジャズ・ロックを推し進めた一枚。フュージョン・タッチの軽快なグルーヴ、そして時に粘っこく、時に流れるように絡むギター&キーボード。ファンク・テイストの中にも北欧らしいシャープかつ柔らかなタッチが生きていて素晴らしいです。ハスキーなシャウト・スタイルで飛ばす女性ヴォーカルも特筆もの!相変わらずのセンス溢れるサウンドに痺れる逸品!
GENESISライクな作風で知られる米新鋭シンフォ・バンドMETAPHORのメンバー3名が、元ANGLAGARD・現WHITE WILLOWのドラマーMattias Olssonを迎えて結成したインスト・プログレ・グループの20年作1st。ソリッドなギターによるキレのある変拍子、複雑に入り組んだ曲構成。クリムゾンやGENTLE GIANTばりに技巧的でスリリングな部分もありつつ、幻想的なシンセや歪んだオルガン、メロトロン風キーボード等の音色が交わることによって、全体的に暖かくマイルドな質感のアンサンブルに仕上がっているのが印象的。一部の楽曲ではサックスやトランペットなどの管楽器隊も登場し、CARAVANあたりのカンタベリー・ロックを思わせる牧歌的&ユーモラスなジャズ・ロックを展開しています。KING CRIMSON〜GENTLE GIANT〜CARAVANの間を揺れ動く、ありそうでなかった「ヴィンテージ×テクニカル」なサウンドを提示する好盤です![※ベル・アンティーク国内盤10/25入荷予定]
08年結成のイタリアン・プログレ新鋭、19年デビュー作。ささくれ立ったようなディストーション・ギターと重厚なオルガンが熱くせめぎ合い、スリリングなリズム隊と共にゴリゴリと畳み掛ける。IL BALLETTO DI BRONZOやMUSEO ROSENBACHといった往年の伊ヘヴィ・シンフォの空気をそのまま詰め込んだかのような、ヴィンテージ感たっぷりのアンサンブルを全編に渡り展開していて感動!ダークで緊張感みなぎる楽曲はもちろん、エモーショナルなヴォーカルが瑞々しいメロディを歌い上げる叙情的な楽曲も絶品。70年代イタリアン・ヘヴィ・シンフォのファンは要チェックの好盤です!
アルゼンチンの名グループREDDのギタリストやベーシストが参加、70年代に活動しながらも作品を残さなかったグループ。初リリースとなる04年録音作『EN STUDIOS』と、74年と72年のライヴ音源集『EN VIVO』を収録した2020年作。『EN STUDIOS』は、04年録音とは思えないほどに70年代当時そのままのサウンドに驚く逸品。エッジの立ったソリッドなギターを軸にハードに畳みかけるアンサンブルとスペイン語の伸びやかなハイトーンvoのコンビネーションが絶品の1曲目。一転してアコギが淡くたゆたう南米らしいゆったりメロウな音世界にエモーショナルに歌うヴォーカルが映える2曲目。この落差ある冒頭2曲の流れで南米プログレ・ファンなら即ノックアウト。ESPIRITUの1stや2ndがお好きな方ならきっと直撃のサウンドでしょう。一方72/74年のライヴ音源はよりメロウで幻想的なサウンドが特徴。エフェクターを強めにかけたギターも相まってプログレというよりはメロウ・サイケ的な心地よさがあり、こちらはALMENDRAに通じるものがあります。特に04年作はアルゼンチン・プログレとして素晴らしい出来栄えとなっておりオススメです!
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