2019年5月7日 | カテゴリー:世界のロック探求ナビ
こんにちは。スタッフ増田です。
過去最大級のGWが終わってしまいましたねー。とはいえカケレコは中3日は営業していたのですが、やっぱり連休明けとなるといつもの調子が掴めなくなったりしますよね。長い休み明けと言う事で、五月病も心配だったリ・・・。
そこで今日は、そんな連休明けでやる気の出ない気分に「しっかりしなさい!」と喝を入れてくれるような、パワフルな姉御ヴォーカル作品を集めてみました。
まずはこちらの1969年作。ジャニス・ジョップリンを思わせるソウルフルな女性ヴォーカルに切れ味たっぷりのブラスが炸裂し、ジミ・ヘン影響下のファズ・ギターがソロを弾き倒す!この米ブラス・ロック、はちゃめちゃに格好いいです。
元祖もご紹介しておきましょう。71年に発表された彼女の最後のスタジオ録音。聴く者の魂を震わせる圧倒的な絶唱・・・。本当に唯一無二のシンガーですね。
姉御ヴォーカルの記事では必ずと言っていい程ご紹介しておりますが、もちろんこちらでもご紹介!モデルとしても活躍した美人シンガーLynn Careyのエキセントリックなシャウトはとにかく強烈。腹にガツンと来る存在感です!
抜群の歌唱力を誇る女性シンガーAnnisetteを擁するデンマークのロック・グループ。92年作ってことで、もう落ち着いたサウンドを聴かせているのかなあ・・・と思いきや、滅茶苦茶ロック&パワフルでびっくり!これは活力を貰えます!
「英国のジャニス・ジョップリン」の異名を取る女性シンガーCarol Grimesによる英スワンプ逸品で、アベレージ・ホワイト・バンドのホーン・セクションやポール・コゾフもゲスト参加。David Skinnerとのツイン・ヴォーカルが光るこちらの一曲をどうぞ☆
もういっちょ、今度は米国東海岸のスワンプを。ジャニスばりのシャウト響かせるヴォーカルに、土臭さと爽やかなカントリー・フレイヴァーが混ざり合った絶妙なアンサンブル。スワンプ・ロックの隠れた名作!
いかがでしたか?こちらの記事もどうぞ!
【関連記事】
ブルース・ロックやハード・ロックは男性ヴォーカリストのイメージも強いですが…。男顔負けのソウルフル&エモーショナルな歌声を聴かせてくれる女性ヴォーカリストたちをピックアップ!
「イギリスのジャニス・ジョップリン」との異名を持つ女性シンガー、キャロル・グライムズを中心とする正統派ブリッティッシュ・ロック・グループ。72年の唯一作。アベレージ・ホワイト・バンドのホーン・セクションや元フリーのポール・ゴゾフ、ザ・フーとの共演で有名なラビット他をゲストに迎えたUKスワンプ・ロックの傑作。
VSCD6077(BIGPINK766)(BIG PINK)
紙ジャケット仕様、英文ライナー付仕様、定価2700+税
盤質:無傷/小傷
状態:良好
帯有
VSCD6077(BIGPINK766)(BIG PINK)
紙ジャケット仕様、英文ライナー付仕様、定価2700+税
盤質:傷あり
状態:良好
帯有
71年に発表されたJANISの遺作となるスタジオ・レコーディング。彼女の理想のプロデューサー、Paul Rothchildとのセッション通じて本当に自分の追求する音をみつけ、彼女の可能性は無限に広がっていきそうに見えた矢先、未完のままドラッグの過剰摂取により27才で亡くなりました…。『PEARL』はJANISが好んだニックネーム、人からこう呼ばれることを嬉しがったと言います。全米No.1アルバム。全米No.1シングル「Me and Bobby McGee」収録。新たなバック・バンドであるFull Tilt Boogie Bandを従えて制作されたが、本作が完成する前の1970年にジャニスは亡くなり、1971に遺作として発表された。ジャニスはこのアルバムの完成を待たずに死んでしまったわけですが、間違いなくロックの歴史に残る一枚。ジャニスの死によって、「生きながらブルースに葬られ」は、 歌なしのまま収録されました。全米9週連続1位。
プロデューサーや作曲家としても名作を残した名ミュージシャン、THOMAS JEFFERSON KAYEのバンド、72年唯一作。まず耳につくのは紅一点JOANNE VENTのジャニスばりのソウルフルなボーカル。こぶしの効いた泥臭いボーカルに、つい前のめりになってしまいます!ぶっといスライド・ギターが宙にうねり、どっしりとしたリズム隊はリスナーの腰を揺らしていきます。スティール・ギター、フィドル、バンジョーなどの郷愁を誘うカントリー・フレイヴァーも多めにまぶされており、土臭さと絶妙なバランスでマッチしています!東海岸スワンプ・ロックの隠れた名作!
コメントをシェアしよう!
カケレコのWebマガジン
60/70年代ロックのニュース/探求情報発信中!